おはようございます!
水野です。
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さて今日は、毎週見ているテレビドラマを見ていて
感じたことをお話したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 成瀬校長の暴走で問題勃発?!
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このメルマガでも時折取り上げている、フジテレビのドラマ
「スクール!」。
民間校長制度で、元トンネル工事のリーダー成瀬が、
小学校の校長に赴任し、学校教育に真正面から
取り組んで行く、というお話です。
成瀬校長が、色々新しいことを始めるたびに
生徒や先生たちの間に問題が起きてしまい、
そのたびに、学校が大騒ぎになる、というのが
このドラマの見所であります。
今回は、父親だけの授業参観日を作ろう、という
成瀬の提案から起きる騒動のストーリー。
父親のいない子供に配慮するならば止めるべき、
という学校側と、愛する父親と離ればなれに
なってしまった生徒からの反対。
これらの障害に遭いながらも、学校教育に父親たちを
呼び込みたい成瀬が、次々に起きる問題に取り組み
奮闘する話であります。
しかし、このドラマを見ていると、いつもモヤモヤ
した気持が芽生えてくるんですよね。
それは何かというと……
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● 問題は起こさないようにするのではなく
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先日、ある先生をお招きしての、クローズドの勉強会に
参加した際、非常に興味深いお話を伺いました。
それは、
■ 子供時代に問題を克服する経験をしないと成人になれない
というもの。
子供時代に、親や先生に反発したり、友達同士でのケンカなどで
ぶつかり合い、そこで様々な問題に直面したうえで、その問題を
克服し、社会と折り合いをつける経験を経ないと、未成熟な人間
のまま、大人になってしまうのだとか。
そういう点から今の子供たちを見てみると、学校という現場では、
■ 出来るだけ問題を起こさないように
という視点で教育されているように見えますよね。
必要以上に平等や公平に扱われたり、本人や家庭から
文句が出ないように、余計なことをせずに、出来るだけ
極力穏便に対応する所などを見聞きするにつけ、この
「問題を起こさないようにする努力」に余念がないように
見受けられます。
しかし、そうやって問題を起こさないようにすることで、
子供たちの重要な成長の機会を奪っているというのは、
何とも皮肉な話であります。
しかし、彼らも社会に出ます。
そこで向かい合うのは、たくさんの問題であり、それから
逃げ回ることなど、出来ない世界。
そして、目の前の問題に向かい合い、しっかり克服出来る
人たちだけが、社会的に評価され、認められる訳です。
さらに言うなら、人間、何か事を起こそうとすると、
必ずといっていいほど問題は起きます。
だから、問題を起こさないようにする、ということは、
なにもしないに等しいことなんですよ。
実際に、世間ではこういう人たちはたくさんいます。
しかし、旧態依然のやり方を粛々と続けていれば良かった
時代は終わり、誰もが、新たな行動を起こさなければ
生き残っていけない時代になってきました。
こんなときに、問題を起こさないようにする生き方を
していたら、座して死を待つのみ。
さらに、問題が起きないようにと言いながら、新たな
行動を起こそうとする人の行動を止める事にエネルギーを
費やしている人もたくさんいるようです。
しかし、こうして考えると、問題を起こさないようにすることに
エネルギーを注いでしまうのは、実にもったいないことだと
私は思うんですよね。
「生きていく上において一番重要なことは何か」という質問の
答えは、人それぞれ違うでしょう。
しかし、間違いなく言えることは、
■その答えは「問題を起こさないこと」ではない
ということ。
もしこれが本当に重要であれば、生きるだけで問題なんて
起きるのですから、死ぬしかない訳ですからね。
だから、一番重要なことのために行動をしていくためには、
「問題を起こさない」努力をするよりも、
★ 問題は起きるものであり解決するもの
ということにに意識きを向けるべきだと、私は思えて
ならないのです。
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今日のトーク術・まとめ
問題は起こさないようにするのではなく、解決するもの
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
しかし、もしあのドラマが学校教育の現実を描いていると
するならば、憂うべき所は教師たちが問題を起こさない
ようにしていること以上にあります。
実際には、いくら学校側が問題を起こさないように努力
しようとも、問題は起きるでしょう。
生徒同士の陰湿ないじめなど、その最たるものですし、
家庭環境での苦しみなど、学校側の努力とは全く関係のない
所での問題というのもあります。
そして、これらの問題には、子供たち自身が向かい
合わなければいけない訳です。
にもかかわらず、頼りたい、と思っている身近な大人である
教師たちが、出来るだけ問題を起こさないようにしている
のですが、その姿が、
■ 問題から背を向けて、逃げ回っている
様に見えてしまう。
大人たちの、そんな醜い姿を見て、果たしてどれだけの
子供たちが、自分の問題と真正面から向き合おうと
するでしょうか。
私が思うに、これこそが、一番の問題だと思うんですよね。
先生という人間は、生徒たちに、生き方を見せてやることも、
大事な教育のひとつだと思うんですよね。
生徒たちは、そう言う先生の生き方に触発され、
時分の生き方という物を考えていくものだと思うのです。
その、生き方の範となるべき大人の教師が、
問題を出来るだけ起こさないようにし、
問題が起きても、そこから逃げ回っている。
そんな姿を生徒たちが見続けていたら、一体彼らは
どんな大人になってしまうのだろうか。
現実の学校教育の現場は、私は知りません。
しかし、実際に学校教育に携わっている人たちの
話を聞くと、あのドラマはあながち極端な嘘でも
ないらしいのだとか。
だとしたら、是非、先生たちは、問題から逃げずに
向かい合って解決する姿も、見せてやって欲しいと
願ってやみません。
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● 編集後記
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立ち高跳び、という競技があるのかどうかは知りませんが、
要するに、助走をつけず、その場でジャンプして、どこまで
高いバーをクリアできるか、というものだそうで。
この動画は、180センチの高さのバーを、立ち高跳びで
クリアする、というもの。
身長が高いとはいえ、良く飛び越えられるものだと
びっくりしました。
→ http://goo.gl/ASQba
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