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ノーベル賞に異変あり

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水野です。
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さて今日は、人を評価する側にいる方たちに向けて、
こんな視点で考えてみては? というお話を、
したいと思います。
 
 
━━━━━
  ● ノーベル賞に異変あり!
─────
先日、2012年のノーベル賞が発表になりました。
日本では、IPS細胞の開発の功績を評価され、神戸大学の
山中伸弥教授が医学生理学賞を受賞したことが、ニュースと
なりました。
ノーベル賞は、雲の上の賞とはいえ、有名ゆえに、
多くの人の憧れの的にもなっています。
ですから、ノーベル賞を取るためにも、頑張っていこう、
という人たちも、トップ層の方たちの中には、少なからず
いるようです。
しかし、基本的にノーベル賞は、人類に取って役に立つ
大きな功績を記した人が取る賞であると思われていますが、
近年のノーベル賞は、若干傾向が変わってきたとも
言われています。
例えば、2009年には、アメリカのオバマ大統領が、2009年4月に
プラハで行った「核のない世界」への包括的構想の発表の半年後に、
ノーベル平和賞を受賞しました。
また、今年は、ノーベル平和賞に、「欧州の平和、和解、民主主義、
人権の進展に貢献した」という理由で、欧州連合が受賞しましたし、
ノーベル文学賞では、日本の村上春樹氏が受賞を期待されていたも
関わらず、中国の莫言氏が受賞、という形となりました。
そして、これらの受賞には、異を唱える人も少なくないようです。
その方たち曰く、
 ■ 具体的な成果をきちんと出さずに賞を与えていいのか
というご意見。
オバマ氏は、構想を発表しただけですし、欧州連合は、受賞理由となる
実績はあるものの、債務超過によって、世界的な経済不安を振りまいて
しまっている、という状態。
中国の作家が受賞したことについても、著作権に対しての意識が
低いこの国に対して、文学賞を提供するのはいかがなものか、
という意見も、少なくないようです。
つまり、誰からも文句の付けようもないくらいの、きちんとした
実績を出した人に提供するはずのこの賞が、ちょっと問題あり、
と思えるような人や組織に提供するようになってきた、ということ
なんですよね。
しかし、本当か嘘かは解りませんが、実はこの受賞の裏には、
ノーベル賞財団の、深い思惑があると言われているのです。
 
 


━━━━━
  ● 評価をするという意味と責任
─────
人を評価するということはどういうことか。
一般的に行われていることは、
 ■ その人が出した結果・成果に基づいて評価する
ということでしょう。
たしかに、この評価法は、一定の評価基準がありさえすれば、
揉めることもない、客観的に素晴らしい評価方法でしょう。
しかし、あくまでもそれは、過去の実績によるものであり、
それを持ってして、未来への貢献を約束したものではありません。
もちろん、科学的分野において、後の世に価値を生み出すだけの
素晴らしい発見や発明をした、ということについては、成果が
すなわち、その後の科学技術の発展につながりますので、結果や
成果を評価することは素晴らしいことでしょう。
しかし、今回のノーベル賞のように、過去の結果や成果に対して
評価をしていると考えると、賞を与えるには若干首をかしげる
ケースは、どう考えればいいのでしょうか。
この件に関して、識者たちの間では、
 ★ 過去の成果ではなく、今後の貢献に対して前倒しで賞を贈った
と考えている人たちは少なくないようです。
オバマ大統領には、世界平和の牽引役として貢献するであろう
ことに対しての受賞。
欧州連合は、この経済不安をしっかり乗り越えて、真の
平和を世界にもたらせるであろうと言うことに対しての受賞。
中国の莫言氏には、莫氏というより中国に対して、健全な
文化的な発展を進めていくことを期待しての受賞。
と、こういう理由で受賞させたと思う人たちが、
少なからずいる、という事なんです。
でも、そもそもノーベル賞は、過去の成果に対して評価を
行う組織であるはずだから、未来への前倒しで賞を与える
のは、おかしいのではないか。
こういう正論も、当然出てくるでしょう。
確かに私も、はじめはそう思い、なんか釈然としない
ものを感じました。
しかし、もう一方で、これもありかもしれない、とも
思ったのです。
世界的にも権威のある賞で表彰してしまえば、表彰された
側の人たちも、いい加減なことは出来ません。
オバマ氏や欧州連合は、世界の平和のために、今後ますます
行動をしていかなければと思うでしょうし、中国も、著作権を
無視してコピーが横行しているような事態を放置したまま
というわけにもいかなくなるでしょう。
そんな、ある意味
 ★ 評価をすることで、今後の活動の方向を促す
ことを、ノーベル賞はやっているのかもしれません。
もしそうだとすると、ノーベル賞を主催している団体は
 ★ 明確な意思を持ち、責任を持って未来を作る組織
というものに、変わっていくのでしょうか。
もちろん、本当に彼らがそういう遺志を持っているかどうかは
解りません。
しかし、受賞者に対して、その評価が大きな影響を
与えていることは間違いありません。
受賞した方たちと、今後のノーベル賞から、目が離せませんね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
   ノーベル賞は、未来を見越した評価を始めている。のかも?
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
そう考えると、私たち一般のビジネスの世界でも、
「評価をする」ということの意味を、改めて考え直して
みる価値はありそうです。
上司や先輩という、上の立場の人、いわゆる権威者が、
部下や後輩を評価することは、日常的にもよく行われて
いることでしょう。
そのとき、上司や先輩たちが、常に、過去に出した成果
だけしか評価しなかったとしたらどうでしょうか。
しかも、その評価水準が高かった場合、部下や後輩は、
その水準をクリアしない限り、認められることはありません。
想像して頂きたいのですが、成果を出すには力不足の部下が、
ずっとずっとずーっと、上司に認められない状況が続いて
いる中で、仕事をし続けていたとしたら、果たしてその部下は、
大きな成果を後に出せるようになるでしょうか?
相当打たれ強く、我慢強く、芯が太くて、自分に自信が
ある人でもない限り、難しいんじゃないかと思うんですよね。
また、組織の中で大きく成長している人たちの話を聞くと、
「成果が出る前から、『お前は出来るヤツだ』と言われていた」
という人が少なくありません。
そう考えると、過去の成果に対してしか評価しない人は、
人を育てることが出来ないどころか、成長する可能性の芽を
摘んでしまっているのかもしれません。
業績を上げるための手段として、成果主義を導入する企業が
増えてから、業績悪化や従業員のモチベーションの低下や
メンタルヘルスの問題などが目立ってきました。
その理由のひとつに、この
 ■ 未来を見ずに、過去の成果しか評価しない上位職の急増
があるのではないかと私は思っています。
過去の成果にばかり注目せず、もっと未来の可能性にも
きちんと注目してあげましょう。
それこそが、人を育てる責任を持った上位職の、
本来の仕事なのかもしれませんから。
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