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あなたが大切にしている価値観は実は大切にしているのではなく……

おはようございます! 水野です。
今週は、価値観について書き続けています。


もし、今週のメルマガを読みそびれていて、自分自身の
価値観ベスト5を書き出していない、という方は、是非
【あなたが大切にしている重要な価値観はなんですか?】

あなたが大切にしている重要な価値観はなんですか?


を読んで、ご自身の価値観ベスト5を書き出した上で、
【自分を大切にしている人、していない人】

自分を大切にしている人、していない人


のメルマガをお読み下さい。
さて、昨日のメルマガでは、自分が大切だと思っている
価値観を、本当に大切にしていますか? というお話で
ありました。
そういう視点から、改めて自分が上げた価値観や、その価値観を
普段どう取り扱っているのか、という事に思いを馳せてみると、
面白いことに気付く方もいることでしょう。
例えば、私が気付いたのは、リストに挙げた価値観の中にも、
大きくふたつに分かれたくくりがある、という事でした。
それは、
 ■ その価値観に相当するものが、すでに得られているかいないか
という事です。
例えば、研修などで、多くの人が書いている、大切な価値観の
ひとつに「家族」というものがあります。
書かれている言葉は同じではあるのですが、ある人は、常に家族と
共に暮らしていて、その幸せやありがたさを噛みしめながら、
「やっぱり家族というのは大切だな」
と感じている。
しかしある人は、単身赴任などで家族と一緒に過ごせなくなり、
寂しい生活を強いられている、という辛い思いから、
「やっぱり家族というのは大切だな」
と感じている。
同じ「家族」というキーワードを書いていても、背景に
これだけの違いがあるんですよね。
私は前者を
 ・充実から生まれる価値観→「充実価値観」
後者を
 ・欠乏から生まれる価値観→「欠乏価値観」
と呼ぼうと思います。
もちろん、どちらが良いとか悪いとか、そういうことを
言うつもりはありません。
ただ、個人的に面白いなあ、と思うのは、
 ■ 欠乏価値観は、本当にその人にとって価値あるものなのか?
ということが、疑わしいと言うことなんですよね。
例えば、先に挙げた家族という価値観について考えますと、
離ればなれになって暮らす前の状態では、家族という価値観が
ベスト5に挙がることなど無かった人など。
そんな人が、離ればなれになったとき、初めて家族というものの
大切さを知り、一気に重要度が増した、という人がいます。
そのまま、家族の素晴らしさを感じつつ、一生大切な
価値観となっていく人もいる一方で、単身赴任が終わり、
また家族と一緒の生活になると、とたんにその日常が
当たり前だと感じて、家族という価値観の重要性が
ランク街に落ちてしまう人もいます。
私の場合、お恥ずかしい話ですが、健康がこれに当たります。
2006年に胆嚢炎の手術を行ったことがあり、腹部を
15センチも切り開かれ、術後しばらくはほとんど体が
動かせず、相当しんどい思いをしました。
このときほど、健康であることのありがたみを思いしらされた
ことはありません。
ですから、このときに価値観リストを作ったら、間違いなく
「健康」というキーワードが1番上に来たことでしょう。
しかし、お腹の傷も癒え、普通に生活ができるようになって
くると、それが当たり前のようになってしまい、取り立てて
価値があるとは思えなくなってしまいました。
もちろん、健康であることは、とても大切なことであると、
頭では分かっているつもりです。
しかし、完治した私にとっては、健康が1番上位の価値観に
なるかといえば、そうではなく、ベスト5にも挙がってこない
ほど、ランクが下がってしまったのです。
体が資本の仕事をしているのに、これではいけませんよね。
でも、このように欠乏価値観の多くは、欠乏していると感じて
いる今だからこそ欲しているだけで、満たされた後では、特に
重要なものでは無くなってしまうケースが少なくありません。
そんな価値観は、本当にその人にとって大切な価値観には
なり得ないのかもしれませんね。
いずれにしても、私がおすすめしたいのは、今大切にしている
と思っている価値観を見渡した上で、充実価値観と欠乏価値観とに
分けた上で、
 ★ 本当にその価値観を大切にしたいのか? それとも、
   都合の良い欲求として求めているだけなのか?
という事を知っておくのは、意味があると思うのです。
大切だと言いながら、単にそういうフリをしているだけで、
心の奥底ではないがしろにしている価値観かどうかを、
きちんと自己認識する。
その上で、改めてその価値観を大切にするかどうかを、
自らの意志で決定することは、大きな意味があると、
私は思うのであります。
 
 
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  ● 編集後記
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私の友人は、マジで開かず、予備を使ってなんとか生還した。
まさに、生きた心地がしなかったとか。
6 : 名無しさん@13周年 []   2014/02/20(木) 02:22:54.33 ID:dfiYkdC20
 スカイダイビングをやった時。
 機内から飛び降りる瞬間に
 「パラシュートが開かなかったらゴメンな」
 と言われたのはいい思い出 
 
 

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