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父が逝き際に見せたもの

おはようございます。水野です。
さて今日は、人生の最後について考えてみたいと
思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 2009年12月18日20時55分、父逝去
─────
父が先日亡くなりました。享年72歳でした。
11月までは、まったく元気でいたのですが、その月の
下旬当たりから、食欲が無くなり、疲れ気味だと言って
家で寝込んでしまったそうです。
今年の初めに人間ドックにも入っていましたし、
健康にも気を遣う人間でしたので、きっと一時的な
ことだろうと、父もあまり気にせずに休んでいたそうです。
しかし、衰弱の仕方があまりに急すぎであり、母が
これはあまりにもおかしいという事で、12月8日に
病院に連れて行きました。
CT、胃カメラ、血液検査をしたところ、胃に大量の腫瘍が
発見され、病名が悪性リンパ腫との診断を受けました。
進行速度は中期のものではあったものの、CTスキャンの
結果では、胃や腸に大きな腫瘍を作り、さらには体全体に
広がってしまっているとのこと。
この状態では、手術しても腫瘍を除去できないので、
化学療法で治療するしかない。
しかし、胃と腸の腫瘍が大きいため、もし胃壁を越えて
細胞が広がっていた場合、薬が効いてがん細胞が
死んだ時に、そこに穴が開くとひとたまりもない。
しかし、このままにしておいても、年内は持たない
状態である。
12月14日に、このような説明を受け、座して死を待つより、
万に一つの可能性に賭けようという事となりました。
翌日より、薬の投与が始まりましたが、18日未明、
様態が急変。
連絡を受けた私も、午後の仕事をキャンセルし、
病院に駆けつけました。
病院では、酸素マスクを付けた父が、速い呼吸を
しながら寝込んでいました。
私が声を掛けると、かすかに微笑みます。
少しは意識があるようでした。
しかし、血圧が70を切っており、心拍数が150を
越えている状態。
医師の話では、血圧が急激に下がり、血圧上昇の
薬を投与しているものの、上がってこないとのこと。
化学療法の薬が効いたため、がん細胞が消滅した際、
胃壁に穴が開いたかも知れない。
しかし、下手に開腹しても体力低下が激しく、
死期を早めるだけなので、まずは血圧を戻し、
体力の回復に努めるしかない。
しかし、もはや今夜まで持たないだろう。
医師から説明を受け、茨城に住む妹夫婦に
病院に来るようにと連絡をしました。
夜8時半近くに、妹が子供達3人を連れて、ようやく到着。
その時は、150あった心拍数は50程度に落ち、
血圧も、40大まで下がっていました。
みんなで、父の周りを囲み、手を握ってあげました。
8時50分を過ぎたその時。
一瞬、父の体が、ぶるっと震え、心拍数が110まで
上がったと思った、次の瞬間。
心拍数がゼロになり、父の呼吸が止まりました。
父を苦しめたくないとのことで、無意味な延命措置は
行わないという約束をしておりましたので、心臓マッサージ
も行いませんでした。
医師からの臨終宣告を受け、私たち、家族全員で、
父の安らかな顔を見ながら、静かに、静かに、
旅立ちを見送りました。
 
 


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  ● 父が逝き際に見せたもの
─────
父は結構クセのあるタイプの人間でした。
非常にエエ格好しいで、うわべの格好良さにばかり、
こだわる人でありました。
私は、父に感謝をしていましたし、愛情も感じていましたが、
そういうところは、あまり好きになれませんでした。
母や妹も、同じような気持ちを持っていたようで、
父がそんなそぶりを見せると、総スカンの反応を
見せていました。
しかし、そんなエエ格好しいの父が、今回逝き際で
見せたものは、非常に立派なものでした。
私は、自分自身が商品なので、家族が亡くなるからと
いって、仕事を休むわけにはいきません。
だから、私は家族の死に目には会えないという事を
覚悟していました。
しかし、父は、私を死に目に立ち会わせてくれました。
また、危篤状態に陥り、いつ亡くなってもおかしくない
状態であったにもかかわらず、妹が駆けつけるまで、
しっかり生きて待っていました。
そして、家族や孫が全員揃ったところで、皆に自らの
死に際を、きっちり見せきって旅立っていったのです。
実は、母も私も妹も、もちろん孫達も、今まで人の死に
際に立ち会ったことがありませんでした。
そんな私たちに、自らをもって、人間の逝き際を
きっちり見せて、旅だった父。
その姿は、エエ格好しいの父の中でも、最高級の
格好よさであり、今まで好きではなかった父の
エエ格好しいの全てが、最後まで格好よく逝ったことで、
尊敬に変わったのでありました。
まさに、自分の生き方を、最後まで貫き、旅だった父。
私自身も、この父の逝き際を見習って、人生の最後に、
今までの自分の考えを最後まで貫きながら旅立っていこうと、
心から想いながら、父に手を合わせたのでありました。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
       あなたの死に際は、どうありたいですか?
  
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
18日の夜、父を実家に連れ帰り、母と妹と3人で、朝まで酒を
酌み交わしながら、語り続けました。
不思議と、悲しみはなく、今もそばに父がいるような気がして、
家族4人で騒いでいるような感覚でした。
19日、父に棺に納め、みんなで代わる代わる線香を上げながら
般若心経を唱えていました。
20日、父の生前の意思でもあり、また私たちも、父をゆっくり
見送りたいという事で、お坊さんも呼ばず、母と、私たち夫婦と、
妹の家族だけで通夜も葬式も済ませました。
骨になった父が、骨壺に収められていくのを、家族で見守ったあと、
うかい鳥山で、食事をしました。
父に供えた陰膳も、孫達が美味しく食べ、みんなでひとしきり
盛り上がった後、家へと帰りました。
そこまでしても、今もまだ、父が亡くなった実感がありません。
千の風になって、私たちの周りを漂っているように思います。
今までよりも、そこはかとなく、父が身近にいるような気がする。
そんな感じなんですよね。
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  ● 編集後記
─────
という事で、先週、先々週と、たくさんのことがありましたが、
生前から父より、
「自分に何かあっても、なるべく普段の生活を維持するように」
という事でしたので、危篤状態と葬式のときを除いて、
仕事も休まず、忘年会も参加させて頂きました。
人によっては、不謹慎と思われるかも知れませんが、
何より、故人の遺志を尊重するのが一番の供養だと思い、
言いつけ通りに行動しました。
また、私が人と会うことで、周りの人を楽しませたり
役に立ったりする姿を見せることは、父も嬉しく感じて
いることでしょう。
父が入院してから昨日まで、精一杯頑張って、周りの人たちを
楽しませ、喜ばせることに勤めましたので、きっと父も喜んで
くれていることでしょう。
なお、もしこれをお読み頂いた方の中で、香典・供物を
お考えの方は、こちらもまた故人の強い遺志で、そういった
たぐいのものは、遠慮したいとのことでしたので、一切の
お気遣いの無いよう、よろしくお願いいたします。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
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