仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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どちらを選ぶか?

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  ● 「エンゼルバンク」の中にあった一言
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「ドラゴン桜」で有名な三田紀房さんが、その後の週刊モーニングに
連載されている漫画が「エンゼルバンク」。
就職斡旋会社で働く元講師の井野が主人公となり、彼女の経験を
通じて、就職とは何か、転職とは何か、働くとは何かということに
ついて書いている漫画です。
前作からのファンである私は、毎週書かさず読んでいるんですが、
今日発売されたお話に、非常に興味深い話が載っていました。
井野が、資格を沢山持っているからというだけで転職出来ると甘く
考えている相談者に対して、厳しい一言をかけたところ、
その相談者は怒って帰ってしまう。
その指導の方法は、以前の職場の仲間であり、経営不振で
偏差値の低い高校を、東大生を輩出することで一気に生き返らせる
事に成功した、桜木の口調をまねたものだった。
そのことについて、井野の上司、海老沢は、桜木のもつ説得力には、
二つの要素があるのだ、と井野を説く。
1つは、たとえ話。
たとえ話を上手く使って話をすることで、相手に事態をわかりやすく
説明し、かつ目的の変化に向けてその気にさせていくことが出来る。
そしてもう一つは……
というのが、前半から中段部までのお話です。
では、たとえ話を用いて、具体的に行動を起こそう、としたときに、
果たしてどうしたらいいか。
その時、もし桜木ならばどうするか、というと、相談者に対して、
転職するなら、仕事はこれ、会社はここと言い切れないとダメだ、
といい、そして
 「桜木さんなら言い切る……」
というんです。
さて。
実は、講師業の世界でも、まことしやかに言い伝えられている
話のひとつが、この
 ■ 講師は「思う」などと言わずに、「こうだ」と言い切りなさい
というもの。
しかし、実は私は、ここで言われている【言い切る】という行為、
基本的にはあまり薦めていないんですよ。
理由は【言い切ってしまうと、そこで人は考えなくなる】から。
だから私は言い切らない。
だけど、三田さんは【言い切れ】という。
さて、私と三田さんは対立してしまったんですが、
これって、いったいどちらが正しいんでしょうか?
 


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  ● 責任を負う覚悟とは
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方法論を学んでいるとき、違う人から、全く対立した方法を
提示されるときがままあります。
今回のように、言い切るべきだという人と、言い切るべきではない、
という話も、その話に当たります。
こういった状態におかれたとき、よく見かける反応のパターンが
あります。それは
 ■ どちらが正しいのかを探り出そうとする
ということ。
私もセミナーなどで、以前に
「水野さんと全く逆のことを、○○先生が言ってたんですが、
 本当はどちらの方が正しいんでしょうか?」
と質問されたことがあります。
この人は、相反する意見を聞いて、混乱してしまっているんですね。
でも、この時、正しい答を探そうとしても絶対に見つかりません。
なぜなら、ここでこの人が求めている正しさとはたいていの場合、
 ■ 発生するリスクがゼロの方法
なんですよね。
でも、このふたつ、どちらもリスクはあるんですよ。
例えば、今回の話で言えば、言い切ったら言い切ったで、その後出てきた
結果に対して文句を言われることだってあるし。
言い切らなかったら言い切らなかったで、もやもやした気持ちのまま
欲しい答えももら絵図、それで腹を立てて文句言われることもあるし。
どっちをとっても、リスクはあるんです。
ただ、大事なのは、
 ★ それらのリスクを、一切背負う覚悟で方法を選択している
ということが重要なんですよね。
今回の三田さんが言っているような話や、私が言っているような話は、
実はもうたくさんの人が語っているんです。
しかし、そういう人たちの中でも、説得力のある話になっている
場合と、何ら説得力が伴ってない場合とがあるのは、この
 ★ その人がリスクを背負う覚悟をしているかどうか
にかかっているんですね。
逆に言えば、言い切るリスクを背負いたくないから言い切らないとか、
言い切らないリスクを背負いたくないから言い切る、という人は、
リスクを背負わないようにしている段階でもう、説得力がないんです。
もし、あなたが説得力のある人間になりたかったら、
是非、責任とリスクを負う覚悟を持って下さい。
また、もしあなたが、二つの選択肢で迷っていたのなら、
どちらが正しいかという視点で見比べるのではなく、
どちらのリスクを背負うのか、という覚悟をするつもりで
選択肢を見つめてみて下さい。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
    説得力は責任とリスクを負う覚悟を持った人に生まれる
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海老沢は「桜木さんなら言い切る……」と言ったあと
こう続けます。
  「説得力ってね……リスクを負うってことさ。
   説得力を支える要素のひとつ目はたとえ話。
   ふたつ目は責任を負う覚悟だよ。
   覚悟があると、人の心に響く。
   それで行動する気になる」 
三田さんは海老沢に、こんなセリフを言わせてたんですよ。
含蓄ある言葉ですね。
私自身も、いろいろな形でメッセージを発信する立場に
いますので、この【責任を負う覚悟】というものは、
常に意識の中について回っています。
たかが漫画、とも言えるんじゃないかと思いますが、
その漫画で、こうやって色々と考えさせてくれるのも、
きっと、三田さんがいろいろな覚悟を持って漫画を書いて
いるからなんでしょうね。
説得力を持ったメッセージを発信する立場にあるものの
ひとりとして、今回のお話、じっくり読ませて頂きました。
 
 
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  ● 編集後記
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インターネットなどでもあちこちで取りざたされている
「ひぐらしのなく頃に」。
元々はパソコンのゲームだったそうですが、大人気になり、
テレビアニメや漫画にもなっているそうで。
ということで、私も是非読んでみたいなあ、と思っていたら、
近所のtsutayaに、この漫画が平積みでおいてありました。
思わず出ている全部を大人買い。
で、読んでみると、最初のあたりは萌え系な感じで、ちょっと
ついて行くのがつらいんですが、サスペンスのくだりになると、
とたんに面白くなってきますね。
まだ、謎解きがすべて明かされていないのですが、読み進めて
行きたいと思わせるモノがあります。
ただ、今仕事が詰まっているから、ほどほどにしておかないと
いけないんですが、ちょっと煮詰まると、ついつい手が出て
しまいます。
結構残酷なシーンが多いんで、そっち系が苦手、という人は
アレですが、サスペンスが好き、という人は、読んでみると
面白いかもしれませんよ。

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