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● うちのかみさんの話
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うちのかみさんは、ソーイングや骨とう品が趣味なんです。
エプロンやポーチ、カバンなど、身の回りのちょっとしたものは、
ミシンを取り出してタカタカとすぐに作ってしまいます。
私が愛用している手帳のカバーも、かみさんの手作りだったりします。
また、週末は月に2回は骨董市にうちのおふくろと朝早くから
出掛けていきます。
2人で早朝から昼過ぎまであちこちまわってきては、古ぼけた皿などを
嬉々として買ってきては二人で自慢のしあいっこをしています。
ということで、我が家には、嫁姑問題はありません。
……すいません、ここまで読んで、これは単なる女房自慢になっているな、
と気がつきました。昼間っからすいません。
で、ここからが本題。
そんなかみさんが、yahooのオークションを始めたんですね。
自分で作ったポーチやら、骨董市で買ってきた湯呑やらを、
出品し始めたんですね。
で、これがそこそこの値段がついて落札されるようです。
「200円で作ったポーチが1500円で売れた!」
とか、
「500円で買ったナンチャラ丸皿が4000円で売れた!」
などと、嬉しそうに私に報告してくるのです。
最近、オークションで起業だとかいう流行があるそうですね。
また、
■ 好きなことで起業する
などという風潮もあるようです。
うちのかみさんも、そんな今の流れに乗って行くように、
ついにビジネスの一歩を踏み出したようです。
私も独立自営でビジネスをしておりますんで、かみさんがビジネス
を始めるのは多いに結構、と思っておりました。
ところが、うちのかみさんのプチ起業は、ほどなく挫折します。
理由は、好きなことを仕事にしたから、でした……
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● 好きで始めると失敗する?!
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最近の起業ブームの中でよく言われている
「好きなことで起業しよう」
という言葉。
私、これにはちょっとした引っかかりを感じていたんですね。
なぜなら、世の中には、好きなことで起業しても、全然成功しない人が
かなりの数いるから。
それが何でなのか、ずーっと気になっていたんですが、
うちのかみさんを見ていて、その答えの一つが見えたような気がしました。
なんでうちのかみさんが挫折したか。それは、
■買ったり作ったりした商品のうち、自分が気に入ったものは
自分のものにしてしまう
という理由でした。
「このバッグがね、私に使ってくれって言うんだよぉ」
「このお皿には、私の料理を盛り付けたいんだよぉ」
などと言っては、自分のものにしてしまうわけであります。
ここで、ビジネスについてちょっと考えてみてください。
いったいビジネスって何でしょうか。
私的な、勝手な思い込みでお話しするなら、ビジネスとは
★ 相手を喜ばせてその対価をいただくこと
だと思うんですね。
ところが、自分が好きなことで起業した場合、勘違いすると
うちのかみさんのように
★ 自分を喜ばせ、満足させることに一生懸命になってしまう
ことがよくあります。
私自身、今の仕事が好きでやっていますが、単に好きなだけでは
とてもじゃないがやっていられないようなことも、山ほどやっています。
毎回セミナーをやるたびに7~80通近く受講者と事前にメールの
やり取りをするし、リハーサルだって、毎回100回はやっています。
これは、本当に『好きだ』ということだけではやっていけない。
それでもなぜやるかといえば、私のセミナーを受ける受講者の
方たちの喜ぶ顔が見たいから、という気持ちを強く持っている
からなんですよね。
つまり、好きなことを仕事にする、という本当の意味は、
× 自分が好きだと思えることを仕事にする
ということではなく
◎ それを通じて人を喜ばせることが好きだと
思えることを仕事にする
ということだと思うんです。
もしあなたが企業、または転職を考えているなら、
こんなことも、ぜひ考えてみてくださいね。
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今日のトーク術・まとめ
『人を喜ばせられる』好きなことを仕事に選ぼう!
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● 私のメンターはスーパーマンです
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私が日ごろ師と仰いでお付き合いさせていただいておりますかたがいます。
その方、矢矧晴一郎先生といいます。
経歴を簡単にお話ししますと……
旧富士銀行を経て、ボストンコンサルティンググループ米国本社に
入社。その後日本に戻り、日本初の経営戦略コンサルティング会社として、
矢矧コンサルティング会社を設立。
各業界のトップ10の企業のうち、何と7割にコンサルティングを行い、
1件5000万円のコンサル案件を数百件も受注していました。
70歳を過ぎてから、大手企業だけでなく、中小企業や個人のコンサルも
行っていきたいと、自分のコンサル会社を後任に引き継ぎ、現在は
東奔西走しながら、いろいろな方たちの相談ごとに乗っていらっしゃいます。
齢77歳にして、健康そのもの。
老眼鏡も使わず細かい字も読みますし、入れ歯でもありません。
本もご自身で書かれた本として190冊を出版。
10ヶ国語を操り、10種類の楽器を演奏し、20種類の
コンピュータのプログラム言語を活用できる方。
と、経歴も輝かしく、実力、実績共にトップクラスの方であります。
しかし、私が矢矧先生を師と仰いでいる理由は、華麗なる実績が
あるからというだけではありません。
その華麗なる実績を
・誰でもできるような簡単なことを
・ひたすら継続して行っていくこと
で実現しており、今なおそれをやり続けている人だからです。
実は私、この方との出会いは、今をさかのぼること30年近く前。
中学生3年生の時、パソコンの勉強をしていたのですが、そこで読んだ
本の著者が、矢矧先生だったんですね。
以来、コンピュータを駆使するあこがれの人、と思っていたんですが、
先日、ひょんなきっかけで先生で会うことができ、以来、師と仰ぎながら
お付き合いさせていただいております。
本当に私がほれ込んだといっても過言ではない方であります。
その矢矧先生の講演が、今度の5月15日に開催されます。
主催はアプレックスさんという会社です。こちらの社長とは
普段よりお付き合いさせていただいておりますが、情熱あふれる
熱心な方です。
実は、矢矧先生をお引き合わせ下さったのも、こちらの社長さん。
ですので、感謝の意を表しつつ、この講演会をご紹介させていただきます。
個人的には、ぜひ一度接してほしい方だと思っています。
これだけ圧倒的な魅力をもった人は、そうそういないと思います。
ぜひ、参加してみてください。
もちろん、私も参加いたします。
なお、アプレックスさんもうちの会社も、今後矢矧先生を
フィーチャーしたセミナーを次々に開催していく予定です。
アプレックスさんは、経営者向け、またはビジネスマン向けの
セミナーをやっていくようです。
うちの会社は、コンサルタントや士業の方等、教育ビジネスに
携わる方向けに特化した内容で企画を考えています。
今回のセミナーを受けて、もし矢矧先生の魅力に目覚めたら、
ぜひこれらのセミナーも受講してみてくださいね。
ということで、当日の詳しいご案内はこちらをご覧くださいませ。
http://sp.m-stn.com/chk/070426.html
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● 編集後記
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今年の連休はどのように過ごしますか?
私は、御殿場まで足を伸ばそうかと思っています。
富士山を間近に見つつ、ゆっくり自然の空気を吸おうかな、と
言うことでなく、秋にやる合宿セミナーの下見だったりします(^^;;
ま、かみさんを連れていくので、遊び半分で行ってこようと思っています。
かみさん、えらく盛り上がって、あそこいく、ここいく、と騒いでいます。
合宿場の下見、できるのかなぁ……(^^;;
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