仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 299 view

自己責任は自分を責めることではない

おはようございます。
水野です。
さて今日は、自己責任というものについて、
考えて見たいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 自分は悪くないと思う人、自分が悪いんだと思う人
─────
最近ネットで見かけたニュース記事の中で、
「最近の若者は自己愛が高く他責をしがちだ」
という話を見かけました。
出典がどこか忘れてしまったので、原典をお知らせ
することが出来ないのですが、論旨としては、
最近の若者、特に恵まれた環境に育った人ほど、
自己責任の意識が薄く、自己愛が強い。
だから、社会に出て、思い通りに行かない現実に
ぶつかると、その事実を受け入れることが出来ず、
他人や環境のせいにしてしまう。
と、こんな感じだったでしょうか。
まあ、かなりうろ覚えで乱暴な要約ですので、
この記事の是非について論じるつもりはありません。
それに、この「自己愛が強く、すぐに他責をする」と
言うのは、若者の専売特許などではなく、歳を取った
大人だって、こういう人は結構いますからね。
だから、「最近の若者は」と言った話をするつもりも
ありません。
若者だろうと、年配の方だろうと、自己愛とまでは
行かないものの、問題が起きたとき、他人や環境の
せいにしてしまう人はたくさんいます。
そういう人に対しては、自己責任の意識を持って
問題に取り組んでいった方が良いと思います。
しかし、逆に自己責任の意識が強いせいで、逆に
自分を責めすぎてしまい、心が痛んでいる人も
結構いらっしゃるようなんですよね。
面白いことに、こういう人ほど、実際に、理不尽で
ひどい対応を受けている傾向があると、上記の
記事で書かれていました。
本来、自己責任という意識を持って欲しい人ほど
それを持たず、逆に、そんなに自分のせいにしなくても、
という人ほど、自分を責めてしまう。
この矛盾は、一体どのように解消すれば良いのでしょうか?
 
 


━━━━━
  ● 自己責任は自分を責めることではない
─────
自己責任について考える前に、そもそも責任とは
何でしょうか。
広辞苑によると、このような意味だと書かれています。
 1.人が引き受けてなすべき任務
 2.政治・道徳・法律などの観点から非難されるべき責・科
おそらく、この意味については、ほとんどの方達が、
ご存じのことと思います。
しかし、今回のような話の場合、主に2番目に書かれている
意味に、かなりウエイトが置かれているように思うんですよね。
実際のビジネスの現場でも、「誰が悪いか」という犯人捜し
にばかり、エネルギーを注いでしまう人が少なくありません。
もちろん、原因究明や責任を取るべき人間は誰か、ということは
ないがしろにするべきではないでしょう。
しかし、私としては、それ以上に
 ★ この結果を受け、今後自分はどんな任務をなしていくか
という、1番目の意味の方が重要だと思うんですよね。
他責で周りを責める人も、自責で自分を責める人も、
物事がうまくいかない人は、
「起きてしまった結果」
にばかり気持ちを向けてしまい、これからのことに
意識がなかなか行かない傾向が強いように思います。
大事なのは、今後どうするか。
自分であろうと他人であろうと、終わったことに対して
いつまでも誰かを責め続けるのではなく、これからの
ことに目を向け、そこで果たす責任を考えてくださいね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
   今後自分はどんな任務をなしていくのかを決めることが自己責任  
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私自身も、以前は他責の強い人間であり、悪いのは自分
ではなく他人や環境だと思い込んでいました。
その後、独立したものの、その事業がうまくいかず、
借金を抱えてその事業をつぶしてしまいました。
それでも他責の考えはぬぐえず、周りを呪いながら、
底辺を這いつくばっていたんですが、結局その考え方
では、自分の環境はいっこうに良くならない。
だから、結局、
「どうやら今の状況を招いているのは自分かもしれない」
と言うことを受け入れざるを得なくなったんですね。
そこで、他責ばかりの状態からは脱したんですが、
今度、自責モードに入ると、やっぱり心が苦しいん
ですね。
何て俺は駄目なヤツなんだ、俺は最低な人間だ、
みたいな気持ちが、どんどん襲ってきて、そうで
なくてもうまくいかずに辛い思いをしているのに、
さらにそこにしんどさの拍車がかかる状況でした。
で、このままいくと本当に心が折れてしまうと思い、
何とか必死になって、今回お話ししたように、
「この状況のなかで、今後の自分が果たすべき任務とは?」
という問いかけをするように、考え方を変えました。。
実際、この考え方がそれなりに身につくまでは結構時間が
かかりましたが、身についてくると、人生がかなり楽に
なりました。
何より、自分を責めることに策エネルギーと時間が
激減しましたからね。
その分、精神的にも落ち込まなくなりましたから、
頭も働くようになりましたし、頭が働けば、自分が、
今何をしたらいいか、ということも、今まで以上に
考えられるようになったんですよね。
だから、もし、現状が思うようにならず、その結果
他人や自分を責め続けていて辛い人は、ぜひ
「この状況のなかで、今後の自分が果たすべき任務とは?」
という質問を、是非自分に投げ、視線を前に向けて
みて下さい。
もしかしたら、気持ちも変わって、やるべきことが
見えてくるかもしれませんよ。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20101122
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
┌────
● 1分間で、あなたの魅力を伝え、人脈を広げるトークを身につけよう!
      ★☆★☆  1分間自己アピール講座  ★☆★☆
  DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/speechdvd/?sid=3t
      先着100名の方には、9,800円→7,350円で提供中!
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆
 DVD教材はこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
ネットで見つけた凄い動画。
ルービックキューブの世界記録の影像。
一体、何秒だと思います?
 → http://goo.gl/kTAMJ
▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲
新刊「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!
お申し込みはこちら
 → http://sp.m-stn.com/info_book/present/
「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。
 → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
★☆ ツイッター、毎日つぶやいてます。
 → http://twitter.com/mizunohioshi/
★☆ アメブロも始めました
 → http://ameblo.jp/mizunohiroshi/
★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!
 → http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
 
★☆ 今日のかみさんのネコブログはこちら
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/
 
 
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
     ※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事