おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
1分間自己アピール講座を9月24日に開催いたします。
自分の売りや強みをきちんと伝えたいと考えている人は、
この機会に是非いらして下さいね。
詳しくはこちらです
→ http://sp.m-stn.com/seminar/speech/
※ 年内の東京開催はこれが最後になります。
さて今回は、言うことを聞かない部下を抱えて悩んでいる
人に向けてある人がそんな部下に取ったコミュニケーション
をご紹介しましょう。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● 東京への転勤を拒否する部下に首を縦に振らせる方法
─────
ネットを徘徊していたら、こんなおもしろいエピソードを
見つけました。
熊本にある会社の人事部に勤めている方のお話ですが、
社員の一人に、転勤を拒否しているものがいたそうです。
東京本社への転勤、つまりは栄転、というヤツなので、
本来なら喜ぶべきところ。
しかし、その彼は、地元に対して強いこだわりがあるらしく、
その転勤の命令を拒否していたそうです。
どうしても首を縦に振らないその彼に対して、人事部の
その人は、彼を呼び出し、彼にある言葉をかけたそうです。
すると、あれだけ転勤を拒否していたその彼が、なんと
東京行きを了承したのだとか。
さて、この人事部の方は、どんなマジックを使ったのでしょうか?
━━━━━
● 選択肢を提示するときに考えておくべきこと
─────
私は、セミナーや研修の講師をしておりますが、
一番力を入れているのが
■ 受講者が行動変容を起こすこと
なんですよね。
しかし、これにこだわってやっていけば行くほど、
人の行動を変える難しさに直面しています。
というより、はっきり言って、
■ 他人の行動を自分の意志で変えることなど絶対に無理
なんですよね。
しかし、実際の職場では、単に
「無理なんですよねぇ……」
といって済ませられるほど、甘くはないですよね。
今回の話にしても、転勤の事例を断ったからといって、
はい分かりましたと、すぐにあきらめていたら、きっと
会社も回らなくなってしまいます。
では、いったいどうしたらいいか。
例えば、今回のようなケースの場合、こちらが提示した
選択肢を受け入れてもらう必要があります。
そのとき、この選択肢を取らなければ、かなりのデメリットを
与える、といって脅して選択させる方法があります。
例えば「会社を辞めるか、それとも転勤を承諾するか」という
提示の方法ですよね。
これは確かにパワフルではありますが、選ぶ相手は自発的に
転勤の選択肢を取ることはないでしょう。
きっと、モチベーションが下がり、組織に対しての不信感も
芽生え、人事の人も恨まれ、といった感じで、負の連鎖が
つながっていき、組織にとってもあまり良いことはない
ように思います。
ですから、こういうときに必要な考え方は、
★ 提示した選択肢が、相手にとって魅力的なものである
ということを伝えないといけないんですよね。
しかしながら、部下が言うことを聞かない、と文句を言う人の
話を聞くと、この「選択肢を魅力的に見せる」努力をする人が
ほとんどいないようです。
そして、結局、中途半端になだめたり脅したりしながら、
イライラし続けているんです。
こういう状況は、お互いが不幸です。
しかし、きっと部下の方からあなたに歩み寄ってくれることは
無いでしょう。
であるなら、あなたの方から、部下に選んで欲しい選択肢を
★ 部下が自ら選びたくなるような魅力を伝える
ことに、力を注いでみてはいかがでしょうか。
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
今日のトーク術・まとめ
部下に選択肢を提示するなら、魅力的な部分を見つけて伝えよう
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
では、東京転勤を拒否していた人を納得させた、人事の方は、
いったいどんな魅力的な提示をしたのでしょうか。
実は、その人事の方は、転勤拒否をしている人が、
大の麻雀好きであることを知っていたそうです。
そんな彼を呼び出し、人事の人はこう言ったそうです。
「おまえは麻雀強いよ。
熊本のいろんな雀荘の大会で優勝してるしな。
しかし熊本では1番かもしれないが東京では1000番だ」
ムッと顔色が気色ばむところに、さらにこうたたみ掛けました。
「行けよ、東京に。
仕事でも麻雀でも最強になって帰ってこい!」
この一言で、彼は東京転勤を承諾したそうです。
実にふざけた話だと思う人もいるかもしれません。
しかし、この話は、非常に奥深い示唆が含まれています。
ひとつは、
★ 提示する魅力は、相手にとって魅力的でなければいけない
ということ。
部下に文句を言っている人の話を聞いてみると、部下ではなく、
自分にとって魅力的だと思えることを押しつけてしまっている
ケースが少なくありません。
自分にとって魅力的なら、部下にとっても魅力的だ、という
考え方で、自分の意見を押しつけられたら、そりゃあ、部下も
