仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

  1. メルマガバックナンバー
  2. 52 view

なぜこの人は問題を背負い続けてしまうのか?

こんにちは!
水野です。
本編の前にお知らせを。
メルマガ仲間でもあり、ビジネス書作家でも大人気の、
小倉広さんと私とで、合同セミナーを行うこととなりました。
テーマは、「思考力と表現力の向上」です。
お互いが発行してきたメルマガの中で、読者が選んだ
ベスト1,2を元に、いかにしてこのメルマガを書いた
のか、という事を、お互いがお互いにインタビューする
事によって、二人の頭の中をつまびらかにしてやろう、
という目論みであります。
小倉さんも私も、初の試みですので、非常に楽しみに
しているこのセミナー。
自分の思考力・表現力を高めたい方は、是非いらしてください。
という事で、セミナーの詳細とお申し込みはこちらです。
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5972
さて今回は、あるテレビ番組に登場した、問題を抱えている
1人の男性がとった行動について、考えてみたいと思います。
では、まいりましょう!
 
 
━━━━━
  ● 霊に悩まされる男性が……
─────
この間、ずいぶん前に録画されていたバラエティ番組を、
なんとなく見ていたんですね。
タイトルは、「世界の恐怖映像」というもので、
内容は、心霊現象が記録された写真や動画を
スタジオの芸能人がみてキャーキャー怖がる、
という、いわゆる恐怖バラエティというもの。
私は、この手の番組、結構嫌いじゃない方でして、
ついつい、見入ってしまったんですよね。
その中のコーナーで、心霊現象に悩むAさんという
男性を訪ね、どんな怪奇現象に悩まされているのかを
取材する、というものがありました。
41歳のAさんは、瀬戸内海に面したところに
お父さんと二人でお住まいとのこと。
その家に一歩入ると、家のあちこちに御札が貼られていて、
のっけから、非常に不気味な感じが漂います。
なんでも、怪奇現象が始まってから、あちこちで御札を
買い集め、貼り続けていったらこうなったとのこと。
どんな現象があるのかを聞くと、人の叫び声が聞こえたり、
扉を叩くような音が起きたり、寝ているときに首を絞め
られたり心臓を締め付けられるような感覚を覚えるのだとか。
その度重なる怪奇現象により、Aさんは、仕事を辞めざるを
得なくなり、いまだに働くことも出来ないのだそうです。
インタビュー中に、Aさんは、なぜ自分だけが人一倍
こんな苦しい思いをしなければならないのか、と涙
ながらに訴え、今回で全ての問題を解決したいと語ります。
番組は、Aさんが就寝してから朝までの間に、どんな
怪奇現象が起きるかをカメラに納めます。
映像には、ガラスの向こうに人影が現れたり、奇妙な音が
聞こえたり、突然Aさんがうなされ手苦しみ出したり、と
怪奇現象のオンパレードでした。
その後、心霊研究家の池田武央氏が、Aさんの除霊に
取り組むこととなりました。
池田氏は、部屋を見回った上で、問題の寝室に貼っている
御札が問題であると語ります。
御札を四方八方に貼りまくった結果、霊が寝室から
出られなくなり、渦巻いて淀んでいるしまっている
のだとか。
池田氏は、御札というのは霊力が高いけれど、それ故に
扱い方を間違えてしまったら逆に悪影響も与えると説明。
今回は、その悪影響の結果、集まってきた霊を部屋に
閉じ込めてしまい、結果としてAさんにもいくつかの
霊がとりついてしまったんだそうです。
池田氏は、Aさんに除霊を行い、部屋中に貼っていた
御札を全て剥がして、神社に納めることにしました。
これで除霊は完了かと思いきや、池田氏は、
「今日明日程度では、あなたの中にあるものを出し切るのは無理。
 全て出し切るには、あなた本人の意志を強く持たなければならない」
と、Aさんに諭しました。
それから数日後、番組スタッフはまたAさんのお宅を訪ねました。
すると、なんと部屋にはまた御札が貼り巡らされていました。
聞くところによると、その後もAさんは怪奇現象に襲われ続け、
怖くなった彼は、その恐怖心で、また御札を貼り巡らして
しまったのだそうです。
そして、今でもAさんは、相変わらず怪奇現象に悩まされ続けて
いるのだそうです……
 
