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攻撃的な上司に出会ってしまったときの考え方

おはようございます!
水野です。
さて今回は、昨日のメルマガを読んだ読者の方から
寄せられたメッセージについて考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● とんでもない上司に対してはどう考えれば良いですか?
─────
昨日のメルマガで、部下に手を焼いている上司のお話をベースに、
その際の部下との関係をどう考えるかについて、お話しました。
人間関係は損得で考えよう
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=1324
このメルマガに対し、読者の阿部さん(仮名)から、
こんなメッセージを頂きました。
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 本日のメルマガ、興味深く拝見しました。
 
 自分は部下に対して、その人が成長できるよう、
 サポートするのが務めだと考え接しています。
 しかし、その人を完全否定して、自分の思うように
 動かそうとする上司に対しては、どのように考えて
 いけばいいのでしょうか。
 現在の部長がそのタイプで、毎日、
 「こんなこと、できるのがあたりまえじゃないか」
 と、事務所で怒鳴っているを聞くと、憂鬱になって
 しまいます。
 部全体に覇気がなく、自分もやめてしまいたいと
 思うこともあります。
 このような上司に対し、どのように考えていけば
 いいのでしょうか。
 何か、お考えがありましたら、いつかメルマガで
 お話ししていただければ幸いです。
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なるほど、なかなか大変な上司と巡り会ってしまった
ようですね。
ということで、今日はこのことについて考えてみたいと
思います。
 
 


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  ● 攻撃的な上司に出会ってしまったときの考え方
─────
昔からよく言われている、有名な言葉に、
「過去と他人は変えられない」
というものがあります。
私自身も、これは本当にその通りだと思うんですよね。
阿部さんの上司も、ご本人が変わろうと決意しない限り、
今のままの状態で有り続けると思います。
ですから、残念ではありますが、
 ■ 相手に変わって欲しいという考え
は、早々に手放してしまった方が良いでしょう。
私が見る限り、不快な上司に対して、ストレスを抱えている
人のうち、そのストレスの大きな要因となっているのが、
この「相手が変わって欲しいと思う気持ちが満たされないこと」
であるケースが少なくないようです。
かくいう私も、以前は自分の望み通りに人が変わらないことに
苛立ち、日々ストレスを感じるような生活をしていました。
でも、「人は自分の意志では変わらない」という事を
念頭に置くようになってから、かなり気持は楽になりました。
これは一見、あきらめのようにも見えますが、私としては
あきらめたと言うより、「現状を受けとめた」という感覚が
適切だと思っています。
あきらめてしまうと、未来永劫今が変わらない、という
考え方になり、その人を見限ってしまったり、マイナスの
レッテルを貼って、生涯色眼鏡で見続けてしまうことにも
なりかねません。
ですから、あくまでも
 ★ 「今は」この人はこうなんだな
と、現状を認識し、その状態を受けとめるという形で
捉えたほうが、長い目で見て良いのではないかと思うのです。
その上で、上司の言動に感情を振り回されず、ご自分に課された
仕事をこなしていく、という考え方を根本に持つ、という
ことが大事でしょう。
ただ、阿部さんの場合は、上司が攻撃的な方のようですから、
上の考え方だけで、心の平静が手に入るようにはなりませんよね。
ではどうするか。
私の場合も、この手の攻撃に弱く、ついついイライラしたり
反撃をしてしまうんですよね。
以前よりは、ずいぶんマシになりましたが、正直申し上げて、
短気な性格は変わっていませんので、今でも気持が荒ぶる
ことはしょっちゅうあります。
ですので、えらそうなことは言えないのですが、それでも
以前より良くなった理由は、そういった出来事を
 ★ 自分自身の器を広げるチャンスと捉える
ようにしたからです。
そう思いながら、今の上司の攻撃的な状況を、感情的に
ならないように受けとめ、それが難しい場合は、さっくり
聞き流したり、あとでサンドバッグを叩いたり、時には
直接相手にキレたりして、あとで反省したり、といった
ことを続けていきながら、徐々に自分の受容度を広げて
いったんですよね。
ということで、攻撃的な人に対しての感情のコントロール
というのは、学んですぐに楽になる、という事にはなかなか
なりませんが、訓練を積むことによって、ある程度緩和
することも可能だと思います。
という事で、まずは自己成長のチャンスと捉えて、
相手の今をフラットに受けとめてみて下さいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
       攻撃的な上司の存在は器を広げるチャンス!
感情に振り回されずに今の相手を受け止めつつ、課された仕事に取り組もう!
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私自身も攻撃的な人間でしたので、よく分かるのですが、
この手の人は、
 ■ 受容度が極端に狭すぎる
んですよね。
で、起きた出来事を、自分自身で受けとめきれないものですから、
出来事そのものを否定して、自分の身を守ろうとするのです。
人に対しても全く同じで、思い通りにならない人を見ると、
無意識のうちに、自己防御が働き、相手を攻撃することで、
自分の正しさやプライドを守ろうとしてしまうのです。
そういうことが分かってからは、攻撃的に接してくるような
人を見ると、その瞬間は感情が揺さぶられてしまうものの、
 ★ でも、この人は気の毒でかわいそうな人なんだな
と思い、不快な感情をあまり引きずらなくなったんですよね。
こういう言い方をすると誤解されてしまうかもしれませんが、
これは決して、相手を見下している意味で言っている訳では
ありませんよ。
ここで相手を見下して、心の平安を得ようとしてしまったら、
その人自身も、攻撃的な人と同じくらいかそれ以上、受容度が
狭い人間ということになってしまいますからね。
そうではなく、その受容度の狭さが、自分の周りの人間関係を
ゆがめ、さらに自分自身も安らかな気持になれない状態を
加速させている状態、そしてそれに自分自身も気付いていない
ことが、もし自分の身に起きたら、それは辛くて苦しいだろう
と思うと、純粋に、気の毒でかわいそうだと思ってしまうんです。
だから、もし自分に今以上の人間力があったら、ひょっとしたら、
その人も、負のスパイラルから抜けて、よりよい状態に
向かうことが出来るかもしれないのに、と思う。
もちろん、自分の人間力の足り無さを責めたり、落ち込んだりは、
しません。あくまでも、今の自分は今の自分以上でも以下でも
ありませんから。
だから、今を責めず、今に落ち込まずに、
「これを成長のチャンスと捉え、明日は今日より人間力を高めよう」
と思いつつ、日々、付き合いづらい人と接しながらがら、
行ったり来たりしつつ、自己成長に取り組んでいるので
あります。
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  ● 編集後記
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なぜそこだけHIP-HOP?
354 名前:失敗した死にたい[sage]  投稿日:2005/10/17(月) 23:14:26ID:muX6not5O40:09/02(金)
 ラジオ体操のテーマソンングって今もあるのかな?
 「あたーらしい朝がキター希望のあーさーが」
 というやつで、問題はその次の
 「よろこーびーに胸をひーらけ、青ぞーら、あーおーげーー」
 って歌詞なんだけど、小3まで、
「青ぞーらー、AH!OH!YEYH!」
って、なんてすげーー喜びを表してる歌かと思ってた。

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