前者・後者論。私は後者。
これは、前者・後者両方の方に向けてのメッセージ。
さきほど、以下の記事を投稿しました。
後者の方たちにはご好評のようで嬉しい限りであります。
で、私は後者のために「スイッチ」という言葉を使ったんですが、これを読んだ前者・後者の何人かから、
「ああ、私もスイッチあって、よくonに・offにしてるよ」
的な発言を聞いて、若干の違和感を感じましたので、さらなるスイッチ論の補足をします。
これは、前者だけでなく、後者の方も勘違いしていると思いますが、おそらく、かなりの数の方が、ここで言うスイッチを、
『パッチンパッチンいう切り替えスイッチ』
(これ、正式名称をトグル(間違えてトルグって書いてました。失礼!)スイッチっていいます。画像検索してみて下さい)
だと思っていらっしゃる模様。
でも、私がここで言ってるのは、
『押しボタンスイッチ』
なんですよね。
で、後者の場合の押しボタンスイッチは、押すとonになり、離すとoffになる、っていうものなんです。
つまり、
『押す=意識する=onになる』
『離す=意識が離れる=offになる』
というのが、後者のスイッチの機能なんですよ。
何が言いたいのか、といいますとね、
★ 後者は、スイッチをonするときは意識する必要があるけれど、offにする時には、特に意識する必要が無い
ということなんです。
では、前者はどうなのか。
彼らの発言を読み解いていくと、確かにスイッチは持っている模様。
しかし、後者の我々とは、全く正反対の機能のスイッチなんですよね。つまり、
『押すとoffになり、離すとonになる押しボタンスイッチ』
なんですよ。
つまり前者は、思いっきり意識をしないと、周りを気にしない状態や、人の気持ちが分からない、という状態になれないわけです。
両者とも、自分の意志で、スイッチを入れたり切ったりしているように思うかもしれませんが、本当のところは、
・後者は意識をしないとスイッチが入らないけれど、切るのは無意識
・前者は、意識をしないとスイッチが切れないけど、入れるのは無意識
もうちょっと具体的にいうと、前者と後者のonとoffは、それぞれ似たように見えても、
後者
on=人の気持ちを理解しようとする off=人の気持ちは気にしない
on=周囲に意識を向けようとする off=周囲が気にならない
前者
on=人の気持ちが分かる off=人の気持ちをあえて理解しないようにする
on=周囲の状況が勝手に入ってくる off=周囲を気にしないようにする
と、これだけ違うんですよね。
ということで、水野的前者・後者スイッチ論。いかがでしょうか。
異論反論大歓迎です!
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