いやがりますよね。
部下とうまくいかない上司の、ある意味ひとつの典型的な
勘違いパターンと言えましょう。
もうひとつの示唆は、
★ 相手のプライベートな好みまで把握している
ということ。
人は仕事だけで生きているわけではありません。
それ以外の好き嫌いも含め、トータルで選択している人も
非常に多いわけです。
そういう人たちに対して、提供する選択肢の魅力を
語るのであれば、仕事といういち方向からのアプローチ
だけでなく、趣味や嗜好も含め、多方面から魅力を
見せていくことも必要になるときがあります。
それより何より、部下のことに対して、そこまで多方面に
きちんと理解をしようとしている上司にならば、その人の
いうことだって聞いてあげたい、と思いますよね。
ということで、部下が言うことをきかないのは、きっと
部下が悪いんじゃなくて、自分自身の配慮や努力が足りない
と思い、上に書いたようなことを実践してみましょう。
きっと、今のままずっとぶつぶつ文句を言っているより、
良い状況に持って行けるでしょうから。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
→ http://clap.mag2.com/maedroutri?20110906
※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
★☆★☆ 高品質セミナー作成講座 ★☆★☆
DVD教材はこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/?sid=3t
┌────
● 1分間で、あなたの魅力を伝え、人脈を広げるトークを身につけよう!
★☆★☆ 1分間自己アピール講座 ★☆★☆
DVD教材はこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/speechdvd/?sid=3t
先着100名の方には、9,800円→7,350円で提供中!
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
書けるようになりました。その『あること』とは・・・
「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
詳しくはこちら
→ http://sp.m-stn.com/seminar/bunsyou/index.php?sid=3t
━━━━━
● 編集後記
─────
こんな故障に、一度出会ってみたかった。
436 : 仕様書無しさん [sage] DATE:2011/08/27(土) 12:18:07.18
昔のATMといえば、こんなネタも聞いた。
当時は音声データ用のメモリも容量が少なかったから、
短いフレーズの切り貼りでメッセージを流していた。
「カードを」+「お入れ」+「ください」
「暗証番号を」+「お押し」+「ください」
「現金を」+「お取り」+「ください」
で、ある日ある時ある機械で、
「ください」だけ無音になる故障が起きて
女王様ATMが誕生してしまったと。
▽▲▽▲▽▲ ご案内 ▽▲▽▲▽▲
最新刊「口下手でもできる!人の心を打つトーク術」
全国書店にて発売中!
アマゾンでのご購入はこちら
→ http://goo.gl/9ojdd
「結果を出す人の勉強法」発売中。
現在、立ち読み用PDFを無料プレゼント中!
お申し込みはこちら
→ http://sp.m-stn.com/info_book/present/
「水野の足跡を知りたい」という人がいらっしゃったので、
『私の成長物語』としてまとめてみました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/935139.html
また、社会人になってから、独立するまでの私の足跡は
『私のサラリーマン物語』にまとめました。
→ https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/1264594.html
★☆ ツイッター、毎日つぶやいてます。
→ http://twitter.com/mizunohioshi/
★☆ アメブロも始めました
→ http://ameblo.jp/mizunohiroshi/
★☆ 現在、Biz.IDにて連載しています!
→ http://bizmakoto.jp/bizid/mizuno_index.html
★☆ 今日のかみさんのネコブログはこちら
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
※※ ご理解のお願いです ※※
最近、教材や商品、セミナーメルマガのご紹介依頼を頂くことが
良くありますが、基本的には全てお断りしております。
このメルマガで紹介しているのは、面識のある方で、直接
サービスを受けて良かったと思えるものだけをご紹介している
状態であります。
面識のない方からの、依頼を受けてのご紹介は、基本的に
やっておりませんので、その旨ご理解くださいませ。
この記事へのコメントはありません。