 


━━━━━
  ● なぜこの人は問題を背負い続けてしまうのか?
─────
私は心霊に関しては、「うしろの百太郎」や「恐怖新聞」などの
つのだじろう氏作の心霊漫画のほぼ全作品を読んだくらいで、
詳しい知識はまったくありません。
ですので、Aさんに起きた現象の原因や、池田氏が取った
除霊方法の是非といったことはまったくわかりません。
ただ、おそらく間違いなく言えることは、
 ■ Aさんは、今後も怪奇現象に悩まされ続けるであろう
という事です。
それはなぜかというと、
 ■ 問題が起きていた状況を維持しようとしているから
なんですよね。
問題を解決するための大原則、というものがあります
それは、きわめてシンプルで、
 ★ 現状の自分自身の行動と思考を変えること
であります。
今起きている問題は、その人の現在の行動と思考によって
生まれています。
ですから、その行動と思考を変えない限り、その問題は
ずっとついて回るんですよね。
もちろん、他人や環境によって問題が生まれている、
というケースもあります。
でも、それらは自分ではコントロール出来ませんので、
やはり、問題の原因が他人や環境であったとしても、
自分の行動と思考を変えない限り、問題は解決する
事はないのです。
 その観点からAさんの行動と思考をみるとどうでしょう。
 Aさんは、自分の身に起きた問題を解決したいと思っていた。
 そして、自分なりに考えた行動を取った。
 しかし、問題はいっこうに解決しない。
 だから、この状態を変えるために、番組の取材と除霊に
 応じ、原因のひとつとなっていた御札を剥がした。
……と、ここまでは問題を解決する原則に従っています。
しかし、その後、心霊のプロからもらったアドバイスに従わず、
すぐに怪奇現象が収まらないからといって、今まで問題が
解決しなかった、部屋中に御札を貼りまくる行動と思考に
戻ってしまいました。
これでは、問題は解決できない事は、誰の目にも明らかに
見えますよね。
番組でも、このAさんの行動に対して、何とも言えない
「あーあ、戻っちゃったかぁ……」という雰囲気となって
しまい、スタジオの様子が、かなり微妙な感じになって
しまいました。
しかし、これは別にAさんに限ったことではありません。
問題に悩み続けている人の多くが、Aさんのように
現状の行動と思考を変えようとしないまま、苦しみ
続けています。
もしあなたが、Aさんと同じように、問題を抱え続けて
悩んでいたとしたら、是非、行動と思考を変えることに
取り組んでみて下さいね。
 
