仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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プロフェッショナルが遅刻をしない理由

こんばんは! 水野です。
本編の前にご案内を。
別名義で活動をしております方で、個人向けワークショップを
開催いたします。
タイトルは、
【本当の使命と出会うための自己改革ワークショップ】
というものです。
ご興味ある方は、こちらをご覧下さい。
http://soulmission.jp/sem/truemission
という事で、本編を。
前回から少し間が空きましたが、テーマ的には前回の続きである、
「遅刻」について考えてみましょう。
ちなみに、前回のメルマガはこちらです。
【遅刻する人が許せない人へ】

遅刻する人が許せない人へ


このときのメルマガでは、遅刻をされる側の立場に立って
あれこれ考えてみました。
今回は、特に、仕事がらみのシチュエーションで、
自分が遅刻をするかどうか、という立場に立って
考えてみましょう。
といっても、このメルマガをお読みの方の多くは、
多分遅刻を大ぴらにする方はほとんどいないでしょう。
なので、皆さんは遅刻をしない、という前提でお話を
進めていきたいと思います。
で、遅刻をしない皆さんは、是非この質問の答えを
考えてみて下さい。
 「あなたは、なぜ遅刻をしないのですか?
  一番大きな理由を1つお答え下さい」
……いかがでしょうか?
それほど難しい質問でもありませんから、すぐに答えが
出てくる人がほとんどでしょう。
で、その答えが、
 「遅刻をしたら、相手に迷惑がかかるから」
というものだとしたら、さらに重ねて、次の質問に
答えて頂きたいのです。
その質問とは、
 「もし、遅刻をしても、相手に迷惑がかからなかったら、
  あなたは遅刻をしますか?」
です。
もちろん、その遅刻をするシチュエーションによって
答えも変わってくるかと思います。
でも、もし多くのケースで、その答えがYESであったとしたら、
おそらくその方は、
 ■ プロフェッショナルなビジネスパーソンではない
と思うんですよね。
プロフェッショナルは、相手に迷惑がかかるかどうかで、
自分の行動基準を変えたりすることはありません。
「なぜ自分はその時間にそこに行くのか?」
という理由が、自分の内に明確にあるので、
他人がどうであろうと関係なく、
「誰がなんと言おうとも、私はその時間にそこに行く」
という、自立型の思考で行動するものです。
そのひとつの例として、列車の運転手を取り上げてみましょう。
日本の列車の運行の正確さは、世界でもトップクラスです。
よほどのことがない限り、1分と遅れずに発着し、しかも、
停止位置も1mも狂わない。
その理由は、運転手の方が、
「お客様に迷惑をかけないように」
という動機だけでは無いと思うんですよね。
ていうか、優秀な運転手の方ほど、運転の最中に、こんな事、
きっと考えてないというのが本当のところじゃないかとさえ思う。
おそらく、最高に素晴らしい走りをしたい、という想いの元、
1秒のズレもなく発着し、1mmのズレもなく停止することに
情熱を燃やしている、というプロフェッショナルが多いと
思うんですよ。
そして、そのプロフェッショナルな情熱から生まれた、
遅刻をしない、というひとつの行為が、
 ★ 結果的に相手に迷惑をかけないどころか、相手に貢献してしまう
事になることを知っているのでしょう。
だから、きっと運転中は
「お客様に怒られないように、迷惑をかけないようにきちんと運転しよう」
なんて思っていないと思うんですよね。
私自身も、研修やセミナーの時は、絶対に遅刻をしません。
大抵は約束の時間の1時間前には会場付近についていて、
時間を潰しています。
その理由は、数年前は、相手に迷惑をかけたら申し訳ない、
といった理由が非常に強かったように思います。
そして、その考え方は、相手を慮った素晴らしい考え方だと
当時は思っていました。
でも、今では、相手に迷惑をかけないようにしなければ、
などといった考えは、正直言って、微塵もありません。
ギリギリの時間になって、気ぜわしくなったり、本番直前で
バタバタしてしまうと、自分のベストが尽くせないし、
ベストが尽くせないと気持ちが悪い。
だから、遅刻をしないのは、相手への気配りなどとは全く関係なく、
100%自分のことだけを考えた結果なんですよね。
でも、この考え方で行けば、遅刻をしないから相手に迷惑も
かけないし、ベストを尽くせるから、受講生にとっても
いいことであろう、と。
だから、相手に迷惑がかかるとか、一切関係なく
遅刻をしない、と、ただそれだけなんですよね。
そして、間違いなく言えるのは、相手のことを慮っていた
つもりだった昔の仕事のレベルより、相手のことを考えないで、
自分の事を100%考えて行動している、今の仕事のレベルの方が、
はるかに高い成果を出しているんですよね。
なので、私個人の考えで言えば、プロフェッショナルとして、
相手に怒られるから、という理由で遅刻しない人よりも、
相手に迷惑がかかるから、という理由で遅刻しない人よりも、
 ★ 相手に関係なく、自分の内にある理由で遅刻をしない人
でいたいと思うのであります。
そしてそれは、別に遅刻だけに限らず、仕事もそうですし、
人生そのものも、同じ事が言えると思うのです。
相手がどうであろうと関係なく、ただただ、自分がそうしようと
思ったことをやり、自分がそうしないと決めた事はやらない。
でも、その行為そのものが、結果的に、相手に迷惑をかけない
どころか、相手に貢献してしまう。
それがプロフェッショナルなんじゃないかな、と思うのであります。
 
 
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 ● 編集後記
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そういえば、暗殺のプロフェッショナルであるゴルゴ13も、
「お客様に迷惑をかけてはいけない」
などという理由で仕事をしているようには見えませんよね。
もう完全に、与えられた自分の仕事をまっとうしよう、という
ただそれだけで、そこに相手への貢献をしよう! なんていう
気持ちなんか、おそらく微塵もないですよね。
ていうか、ゴルゴが
「弊社のモットーは【お客様第一主義】です!」
「お客様の立場に立って、誠心誠意仕事に取り組ませて頂きます!」
なんてこと言ってたら、もうそれはゴルゴじゃないですよね(笑)。
 
 

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