おはようございます!
水野です。
本編の前にお知らせを。
10月30日に
「人の心を動かす文章の作り方 メルマガ事例編」
を開催いたします。
ご興味ある方はこちらからどうぞ
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さて今回は、最近出版されたマンガを読んで、なるほどなあ、
と思ったことについてお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
━━━━━
● シブすぎ技術に男泣き!
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日本の物作りの現場をリポートし、ものづくりのプロフェッショナル
を紹介する、というテーマのマンガ「シブすぎ技術に男泣き!」。
漫画家は、ご自身も元技術屋だった見ル野栄司さん。
日本の高度経済成長を支えた、日本のものづくりの技術。
それが今もなお、待ち工場に行き続けており、その職人たちの
技術力と、熱い思いは、まさに読む人をして男泣きしてしまう
感動があります。
私自身も、一時はものづくりに憧れ、身近にあるものを何でも
分解し、その仕組みや技術に心を打たれ多、ということもあり
ましたし、取得単位ゼロで中退してしまったものの、一応大学も
工学部に入学しましたから、今でもものを作るプロフェッショナル
には、あこがれと尊敬の念を抱いているのであります。
ですから、こういったマンガを見ると、ついつい手にとって買って
しまうんですよね。
つい先日、この「シブすぎ技術に男泣き!」の3巻が出たので、
早速購入しました。
→ http://goo.gl/Eq4ct
今回も、グラインダーで鉄を切るときの火花で素材を見抜く職人や、
ハンマーを使って、鉄骨を1000分の1ミリの精度で水平にしてしまう
職人など、思わずため息が出てしまうようなプロフェッショナルが
登場しています。
読んでいるうち、徐々に熱くなってしまい、仕事そっちのけで
以前出ていた1,2巻も、一緒に読み返してしまいました。
いやはや、本当にものづくりのプロフェッショナルの技術は
すごいですね。
しかし、なぜ彼らはこれほどまでにすごい技術を持っているのか。
ふと損が疑問を抱いた私は、また仕事そっちのけで、改めて
男泣きの本を読み返してみたんです。
すると、プロフェッショナルである彼らに共通している、
ある傾向を見つけました。
それはいったい何かというと……
━━━━━
● 本当に学ぶべきプロの技術とは?
─────
ものづくりのプロフェッショナルというと、素人たちはついつい
■ その人の持つ技術力
に目を向けてしまいがちです。
まあ、確かに、彼らの手から繰り出される超絶技術は、
素人の目を奪うだけの素晴らしさと魅力があります。
しかし、彼らがトップクラスのプロであり続けるゆえんは、
どうやらその技術力だけではないようです。
私が見たところ、一流のプロがもっている、共通の特性は、
高い技術力以外に、2点あるようです。
ひとつは、
★ 行動した結果をフィードバックする精度の高さ
です。
先ほどもご紹介した、1000分の1ミリの水平をハンマー一本で
ただき出すプロも、彼が持っている能力は、ハンマーを叩く
技術もさることながら、
「1000分の1ミリ以下という、わずかな変化を見極める力」
がなければ、決して成立しない技なんですよね。
プロたちは、具体的な行動を起こし、その結果起きた、
素人が絶対気づかないような、微細な変化をしっかり
受け止め、そして、また新たな行動を起こす。
これが出来るのが、プロの条件のようです。
プロがプロたる理由であることのもうひとつは、
★ 結果のフィードバックを頻繁に行っている
ということ。
例えば、ハンマーで水平を出す場合、素人ならば、
ガンガンガンガンと数回叩いて、さてどうかな
とチェックをしたりしてしまいがち。
しかし、彼らは、ひとつ叩くだけで、すぐにその変化を
関知し、そしてその結果を、すぐに次のひと叩きに反映させる。
とにかく、結果のフィードバックを確認する頻度が、ずば抜けて
多いんですよね。
よく、プロの人たちが「ひと叩きひと叩きがもう真剣勝負」
なんてこと言ったりしますが、それはきっと、自分の
ひと叩きに対しての変化を、少しも見落とすことなく
受け止めようとしているからなのかもしれません。
しかし、素人が端で見ていると、そういった所は見えにくいため、
ついつい、彼らの行動そのものに目を奪われてしまうんですよね。
プロから私たちが学ぶべきことは、目に見える技術の部分
だけではなく、この「目」と「考え」こそにあるのではないか
と私は思ったのであります。
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今日のトーク術・まとめ
プロがプロたるゆえんは、フィードバックを受け取る精度と頻度にあり!
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しかし、この「フィードバックを受け取る精度と頻度」は、
ものづくりのプロフェッショナルにだけ求められるものでは
ありません。
私たちのような、一般のビジネスパーソンも、仕事が出来、
成果を出している人たちは、やはり、
★ 行動の結果を精度高く評価し、なおかつその確認の頻度も高い
ようにみえます。
逆に、与えられた仕事をこなす表面的なスキルが高くても、
行動した結果をきちんと受け止めなかったり、結果を見直す
ことをサボってしまいがちのひとは、やはり安定して言い成果を
出せないようです。
私自身も、2003年からセミナー講師として活動を始めましたが、
受講生が変化するような成果を出せるようになってきたのは、
頻度高くセミナーを開催し、そしてセミナーのカリキュラムの
要所要所で、細かく確認ポイントを作って、受講生の変化を
フィードバックできるようにカリキュラムを設計するように
なってからでした。
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作成講座の教材をご覧下さい。
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もちろん、私自身もまだまだ精進の余地はありますが、それでも、
評価の精度を高め、そしてそれを細かく頻繁に行うことを心がけた
だけで、成果ががらっと変わってきたのは間違いありません。
ですから、もしあなたが、プロフェッショナルとして高い成果を
出せるようになることを目指すのであれば、表面的な技術力ばかりを
追うのではなく、是非、トッププロが行っている、現状確認の精度の
高さと、現状確認の頻度を観察し、そこをこそ盗むようにして下さい。
特に、コーチ、コンサル、カウンセラー、トレーナーなど、
自らの専門性や技術力を通じて人を変化・成長させる仕事に
就いている方は、その専門性や技術力を磨くことの10倍の
エネルギーを、フィードバックを受け取る精度と頻度を高める
ために費やすべきでしょう。
技術ばかりを追い求めて、クライアントが取れないと悩んで
いる人は、ほぼこの点をおろそかにしています。
大切なことは、自分の技術を上げることではなく、相手の変化と
成長に貢献すること。
だからこそ、自分自身の視点を
★ 自分の技術という内向けから、相手の変化を汲み取る外向け
に、ベクトルを変えましょう。
きっと、今までとは違った手応えを感じられるようになるはずです。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
→ http://clap.mag2.com/maedroutri?20111006
※コメントも書けるようです。
なかなかお返事ができませんが、
もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● 編集後記
─────
彼らは一度刺しても死なないからねぇ……
お気の毒様。
124 名無しさん@涙目です。(東京都) sage
2011/10/02(日) 22:43:32.91 ID:Bn2hYkvx0
昔駅のホームでスズメハチが服にとまった時
下手にハチを刺激したり手で追い払ってはいけないと
聞いてたからじっとしてたら、3分ぐらい硬直状態が
続いた後ゆっくりズブりと刺された
どうせだから刺しておこうくらいの気分だったんだろう
絶対に許さない
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