 
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
    問題を解決したければ、自らの行動と思考を変えよう
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
しかし、なぜ問題を解決したいのに、そして、そのためには
行動と思考を変えなければいけない、ということは、おそらく
誰でも説明すれば解る事であるのに、なぜ、今までの行動と
思考に戻ってしまう人が少なくないのでしょうか?
理由はいくつかあると思いますが、おそらく、一番大きな
原因となっている理由は、
 ■ その人が他責思考に陥っているから
であると、私は考えています。
このメルマガを長く読んでいる方なら、私がよく自責思考と
他責思考の話を書いていることをご存じでしょう。
念のために説明しておくと、
 他責思考とは、自分の身に起きた問題が、自分が悪いのではなく、
 他人や環境のせいで起きたと考え、周りを責めるように考えること。
 自責思考とは、自分の身に起きた問題が、もし自分の行動と思考に
 よって生まれているとしたら、今後、自分の行動と思考を、どの
 ように変えて生きていけば良いか、と考え行動すること。
であります。
他責思考の人は、いくら他人からアドバイスを受け、自分の
行動と思考を、具体的にどう変えれば良いか、ということが
解っても、心の中で、
 「でも、悪いのは自分じゃなくて周りのせいなのだ」
と思い込んでいます。
だから、ちょっと行動と思考を変えようとしても、すぐに、
「変わるべきは自分ではなく周りだ」と考えてしまい、
行動を元に戻してしまうんですよね。
だから、いつまで経っても、他責思考の人は、同じ問題に
苦しめられ続け、いっこうに楽になることが出来ないのです。
番組に出ていたAさんも、冒頭のインタビューでは、
「なんで自分ばかり、こんなひどい目に遭うんだ」
と、涙ながらに語っていました。
これをみて、私は、Aさんは他責思考が強く、自分の未来の
人生を、自分の意志で切り拓いていこう、という自責思考が
なかった、と感じました。
また、その後、除霊後に池田氏から
「あなた本人の意志を強く持たなければいけない」
と諭されていましたが、これも池田氏がAさんの他責思考の
強さを感じて、こう言ったんじゃないかと思うんですよね。
他責思考は、その思考に陥っている間は、自分は哀れな被害者で
悪いのは、他人と環境だ、と言い聞かせることで、一時的な
心の安息は得られるでしょう。
しかし、現実の世界に戻ってしまえば、自分を苦しめるような
問題から逃げる事は出来ません。
その結果、また他責思考に逃げ込み、一時の安息を得る。
このスパイラルにはまり込み、現実世界の事態は、ますます
悪化していく……
こう考えると、他責思考とは、麻薬のように、自らを
ダメにしてしまっていく、恐ろしいものなのかもしれません。
ですから、もし他責思考をしてしまいがちだと自覚のある
方は、是非、自責思考を身に付けて、負のスパイラルに
はまり込まないで下さいね。
ちなみに、自責思考をストレスなく身に付ける考え方を、
以前メルマガでご紹介しましたので参考にして下さい。
【すぐに他責をしてしまう人のための自責入門】
http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5973
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5974
  ※コメントも書けるようです。
   なかなかお返事ができませんが、
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
            個人コーチングのご案内
新しい行動と考え方の習慣を身に付け、一回り大きな
新しい自分へと変わるためのお手伝いをさせて頂きます。
私と一緒に、自分の成長を加速させませんか?
 詳しくはこちら
 → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5975
 ※ お陰様で、3月は9名の方にご契約頂きました。
   4月は、新規クライアント8名迄受け付けます。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
┌────
● 自分の知識や経験を伝えるセミナーをやりたいけれど、どうやって
  始めてたら良いのか分からない方へ、一歩踏み出す方法をお伝えする
      ★☆★☆  初めてのセミナー入門  ★☆★☆
 ダウンロード教材はこちら
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5976
┌────
● 参加者の行動を変え、成果を生み出す研修・セミナーの構築手法を学ぶ
      ★☆★☆  高品質セミナー作成講座  ★☆★☆
 DVD教材はこちら
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5977
┌────
● 文章が苦手だった私が、あることに気づいただけで人の心を動かす文章が
  書けるようになりました。その『あること』とは・・・
   「読み手の心をググッと掴む! 人の心を動かす文章の作り方」
  詳しくはこちら
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5978
┌────
● 継続的な取り組みで、ビジネスにおける高い信頼を獲得できる
  ★☆★☆  メルマガ・ブログを毎日書き続ける技術  ★☆★☆
 ダウンロード教材はこちら
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5979
┌────
● 1分間で、あなたの魅力を伝え、人脈を広げるトークを身につけよう!
      ★☆★☆  1分間自己アピール講座  ★☆★☆
 DVD教材はこちら
   → http://www.mizunohiroshi.net/milky/cs.cgi?m=biz_mag&c=5980
 
 
━━━━━
  ● 編集後記
─────
私も学生時代、英文の長文読解で、ほとんどの単語がわからず、
唯一「whale」という単語がいっぱい出ていたことから、きっと
捕鯨問題について論じた文章だろうと当たりを付け、ほとんど
問題文を読まずに解答したら、結構良い点取れたことがある。
まあ、本番じゃなくて、代ゼミの模試だったから、
そんなことで良い点とっても意味なかったんだけど。
825:日本昔名無し :2006/02/08(水) 03:47:13
 中学のとき、英語のテストで
 『タンポポは何度踏みつけられても春になれば花を咲かせる』
 って趣旨の英文を訳せって問題がでたんだが、全くわからな
 かった俺は、読み取れるわずかな単語と知識を振り絞り
 『中世の怪物ダンデライオンは、村人が何度退治しようと
  春になると山を降りてきて村を襲う』
 と書いた
 0.5点くれた

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事