部下を持つ上司向けの研修などで、
割と耳にする言葉が、
「うちの部下は頭使って考えないんですよ」
というもの。
いいたい気持ちはわかりますが、実はこれ、かなり恥ずかしいことを
言っている、ってことを知っておいた方が良いでしょう。
なぜなら、その上司は、
■ 部下にきちんと考えさせることを怠っている
という事を公言しているわけですから。
頭を使って考える、というのは、才能でも、性格でもなく、純粋に、
★ 日々の習慣
でしかありません。で、
★ 習慣というものは、環境によって作られる
ものですから、自分の部下が、頭を使わない連中ばかり、
というのは、
★ 上司が、考える習慣が身につく環境作りを怠っている
だけの話なんですよ。
ようするに、その上司が、
「どうやったら部下が考えるようになるか?」
ってことを、頭使って考えていないだけなんですよ。
つまり、部下は上司の写し鏡、ってことですね。
※注意!
これを読んで、
「あー、うちの上司も典型的なこのパターンだ!
このメルマガ、読ませてやりたいよ!」
と思われた部下の方へ。
あなたは、
「上司を頭を使って考えさせるのは、部下の仕事だ」
と考えた方が、あなたの頭が活発に動き始めて、
さらに良い考え方が出来るようになりますよ。
この記事へのコメントはありません。