おはようございます! 水野です。
明日、6月24日に、久しぶりに公開講演をします。
中野区倫理法人会主催のイブニングセミナーで、
テーマは、自立型人材を育てるリーダーのあり方、
というものです。
ここ数年、企業研修や、組織での人材育成に関わって
来ましたが、
★ 社員やメンバーを育てる側にいるリーダーのあり方
によって、自立型の人間として育つ比率が、
大きく変わってくることが分かってきました。
では、そのあり方とはいったい何なのか。
それを解き明かすとともに、具体的にどう考えて行動すれば
自立型人材を育てる事ができるようになるのか、という事に
ついて、1時間お話しする予定です。
それに先立ち、ここでちょっとこの講演のさわりの部分を
お話したいと思います。
そもそも、自立型人材とは何か。
定義は色々あるようですが、一般的には、
★ 求める成果を生み出すため、自ら考え、学び、行動する人材
という事になります。
しかし、組織の中にこういった人材がいるのか、と言うと、
実情はかなり少ない、と私は思います。
なぜなら、求める成果を、自分の力で産み出すことが出来る
人間は、組織に属しているより、自分で起業してしまった
ほうが思い通りにやれますからね。
しかし、そうは言っても、組織の中に自立型人材は、
全くいないわけではありません。
私が見る限り、組織に属する自立型人材は、大きく3つの
種類に分類されます。
ひとつ目は、
■ 企業を活用して、自分の想いを実現しようとする人
です。
自分でゼロから立ち上げるよりも、すでにある企業のブランドや
組織規模、商品開発力、営業力などを活用し、自分の夢やビジョン
を実現しようとする人。
もちろん、その人の想いが、企業の目指すものと一致している
事が大前提ではありますが、そうであるならば、こういう人は、
当然のことながら、自ら考え、学び、行動して、求める成果を
出していくでしょう。
ふたつ目は、
■ 会社の商品やサービスに強い愛着を持っている人
です。
こういう人たちもまた、愛着を感じる商品やサービスを広めて
いきたい、という強い想いがあるせいか、自ら積極的に行動し、
成果を出していく人が多いようです。
ディズニーランドや、リッツカールトンホテルといった企業には、
こういう方たちがたくさんいらっしゃるようです。
こういった人たちは、まさに企業にとって、なくてはならない
貴重な自立型人材であると言えるでしょう。
しかし、この2種類に属する人たちは、自立型人材と呼ばれる
人たちの中でも、比率的にそれほど多いようには思えません。
もちろん、組織文化によって比率は大きく異なりますが、
私が見る限り、自立型であると認められる人達のうち、
6,7割の人は、上に書いた2つの種類には属していない
様に思います。
では、その人達は、どんな種類に属するか。
それが、みっつ目の、
■ 上に立つ人に対して、強い憧れや尊敬の念を抱いている人
なんですよね。
上に立つ社長やリーダーに憧れ、強い尊敬の念を持ち、
「この人のために働きたい!」
「この人の思いを実現するお手伝いをしたい!」
という気持を持って働く人。
こういう人もまた、自立した働き方を示してくれ、
組織の発展に大きく貢献してくれます。
自立型人材と認められる人たちは、上に書いた3種類のどれかに
属していると、私は考えています。
で、自立型人材を育てるにあたっては、部下達を、
この3種類のうちのどれかに属してもらえる様にする
必要があるわけですね。
しかし、実際は、現在自立型人材ではない、という人に対して、
「自分の想いを実現するために会社を活用しろ!」
と言ったり、
「もっと自社の商品やサービスに強い愛着を持て!」
と言ったところで、ハイそうですかと、言う事を聞くかというと
そんなことはないでしょう。
しかし、部下たちに、
「この人のために働きたい!」
と思われるように、上に立つ人間が、自分自身のあり方を
変えていくことは、実はそれほど難しいことではありません。
……と、さらっと言ってしまうと、
「おいおい、自分のあり方を変えるなんて、そんな簡単な
事じゃないぞ!」
と反論されてしまうかもしれません。
「人のあり方なんて、そう簡単に変えられるわけないだろ!
しかも、憧れられたり尊敬されるような人間になるのは、
大変なことだぞ!」
と。
しかし、人から尊敬され、「この人のために働きたい!」
思われるほどのあり方を作るのは、それほど難しいことでは
ありません。
それはなぜか。理由は、
★ あり方を変えるのは、勘違いを正し、新しい考え方を知るだけ
だからです。
決して、抽象的な精神論や根性論で苦しみながら変えるのではなく
ちょっとした勘違いを正し、適切な考え方を身に付ければ、
「この人のために働きたい!」
と思われる存在になります。
今回の講演では、私自身の経験に加え、自立型の人材が多い
組織のリーダーにインタビューしてきたことを体系化して、
★ 部下のやる気を最大限に引き出すリーダーのスタンス
をお伝えしたいと思います。
もしあなたが、部下を育てる立場にあるのならば、
是非明日の講演にいらしてくださいね。
詳細は、こちらのpdfファイルをご覧下さい。
http://sp.m-stn.com/seminar/20140624/20140624sem.pdf
当日の飛び込み参加も大歓迎です。
でも、もしあなたがfacebookをやってらっしゃるならば、
こちらから参加申込をして頂けると、事前に参加人数が
分かって助かりますので、是非ご協力ください。
http://goo.gl/r0KrlL
では、会場でお会い出来る事、楽しみにしています。
今日のメルマガはいかがでしたか?
良かったと思ったらクリックしてください。
→ http://clap.mag2.com/maedroutri?20140623
※コメントも書けるようです。
もし良かったら感想を聞かせて
下さいね。
━━━━━
● 各種サービス・教材・セミナーのお知らせ
━━━━━
● 各種セッションを受け付けております。
水野とマンツーマン、または組織メンバーとでセッションを
行うサービスです。
テーマはご自由ですが、主に以下のテーマをお持ちの方たちが
私のセッションを受けて下さっております。
フリーランスの方々
・ご自身の専門スキルを活用して起業したい方の
ビジネスモデル構築コーチング
・セミナーや研修カリキュラムの構築コンサルティング
経営者の方々
・組織を成長させ、社会への貢献力を高める、
事業ビジョン・ミッションの策定サポート
・理念/ビジョン/ミッションを日常の業務レベルにまで
落とし込むためのプロセス構築サポート
・メンバーたちが自発的に行動し、全員で成果を生み出す
力を身に付ける、チームビルディングとメンバー教育の
プログラム立案
水野とのセッションをお考えの方は、まずはこちらから、
ご相談のお申し込みをお願いします。
http://sp.m-stn.com/order/coach/index.html
● 各種教材販売のお知らせ
自己表現や情報発信力、教材開発のスキルを磨く各種教材は
こちらからお求めになれます。
http://www.mstoneshop.com/
● ライブセミナーのお知らせ
6月24日の火曜日、中野区倫理法人会主催の
イブニングセミナーで、1時間の講演をやらせて
頂きます。
久しぶりの公開講演なので、良かったら
聞きに来て下さいね。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://sp.m-stn.com/seminar/20140624/20140624sem.pdf
この記事へのコメントはありません。