仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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生徒たちはなぜ丸坊主になったのか?

おはようございます!
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さて今日は、ある学校で起きた出来事について
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 俺だけじゃなかったのか……
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某掲示板で見つけた、素敵なお話をご紹介します。
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819 名前:なごむ[sage] 投稿日:
  2011/02/04(金) 17:38:24 ID:tFfOjKTVO
昔、当時中学生の弟が学校帰りに床屋で丸坊主にしてきた。
失恋でもしたのかと聞いたら、小学校からの女の子の
友達が今日から登校するようになったからだ、と。
彼女は今まで病気で入院しており、薬の副作用で
髪の毛が全部抜けてしまったらしい。
「女が丸坊主じゃ恥ずかしいって言ってたし、
 だったら他にも丸坊主がいりゃいいかなと思って。
 野球部の奴等は元々丸坊主だけど、野球部じゃない
 丸坊主がいた方がいい」
と弟は言っていた。
翌日、丸坊主で登校した弟は帰宅するなり
「同じ事考えた奴が一杯いた……」
と。
なんでも優等生から茶髪問題児を含め、クラスの
男子全員が丸坊主かそれに近い頭になっており、
病気の子と仲が良い女の子達までベリーショート、
一人は完全な丸坊主になってたらしい。
更に担任の先生(男性)まで丸坊主。
丸坊主だらけの教室で、病気の子は爆笑しながら
「ありがとうありがとう」
と泣いたという。
示し合わせたわけでもないのに、全員同じ事考える
当時の弟のクラスに和んだ。
ちなみに病気の子は今も健在、弟は意外に丸坊主が
気に入ったらしく、それからずっと丸坊主。
 
 


━━━━━
  ● なぜ生徒たちは丸坊主になったのか?
─────
いやあ、実に素敵なお話ですよね。
しかし、この話を読んで、私が非常に興味を持ったのは、
 ★ なぜ、生徒たちは丸坊主にしたのか?
ということ。
この弟さんのお話を見る限り、どうもみんなで
打ち合わせをして、丸坊主になることを決めた
わけではなさそう。
なのに、病気の子が登校する日に、みんなが
同時に坊主頭になってやってきたんですよね。
一人の病気のクラスメートのことを気にかけ、
クラスみんなが、一人一人自発的に、その子に
対して出来る事をした。
こういう考え方や気配りを、一人一人が出来る
子供たちばかりいるクラスだったということ
ですよね。
すると、さらに次のような疑問がわいてきます。それは
 ★ なぜ、クラスの生徒たちがそのような人間に育ったのか
ということ。
自分のことしか考えず、気遣い気配りが出来ない人間が
多い世の中で、なぜこのクラスの子供たちは、これほど
までの、気配りと、そのための具体的行動が取れたのか。
先生の教え方が良かったんだよ。
親の育て方が良かったんだよ。
こんな言葉で片付けてしまう人もいるかもしれませんが、
私はそれだけで片付けたくはない。
では先生は、どうやって、そして何を、生徒たちに教えたのか。
そのクラスの親たちは、なぜ全員良い育て方が出来たのか。
そう言うことを考えてしまう訳です。
もちろん、これだけの情報しかないですから、求める答えなど
分かろうはずもありません。
推測したところで、それが正解かどうかも分かりません。
しかし、この話が作り話ではなく、事実であるならば、
 ★ 理想的な集団・組織があり、それを作る事は可能である
と言うことだけは、間違いなく言えると思うのです。
今、学校でも、企業でも、組織の中の人間関係が破綻し、
問題になっているケースが多いようです。
学級崩壊に悩む学校もあれば、社員がメンタルヘルスの
お世話になったり、離職率が高まっている、といった事に
悩む会社もあります。
そういう組織にとって、結束力があり、相手を思いやり
一丸となって行動できる集団作り、というのは、理想で
あることでしょう。
しかし、多くの現場では、
 「そんなことは無理だ」
 「しょせん、ドラマの世界の話だよ」
といってため息を漏らし、組織変革をあきらめてしまう
人も多いようです。
しかし、一人の病気の生徒のために、誰も示し合わせずに、
みんなで坊主頭にしてくる様なクラスもあるんです。
であるならば、今悩んでいても、そして、その悩みを
解決する答えが、今は見つからなくても、
 ★ 理想的な組織は作れるのだ
ということだけは、あきらめずに持ち続けても
罰は当たらないと思うんですよね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
  理想的な組織は作れる、と言う事実を捨ててしまわないようにしよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私自身、企業研修に関わり始めてから、
 ★ 理想的な組織を作る
と言うことに取り組み続けています。
元々、自己開催セミナーからスタートした私。
その時は、やる気のある人間が、自ら身銭を切って、
自分を変えるために、私のセミナーに参加してくれました。
そう言うセミナーでは、基本的には参加者個人にフォーカスして
いればいいので、結果を出せる人たちの割合は結構高かったん
ですよね。
しかし、企業が相手ともなると、単発の研修を一回やった
だけで、組織ががらりと変わるなんて事はまずありませんでした。
そのため、今までずっと試行錯誤を繰り返してきたのですが、
結論から言えば、
 ★ 研修をいくらやっても、それだけで組織は変わらない
ということを痛感しました。
組織を変えるためには、従業員を教育するだけでなく、
 ・各種人事制度
 ・業務ルール
 ・日常的なコミュニケーション
 ・職場環境
 ・広い意味での福利厚生
といった所も、キチンと連動して考えていかないと
いけない訳です。
当然、一筋縄ではいきません。
しかし、避けて通ることも出来ません。
であるならば、私も、単発の研修講師を務めて
いくだけでなく、組織改革のサポートもやっていく、
という覚悟を持とう。
ということで、今まで私は講師というアイデンティティで
仕事に取り組んできましたが、今年からは、講師という
スタンスにとらわれず、組織開発のコンサルティングという
ことにも取り組んでいきたいと思っています。
生き甲斐ややり甲斐を感じながら、きちんと業績を上げる
組織を作る事。
そのためのサポートを、研修という枠を超えて、
企業の方たちと関わって取り組んでいきたい。
今回ご紹介した素敵な生徒たちがいるクラスの話を読み、
今年からの新たな取り組みへの決意を、再度確認した
のでありました。
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  ● 編集後記
─────
陶芸家って、難しい顔しながらろくろに向かい、
じっくり時間をかけて作るものだと思って
いましたが、どうやらそういう人だけでもないようで。
この動画では、わずか2分ちょっとで立派なツボを
作ってます。しかも、半笑いの笑顔で。
しっかしすごいなぁ……
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