おはようございます。水野です。
さて今日は、読者から頂いた質問に対して、自分の経験を
お話ししてみたいと思います。
では、早速参りましょう！
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● 塾運営者の方からの質問
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１月７日のメルマガで、「なぜ無理強いしても人は変わらないか」
というタイトルでお話をしました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1056465.html
そのメルマガを読んでくださったＴさんから、こんなメッセージと
質問を頂きました。ちょっとご紹介しましょう。
大変考えさせられる内容でした。
私は早く成果を出す(成績向上）塾を運営しています。
早く成果を出すのは自主的に勉強を始める習慣を
作らせることだという考えです。
しかし、まだ試行錯誤しております。
なにか良いアドバイスがありましたら何らかの形で
教えていただければ有難いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
Ｔさん、ありがとうございました。
確かに、自主的、自発的に人に行動を起こさせる習慣を
身に付けさせるって、大変ですよね。
これについては、悪習慣から脱出し、新しい習慣を
定着させる方法を書いた私の本が、参考になるかも
知れません。
【「やめたいのにヤメられない!」がスパッとやめられる10秒日記 】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4804716521/mizuno0e-22
今はもう絶版となっておりますが、aqmazonのマーケットプレイスでは、
非常にお手頃な価格で手に入れられるようです。
また、最近読んだ本では、生産的な行動を定着させる方法として、
非常に秀逸だと感銘した、こちらも参考になるでしょう。
【手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術】
タイトルがちょっと煽り系のように感じる人もいるかも知れませんが、
中身はかなりしっかりしていますので、お勧めですよ。
ということで、具体的な方法論はこちらの本に譲るとして、
今回は、成果を早く出させたい指導者の人に向けて、
早く結果を出させるための心構えについて考えてみましょう。
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● 短期間で人を育てる方法
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私自身、元々は悪習慣改善をテーマにしたセミナーを
やっていましたので、早く結果を出すことは、大きな
命題でありました。
結果的には、それなりに良い結果が出てはいたのですが、
しかしこれは、参加者自身が身銭を切ってまで
自分を変えたいという気持ちで参加してきたからこそ
出て来た成果であります。
しかしながら、やはり、結果を出せない人が一部いることは
事実でありました。
さらにその後、企業研修を始めたのですが、こちらについては
元々受講する気のない人たちを相手にしていたため、さらに
具体的な成果に結びつかない人が生まれてきたんですよね。
私は、そのとき、躍起になって
■ 早急に結果を出す努力
をしたのですが、正直言って、あまり効果はありませんでした。
むしろ、焦りばかりが生まれてしまい、気がつくと、
受講生に対して押しつけがましい指導をしてしまったことも
あったんですよね。
でも、そんなときに、メンターの一人でもある、福島先生の
セミナーを受講する機会があり、その第１回目の講義の冒頭で
「さあ、これで私と皆さんは一生のおつきあいとなりますからね」
という挨拶をされたときに、衝撃を受けたのです。
その言葉の深い意味は分かりませんでした。
でも、少なくとも私は、セミナーや研修でお会いした
受講生とは、その場限りのおつきあいとしか認識して
いませんでした。
だから、「一生のおつきあい」というフレーズが
強烈なインパクトを持って襲ってきて、この考え方を
取り入れなければいけない、と思ったんですよね。
で、すぐにこの「一生のおつきあい」の思想を取り入れて
セミナーや研修に取り組み始めたところ、不用意なことに
今まで以上に成果が出てくるようになったんです。
そうしたところ、不用意な焦りが無くなり、落ち着いて
指導できるようになったんです。
で、結果的には、受講者たちが成果を出してくれる比率が
以前よりもずっと高まってきたんですよね。
私思うに、講師が焦りを持って教えていると、受講者は
不安に思い、自己の成長に集中できないんじゃないかと思います。
だからこそ、講師の方から「一生関わり続けていこう」という
意識を持って、受講生に接していき、彼らが
★ 大船に乗っている気持ち
にさせてあげて、安心して自分の成長に取り組めるように
することって、かなり大切なことのような気がするんですよね。
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今日のトーク術・まとめ
早く結果を出したいなら、一生おつきあいするつもりで接しよう！
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しかし、なぜ「一生のおつきあい」と言う気持ちを持っただけで
結果が変わったのか。
やってみて初めて分かったんですが、一生のおつきあいって
けっこう勇気と覚悟がいるんですよ。
私が初めてこのことを受講者に宣言したのは、２００７年
７月１９日の研修のときでした。
このときの緊張は、未だに忘れません。
でも、実際に宣言をしてみてたところ、言ってしまったという
不安な気持ちは芽生えず、むしろ、どっかりと腹が据わったような
気持ちになれたんですよね。
そして、受講者とも、真正面から向き合う気持ちも、
今まで以上に生まれてきたのでした。
もちろん、今までだって、受講者と、真剣に、真正面から
向かい合おうとはしていました。しているつもりでした。
しかし、大元の部分である気持ち、ちょっと大げさに言うなら、
★ 受講者に対しての一生の人生を背負う覚悟
が無いままに向かい合っていたように思うんですよね。
それが、「一生のおつきあい」という事を胸に置き、
受講生にその旨を伝えたことで、そういった覚悟が
生まれ、結果的に今までとは比べものにならないくらい、
腹の据わった指導が出来るようになったわけです。
それだけの覚悟で指導できたら、受講生にも言い影響を
与えることが出来、結果として早い成果を出すことも
可能になるのは、むしろ当たり前なのでしょうね。
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● 編集後記
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今日、用事があって税務署に電話したんですが、
ちょっと入り組んだ質問をしたら、少々お待ち下さいと
保留にされました。
その時に流れていた保留メロディが、もうメチャクチャ
イライラするものでした。
と言うのも、曲はラベルのボレロなんですが、音程が
狂ってるんですよ。
昔合唱部で指揮していたから、普通の人よりは音感は
ありますんで、こういった音程がずれた曲をずーっと
聞いているのは、もう拷問であります。
そんな曲を5分近く聴かされた私は、かなり苛立ちが
マックスになり、質問の語調もちょっときつくなって
しまいそうになりました。
皆さんの会社の保留音は、大丈夫ですか？
一度チェックすると良いかもしれませんよ。
予想外のところで、顧客のつながりが壊れているかも
知れませんからね。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
最近の啓介は、ホント一人遊びのテンションが高いんですよね。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20100224.html
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