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本当の意味でWIN-WINの関係となる、大切な考え方

こんにちは! 水野です。
先日のメルマガで、「やる気が湧く『部下』の定義」に対して
投稿して下さった方の素敵なご意見を一部ご紹介しました。
その投稿の中で、今回のテーマとは違うのですが、
「ああ、オレ、ちょっと勘違いしてたなぁ」
としみじみ感じたことあったので、忘れないうちに
こちらで共有しておきたいと思います。


それは、ニシカワさんの投稿です。
一部を引用しましょう
-------------------------
 「 やる気が沸く、部下の定義とは? 」
  ■上司を出世させるヤツ。
  ■上司、出世請負人。
 別に、上司のために働くとか、
 顔色を伺うとか、
 その類ではなく。
 結局、win-winの関係。
-------------------------
ここで出てきた「WIN-WINの関係」、という
言葉を見て、本当にその通りだな、と思うと共に、
自分は、いままでこの言葉を少し間違って解釈して
いたなあ、と思って考えを正したんですよ。
どういうことかと言いますと、私は今まで、
「WIN-WINの関係」というものは、
 ■ 自分も相手も勝利を得る関係
と解釈していたんですよね。
まあ、この言葉だけを見ていると、決して大きく間違っては
いないように見えると思います。
しかし、今までの私の考えは、
 ■ 自分の勝利と相手の勝利とを、並列の関係と捉えていた
んですよね。
だから、商品なりサービスをお客様に提供しようとしたとき、
「こうしたら、自分はどれくらい得するかな?
 で、相手はどれくらい得をするかな?」
といった感じで考えていたんですよ。
その後、この考え方に違和感を感じて、
「まず先に、相手の得を考えよう。
 そして、その上で自分の得を考えよう」
と考え方を変えました。
この考え方は、以前に比べると、具体的に成果を出して
くれる確率が大きく上がったので、自分なりには、
「この考え方で良いんだな」
と受け止めていましたが、やっぱり、上手くいかないことは
少ないもののありましたので、今の考えよりも、もっと良い
「WIN-WINの関係」という言葉の定義があるのかなあ、
と思いながら過ごしていたんですよね。
そんなときに、今回のニシカワさんのコメントを拝見して、
「ああ、なるほど、WIN-WINの関係というのは、
 ★ 相手の勝利の向こう側に、自分の勝利がある
 という事なんだな」
と気付かされたわけです。
つまり、自分の勝利と相手の勝利は並列的な関係ではなく、
直列的な関係である、と分かったのです。
振り返ってみると、上手くいかなかったときの自分の思考は、
無意識のうちに
 ■ 自分の得と相手の得が、トレードオフの関係にある
と考えてしまっていたところがあり、その結果、双方が
納得できそうなバランスの良い落としどころを探して
いたように思います。
そんなときは、たいていの場合、充分に納得のいくような、
クオリティの高い仕事は出来なかった様に思います。
しかし、相手の得の延長線上に自分の得が生まれるという
確信が持てたときは、ほぼ間違いなく良い仕事が出来て、
当然のことながら、相手も満足して喜んでくれたんですよね。
そのことを、ニシカワさんのコメントにあった
「部下は上司の出世請負人」という定義をした上で、
「これがWIN-WINの関係である」という話を
伺って、ようやく長年モヤモヤとしていたことが、
明確になったのでありました。
もちろん、分かったからと言って、すぐに実践できる
ものでもありません。
実際の仕事では、相手の勝利の延長線上に自分の勝利を
描くような仕事をすることは、一筋縄ではいかないことも
多いでしょう。
それゆえ、今までは、知らない間に、少しでも悩んでしまうと、
一番重要で本質的なWIN-WINの関係をあきらめてしまい、
双方の妥協点を探す、といった思考に切り替わっていたことに
気付きませんでした。
しかし今回、この言葉の定義が明確になったことで、
少なくとも、無意識のうちに、双方の妥協点探しに
逃げ込んでいくようなことにはならないでしょう。
その前に、もう一踏ん張り、相手の勝利の延長線上に
自分の勝利が来るために、どのような仕事をすれば良いのか、
もう一歩考えること我出来るようになりますから。
ということで、もしあなたが「WIN-WINの関係」
というものを大事にしようとしつつも、上手くいかない
ことがあるなあ、と感じているならば、今回のお話を
参考にしながら、
 ★ 自分が考える「WIN-WINの関係」の定義
を、改めて考え直してみて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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ホントかよと思ってネットで調べたが、どうもホントらしい。
ウィキペディアに書いてあったから、きっと間違いない! <コラ
139 名前:(´・ω・`)(`ハ´  )さん[]  投稿日:2011/07/27(水) 11:22:46.88 ID:+y4k6BVu
 アメリカ人には高速鉄道を作る技術が無いの?
143 名前:(´・ω・`)(`ハ´  )さん[sage]  投稿日:2011/07/27(水) 11:25:54.01 ID:ASPwSD07
 >>139
 あったんだけど
 GMが車を売るために鉄道会社買収して、消し去ったという
 嘘のような本当の話。
 
 

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