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初卵とホーソン効果

おはようございます!
水野です。
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さて今日は、人を育てる立場にいらっしゃる方に向けて
興味深いお話をご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 海原遊山 作 黄身の味噌漬け
─────
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ 「美味しんぼ」。
1983年に連載が開始され、現在も続いており、単行本の
発行巻数も100巻を超えているロングランのマンガです。
グルメマンガやグルメブームの火付け役とも言われており、
単行本も2003年には1億冊を突破したというメジャー作品
ですから、おそらく知らないという方はいないでしょう。
このマンガの見所は、主人公の山岡史郎と、その父である
海原遊山との料理対決です。
「究極VS至高」と名付けられたこの対決では、この二人が
プライドをかけて、最高の料理を作るためにしのぎを削ります。
この対決の栄えある第1回が行われたとき、山岡史郎は
「ゆで卵のトリュフソース」で先制攻撃を仕掛けます。
最高の素材を吟味したその料理は、審査員から高い評価を
受けます。
その後、海原遊山の出した料理が「黄身の味噌漬け」というもの。
味噌にガーゼを敷いてくぼみを作り、そこに卵の黄身を
入れて、そのまま3日漬けただけ、という、シンプルな料理。
山岡は、あまりに簡単な料理のため、拍子抜けしますが、
食べてみると、驚くほどに美味かったのです。
その味の秘密を、海原遊山は説明します。
まずは味噌。大豆の品種にまでこだわった最高の
赤味噌と白味噌を2種類混ぜて絶妙な味を作り上げた
という遊山。
しかし、味の決め手は味噌以上に卵にあったと語ります。
なぜなら、ここで使った卵は、初卵だということ。
初卵とは、その鶏が生まれて初めて産み落とす卵のこと。
当然ながら、一匹の鶏から、一個の卵しか採れません。
それを聞いた山岡は、
「初卵が美味いというのは単なる迷信に過ぎない!」
と反論します。
遊山は、その反論を認めつつ、それでもなお、初卵を使うことに
こだわった理由を説明します。
その理由を聞いて、山岡は完膚無きまでにたたき
つぶされることになるのです。
さて、なぜ遊山は、初卵を使うことにこだわったのでしょうか?
 
 


━━━━━
  ● 初卵とホーソン効果
─────
経営コンサルタントの世界ではつとに有名である
「ホーソン効果」というお話があります。
これは1924年から1932年のあいだで、シカゴにある
ウェスタン・エレクトリックのホーソン工場で行われた
実験です。
どうすれば工場の生産性が上がるのか、ということを
調べるために、工場の照明や部屋の温度、また、賃金の
条件といったような条件を変えて、その都度生産性を
測定していく、という形で、この実験は行われました。
しかし、おもしろいことに、実験が進めば進むほど、
課された条件にかかわらず、工場の生産性が上がって
いきました。
例えば、従来より照明を明るくすると、生産性が向上
しましたが、逆に、従来より照明を暗くしても、
同じように生産性が向したり。
職場の環境や条件を変えると、生産性が向上したが、
その条件を元に戻しても、それでもまた生産性が
向上したり。
職場環境で生産性が変わると思われていたにもかかわらず、
実験結果は仮説を裏切ったものばかり。
その結果、たどり着いた結論は、
 人は、周囲の注目や関心を集めた方がそうでないよりも頑張る
というものでした。
この結果から、それまでは労働者管理型の経営論から、
人間関係にフォーカスした経営論が台頭してきたそうです。
先日、先に挙げた「黄身の味噌漬け」の話を改めて
読み返したとき、私はこのホーソン実験の話を思い出したのです。
海原遊山は、この料理に初卵を使った理由をこう語りました。
、「人間はどうやって初卵を手に入れるか…
  鶏を飼っている人間が、一羽一羽の鶏を、ずっと
  注意深く見守っていなければ出来ない事だ。
  それほど注意深く育てられてきた鶏の卵は、
  初卵であろうとなかろうとその中味は
  素晴らしいに決まっている。
  完璧な健康状態にあるようにと見守られ続けて来た
  鶏の産んだ卵なのだからな!」
私は、今までのビジネス人生を振り返り、
 「ここまでの思いを持って、注意深く部下や後輩を
  見守ったことがあっただろうか」
と考え、大いに反省したのでありました。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
自分は初卵を産む鶏たちを見守るように、部下たちを見守ってきただろうか?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
「あなたは部下や後輩を見守っていますか」
という質問をすると、おそらく殆どの皆さんは、
「それはやっているつもりだ」
とお答えになるでしょう。
私自身も、そのつもりでいました。
しかし、そのときの自分を振り返ってみると、彼らに対して、
 ■ 管理・統制の目線
で見守っていたように思います。
その目線は、初卵を取り上げる養鶏農家の方たちのような
 ★ はぐくみ育てる視線
からはほど遠いものだったでしょう。
管理・統制の目線にさらされながら生み出された卵と、
はぐくみ育てる目線で生み出された卵は、やはり味は
違うでしょうね。
自分は、部下にどんな卵を産んで欲しいのか。
その卵を生み出すために、どんな形で部下を見守るべきなのか。
この点については、じっくり考えておく必要がありそうです。
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  ● 編集後記
─────
ネットで見つけた、全く持ってその通り、と思った投稿。
668 名前:774RR[sage] 投稿日:
  2011/02/28(月) 22:04:29.58 ID:9qucb7c5
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