おはようございます。水野です。
来る12月2日3日に、Six Stars Consulting 株式会社様主催で
セミナーを行います。
* 社内研修講師を育成される立場の方
* 研修運営力を高めたい方
* 経営者及びリーダーなど 社員を育成される立場の方
上記の方たちに向けて、、参加者に行動変容を起こさせ
成果を生み出す研修を行うための実践的プログラム運営手法に
ついてお伝えします。
定員は10名。少人数で2日間、じっくりと密度濃く、
やっていきたいと思っています。
詳しい内容につきましては、こちらをご覧下さい。
http://www.six-stars.jp/seminar/skillup.html
さて今日は、テレビを見ていて思ったことについて、
お話をしたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 全財産を鉄板馬券につぎ込む人々
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例えば、あなたがもっとも信頼する筋から、
「今度の有馬記念で、確実に来る馬を教えてあげるよ」
と言われたとしましょう。
調教師のコメントも
「このメンバーでうちの馬が一着にこないはずがない」
と太鼓判を押しています。
それほどの鉄板馬券でありながら、オッズもそれほど悪くない。
かなりの見返りが期待出来そうです。
さて、もしあなただったら、この馬券に、全財産を
つぎ込むでしょうか?
多分、つぎ込む人などいませんよね。
ところが、世の中には、全財産どころか、将来稼ぐであろう
自分の給料もすべて、この鉄板馬券につぎ込む人がいるんです。
いったいどんな人たちなのでしょうか?
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● 本当の鉄板馬券は、会社にはない
─────
昨日の朝、テレビを見ていたら、業績不振のJALが
企業年金給付額を減額する、というニュースをやっていました。
OBは3割、現役職員たちは5割減となるそうです。
その通知を受けたOBや現役職員たちの多くは、怒り心頭
といった状態でした。
確かに、その怒りは分からないでもありません。
しかしながら、そうやって生活が出来なくなってしまうと
怒ったり呆然としている人たちと、鉄板馬券に将来の
財産すべてをぶち込んで、その馬券を外してしまった
人たちとは、私の目から見ると、同じに見えるんですよね。
競馬だって、いくら鉄板だといっても、騎手が落馬する
事だってあるし、馬が転んでしまうことだってある。
事実、そういった状況は何度も見たことがあるわけですし、
それくらいのリスクは皆さん想像出来ると思うんですよね。
それと同じように、会社の財政状態が悪化して、自分たちに
支払っているお金が支払われなくなる可能性くらい、普通なら
想像できるはずなんです。
今まで、絶対につぶれないと言われている企業が、何社も
倒産しているところをみたことがあるわけですし、リストラ
されて路頭に迷った、という人の話だって、過去何十年と
渡って、ニュースなどで知らされ続けてきたのですから。
しかし、競馬だったら、それくらいのリスクの想像が出来る
人たちでも、会社のこととなると、
「まあ、あれは自分とは関係ないし」
と、思ってしまうんですよね。
もう、そんな人、企業研修なんかで山ほど見ます。
まあ、鉄板馬券に全人生を突っ込むというのも、
その人なりの生き方だと思いますから、否定はしません。
否定はしませんが、どうか、自分が今、鉄板馬券に
全人生を突っ込んでいる、と言う自覚だけは、持っていて
欲しいと思います。
そして、もし、倒産やリストラという憂き目にあっても、
落馬したんだ、転倒したんだと思って、あきらめて下さい。
あきらめて路頭に迷って下さい。
もしそれが嫌なら、まだ払い戻し可能になっている、
★ 今日以降の時間という財産を自分に賭ける
ことが出来たら、万一今の馬券を取りそびれても、
路頭に迷わなくはなるでしょう。
どちらを選ぶかはその人次第ですが、そのためにも、
まずは自分が鉄板馬券を買って安心している、と自覚
することが必要です。
倒産の心配がない企業に入ったと安心している
来月も給料が貰えることを、みじんも疑っていない
ボーナス併用ローンなどを平気で組める
今の会社から支給される給与だけで、数十年の
人生設計をし、それがうまく行くと思っている
これらに該当する人は、鉄板馬券を買って安心して
いる人たちだと、私は思います。
お気をつけあれ。
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今日のトーク術・まとめ
あなたは鉄板馬券を買って未来永劫安泰と思い込んでいないだろうか
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こう書いてしまうと、あたかもサラリーマンなどやめて独立せよ、
副業せよ、と言っているように思われるかもしれません。
でも、私はそんなことを言っているわけではありません。
サラリーマンでも、おそらくこの人は将来安泰だろうと思える人は
たくさんいます。
そういう人は、鉄板馬券を買って安心などしていません。
彼らは、常に
★ 社会に価値を提供できる創造力を身に付ける努力
をしています。
そんな彼らは、働いていれば、黙ってでも給料が貰える、なんて
甘ったれたことは考えていません。
社会に受け入れられる価値を創造し、その価値を社会に示し、
そして受け入れられるような創意工夫を、常にし続けています。
そういう人は、たとえ自分が所属している会社が倒産したと
しても、引く手あまたですから、仕事に困ることはありません。
高齢者になるほど就職はむずかしい、なんて話がありますが、
価値ある人物として社会から評価を受けている人間は、
いくつになっても、いろいろなところから求められ、
仕事にあぶれることなどないのです。
就職が難しい人というのは、厳しい言い方をすれば、
求められる価値を持ち合わせていない、というだけの
話なんです。
再就職は難しいから自分で事業を始めよう、と思っても、
社会に価値を提供できる創造力がないと、今の時代は
とてもじゃないが、生き残っていくことなど出来ません。
だから、どうか独立しろとか、副業を始めろ、ということを
私が言っていると勘違いしないで下さい。
私は、
★ あなたの人生は、あなた以外の人は誰も保証してくれない
ということを言いたいのです。
だから、今からでも、社会に価値を提供できる創造力を
身に付けるための行動を起こして欲しいのです。
例えば、今やっている仕事を漫然とこなしていただけ
だったとしたら、
「この仕事が、より価値あるものとなるめには、
自分はどんなことに取り組めばいいのか?」
といったことを、常に考えながら、仕事に取り組む、
ということだっていいんです。
そうやって、価値を創造し、提供する能力を身に付けることが
出来たら、その人生こそ、未来永劫安泰なものとなることでしょう。
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● 編集後記
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昨日は、午後から12月より始めるワークショップセミナーの
受講者たちと事前インタビュー。
普段とは違う頭の使い方をして、結構大変そうでしたが、
自分のビジネスを考えるということは、そういうことなんだと
感じてくれたら嬉しいなと思います。
みんな頑張れ!!
さて、昨日の我が家のネコブログ。
うちのかみさんのコメントには、時々エロ中年親父みたいなのがある
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20091124.html
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