仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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学びのプロセスの最後にあるのは

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  ● ノウハウ本/教材の限界とは
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ちまたに出回っている、本や教材・セミナーとして
売られている、たくさんのノウハウ情報。
お金儲けの方法や、恋人を作る方法など、たくさんのノウハウが
有象無象に飛び交っています。
私も、そういった情報を手に入れたことは何度もありますし、
起業したての頃は、ビジネス系の情報にはずいぶんお世話になりました。
しかし、本当に心から役に立ったと思える本や教材は、
かなり限られていました。
ほとんどは使えなかったり、ほんのちょっとしたテクニックを
知っただけで終わってしまうもの。
または、精神論的な話に終始して、実際にどうしたらいいか
よくわからかったもの。
そういったものたちをふるいにかけながら、勉強させてもらったんです。
時が過ぎ、今度は私がノウハウを提供する側に回りました。
はじめは自分自身の経験をまとめた、悪習慣改善セミナー。
そして、悪習慣改善セミナーでいい結果が出るようになり、
その結果が出る方法をまとめた、高品質セミナー作成講座。
いずれも、それなりの成果を出し、評価も頂きましたが、
自分自身は今ひとつ納得のいくものが出来ませんでした。
いずれのセミナーも【わかる】から【出来る】までのプロセスを
伝えたり、紐解いたりしているものですから、参加者の要求は
満たせてはいるはずです。
でも、なにか物足りない。それはなんだろう。
そんなもやもやを胸に抱えながら、【わかる】【出来る】の先に
あるものは何かを、私は探し始めたのでした。
 
 


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  ● 学びのゴールイメージとは ~展開系
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まずはじめに、前回までの学びのプロセスを復習しておきましょう。
前回、前々回でお話ししたのは、
 ・【わかる】のプロセス
    受け止める → 分解する → 結びあわせる 
 ・【出来る】のプロセス
    やる → 試行錯誤する → 習慣化する
ということでしたよね。
で、そこから先にどういうものがあるのか、まだまだ思案の途上では
ありますが、今のところ、私はこう考えています。
 ・【知る】のプロセス
    ・本質を掴む → 他の分野に応用する
学びを実践して、出来るようになっただけではなく、
その学びの根底に流れる大元をきちんとつかみ取ること。
これが出来るようになると、他の分野にも応用可能になります。
ここまで出来ると、本当の意味で【知る】ことが出来るのです。
そして、そこまできたら、最後のステップに進みます。
それは残すというプロセス。
 ・【残す】のプロセス
    ・自己の体験/思考を体系化する → 伝える
自分自身が出来るようになり、本質も掴むことが出来たら、
それを、その人自身の言葉によって、次の人へと伝えていく
ことをしていきましょう、ということですね。
さて、ここで私が一番重要だと感じていることは、
 ★ 学びとは、世代を超えて継承していくもの
であるということ。
すばらしい学びは、世代を超えて残していくものだと思うんですよね。
伝えた人で止まってしまうようなものは、本当の学びとは
言えないんじゃないか、と私は考えます。
であるならば、講師という立場の人たちは、受講者に対しての
学びのゴールイメージを、単に受講者が【出来る】ということで
とどめたりせず、【残す】というところまで目指す、つまり
 ★ 受講生が【次世代にその学びを残せる】ように学びを提供する
という意識を持って取り組んだ方がいいのではないか、と想うのです。
もちろん、時間の制約、条件の制約がありますから、
1回のセミナーや研修で【わかる】から【残す】までを
やりきることはほぼ不可能だと思います。
しかし、例えそのセミナーが【わかる】までしかたどり着けないような
内容であったとしても、そのコンテンツを作り伝えるあなた自身の中に
【残す】という想いが強くあれば、その想いのオーラやエネルギーは
セミナーにも宿ります。
なぜなら、セミナーや研修とは、コンテンツもさることながら
講師の抱く想いも受講者に与えているのですから。
ということは、
 ★ 受講生は、講師の想いの大きさ以上のものは受け取れない
ということになってしまうわけですので、講師自身がどこまでのことを
想ってセミナーを行うかは、とっても重要なんだと思うのです。
もしあなたが講師の方ならば、是非次世代に残るセミナー/研修を
作っていってください。
そして、もしあなたが受講生の立場にある方ならば、すばらしい
講師の学びを受け止め、そして、是非次の世代に向けて、あなた
自身がその学びを伝えていってくださいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
   次の世代に自身の学びを伝え残していこうという想いを持とう
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 ★ 私の発するメッセージは、1000年先まで残り続けるだろうか?
これは、私が、いつもセミナーでお話ししている言葉です。
本当にすばらしく、本当に役に立つことを、しっかり残し、
そして次世代に伝えていけるような学びを提供できているだろうか。
いつも、そんなことを考えながら、セミナーや研修のカリキュラムを
作っています。
残念ながら、この問いに、いまだに胸を張って【YES】と答えられる
自身はありません。おそらく、一生かけても【YES】と答えられる
ところまでいけないかもしれません。
でも、この質問を自分に投げかけ続ける限り、その高みを目指して
一歩一歩登り続けることは出来ると思っています。
ということで、講師の方向けのお話を3日間させていただきました。
今回の話は、考え方や心構えの話ばかりになってしまいましたが、
これらの考えや心構えを具体的にどうやってセミナーや研修という
形に創り上げていくのか、ということについては、こちらの教材を
是非活用してください。
3年かけて、今まで語ってきた想いを込めて創り上げた教材です。
 → http://sp.m-stn.com/seminar/semsem/index.php?sid=3t
 
 
 
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  ● 編集後記
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昨日、仕事で舞浜に行きました。
ご存じの方も多いでしょうが、舞浜駅はディズニーランドの最寄り駅。
改札を出ると、夢と魔法の国の建物がどーんと並んでいます。
そんな中を、スーツ姿で歩いていた自分。
パークの人たちに、こんにちは、と声をかけられ、手を振られながら
目的地までテクテクと歩いていきました。
ちょっと居心地悪かったです(汗)
 
 
 

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