仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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感情のコントロール

おはようございます。水野です。
本編の前にご案内をひとつ。
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さて今日は、前回に引き続き、松本での合宿セミナーで感じたことを
お話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━
  ● 泣く、そしてまた泣く
─────
15,16日と、合宿セミナーに参加して、フジゲンの横内会長の
お話を伺ってきました。
この方、お話をしているときに本当によく泣くんです。
お母様の話をしては泣き。
ニューヨークに単身飛んでいった話しをしては泣き。
従業員の話をしては泣き。
奥様の話をしては泣き。
とにかくもう、何かというと泣き出すんですね。
横内会長は、何年も前から、もう同じようなお話を1000回以上も
話し続けているんです。
もういい加減、話し飽きていてもいいくらいの回数ですよね。
なのに、同じところで、同じ様に泣くんですよ。
私は最初、うがってみていて、これは聞き手の心に響かせるための
講演テクニックかな、と思っても見たんですが、でもどうもそう
ではないようで。
本当に、その時のことを思い出して、その都度感極まっている
みたいなんですね。
合宿セミナーの最終日、横内会長のお宅にお邪魔させて
いただきました。
そこで、ちょうど外出から帰っていらした奥様を
参加者の方たちにご紹介下さったときも、
「これだけの人が、私のために集まって下さったんだよ」
と奥様に話しかけながら、ご夫婦二人で泣いていらっしゃいました。
そんな泣いている姿を見ていて、多くの人が間違って解釈している
ある言葉に思い至ったのでありました。
 
 


━━━━━
  ● 感情のコントロールとは
─────
私は、企業研修を行うに当たり、出来るだけ事前アンケートを採らせて
いただいています。
その中の項目の1つに、
 ・最近感動したことはありますか?
というものがあります。
この項目に対し、「いいえ」と答える人が意外と多いんですよね。
どうも、多くの大人達は、感受性というものが鈍ってしまっている
様に感じます。
その理由の1つとなるかどうかは判りませんが、多くの人が、
 ■ 感情をコントロールする
という意識を持っているようです。
しかし、この感情をコントロールする、という言葉を、実際は
どう解釈しているのかを見てみると、多くの場合
 ■ 感情の波を押さえようとする
という方向で捉えているように思えてならないんです。
だから、良いものを見ても「素晴らしい!」と感じない。
腹立たしいことがあっても、「この野郎!」と思わない。
なるべく、その時に感じた感情の波を小さくしようとする、
このことを「感情をコントロールする」ことだと思われている
様に、思えてならないんです。
私自身も、喜怒哀楽の激しい人間ですので「感情をコントロールする」
という言葉を聞いたとき、「ああ、自分に必要なことだな」と思いました。
でも、横内会長の泣いている姿を見て、そして、感動したことが
あるかという質問に対して「いいえ」と答えるアンケートを見て、
「感情の波を押さえることが感情をコントロールすることではない」
と、強く思うようになったのです。
では、感情をコントロールするとはどういうことなのか。
感情は、人を動かす大きなエネルギーとなります。
であるならば、感情をコントロールせよ、という真意は、
 ★ 感情によって生まれ出たエネルギーを行動に活かす
ということなのではないでしょうか。
喜怒哀楽の感受性を鈍らせて、感情の波を押さえるのではなく、
むしろ感受性を上げ、そこから生まれる感情のエネルギーを
自らが目指していきたい人生の活力源として使うものなのでは
ないでしょうか。
そう思って、功成り名を遂げた成功者の方たちを見てみると、
ほとんどの方たちが、感受性が豊かで、感情の起伏も大きい
様に、私には見えます。
私は、ビジネスの本質は、人を喜ばせることにあると思っています。
つまり、喜びという感情に働きかけることが出来ないと、ビジネス
がうまくいかないのです。
ということは、自分自身の感情が鈍っていると、人の感情に
影響を与えるようなことは出来なくなる、ということになって
しまいます。
ビジネスで成功したい、ということは、人を喜ばせたいと言うことと
同じ意味であり、そのためにはまず、自分自身がいろいろな出来事に
感情豊かに反応できることが、まず重要であります。
その上で、その感情から生まれたエネルギーを、世のため、人のため、
そして何より自分のために、効果的に使っていきましょうね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
         感情をコントロールするのではなく
     感情から生まれたエネルギーをコントロールしよう!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
私自身、振り返ってみると、ビジネスが上手く回り始めたのは、
自分自身の感情のセンサーが高まったときのように感じます。
以前は、喜びの感度が低く、怒りの感度だけが異常に大きかったのですが、
その頃は、けっこう空回りしていたことも多かったように思います。
でも、ここ2年で、喜びや楽しさの感度を上げるように意識して
いったところ、いろいろな歯車がかみ合ってきたように感じています。
何より、自分が取り組んでいるビジネスが、今まで以上に楽しく、
そして、いろいろな意味でリラックスして取り組めるようになったんです。
以前は、なんか変に肩に力が入ってしまうというか、
力みがある感じで、変な疲れがあったんです。
でも、最近は、あまりそういった変な疲れを感じることはなく、
自然体でビジネスに取り組むことが出来る様になったんですね。
そして何より、いろいろなことに、自然に感謝できるようになり、
本当に毎日が喜ばしい日々になったんです。
しかし、まだ横内会長のように、何百回振り返っても、
変わらぬ感謝や喜びを泣きながら感じ取れるほどまでには
至っていません。
そういった意味でも、本当に凄い人って、感動したことを
いつまでも大切に出来る人なんだなあ、と思ったのであります。
 
 
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  ● 編集後記
─────
合宿セミナーの帰り、八王子駅のホルモン焼き屋さんに行きました。
一人だったもので、ホッピー片手に本を読んでたんですね。
その本は、20年も昔にお世話になったある方が書かれた本でした。
本の中にはその頃のお話も書かれていて、読んでいるうちに、
なんかもう、胸が熱くなってしまって。
横内会長のお話を伺い、感受性の感度も高まっているので、
もう、一行一行に心を動かされてしまって。
ああ、あの時この人はこんなこと考えてああいったことを
言ってたんだなぁ。
そんなご苦労があったとは、そばで見ていて気がつかなかったなぁ。
そんなことを思い出しながら、読んでいたらもう涙
が止まらなくなってしまって。
カウンターの一角が、中年男がホルモン焼き屋で、ホッピーに
ホルモン食べながら泣いているという、何とも異様な風景と
なってしまいました。
これはちょっとまずいと思って、早々にお店を退散し帰宅。
でも、家に帰って、かみさんに合宿セミナーや本の話を
していたらまた涙が止まらなくなって、グシュグシュ泣きながら
話をすることになってしまい……
決して酔っぱらっていた訳でもないのに、あんなに涙が出てくるなんて。
合宿セミナーで感受性のリミッターが1つはずれたのかもしれません。
訳もわかんないようなお話に、最後まで付き合ってくれて
ありがとう、おかあちゃん(涙)。
 
 

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