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事実を正しく受け止める方法

おはようございます。水野です。
今日は、絵を描く本を読んでいて、これは非常に重要な示唆が
あると思われたことについてお話ししてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● あなたの画力を、今この瞬間に上げる方法
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美術的センスを母の体内に置いてきたまま生まれてしまった私は、
絵が上手な人に、異常なあこがれがあります。
なものですから、絵なんか全く書かないくせに、我が家には
漫画の書き方とか、絵画の描き方とか、デッサン用の人形とか、
そういったたぐいのものが転がっていたりするんです。
そんな本の中の1つに、「脳の右側で書く」というものがあります。
この本は、どんな絵がへたくそな人でも、一週間で画力を
驚異的に上げる方法が書いてあるんですよね。
そんな馬鹿なことあるかい! って思いながらも、
気がつくと私は、その本を持ってレジに向かっていたのでした。
で、読んでみると、一週間といわず、今すぐ画力を上げる
方法が書かれていたんですよね。
その書き方が、とても奇抜で変なものだったんですが、
いわれたとおり、課題にあった馬の線画をその方法で
模写してみたんです。
そうしたら、なんと!
本当にきちんと模写出来たんですよ!!
もちろん、本当に上手い人と比べたら箸にも棒にもかかりませんが、
少なくとも、自分が普通に書こうとしたときよりも、ものすごく
しっかりしたものが書けたんです。
さて、この奇抜な模写の方法とは、いったい何だと思いますか?
 
 


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  ● 情報を正しく読み取る方法
────
人は、何らかの事実を理解しようとするとき、自分が持っている
知識と照らし合わせようとします。
しかし、事実を目にした瞬間から、知識と照らし合わせてしまう
という行為は、実は事実をねじ曲げて解釈してしまう恐れが
あるんですよね。
私は、事実をきちんと受け止めるには、次のプロセスが
必要になると考えています。それは、
 1.観察
 2.分析
 3.解釈
 4.理解
というもの。
そして、本来、観察や分析のプロセスとは、何らかの判断を
するタイミングではなく、事実をありのままに、子細にみて、
必要な情報をすべて得ることにのみ、力を注ぐプロセスなのです。
しかし、私も含め、多くの人が、観察や分析のプロセスから、
いきなり解釈や理解をしてしまっているように思うのです。
これは、なまじ知識を持っている人ほど、こういった状態に
陥ってしまうようです。
そして、事実をきちんと観察・分析しないままに解釈や理解を
してしまうため、事実を浅く捉えてしまったり、間違った理解を
してしまうことになってしまうのです。
私自身も、よくそういったことをやってしまい、なんか話が
食い違ってしまう、とか、こんなはずではなかった、と思うことが
よくあります。
そんな時は、もう一回まっさらな気持ちになって、話を聞いたり、
事実を見つめルといった、観察・分析をきちんと行うように
にしています。
知識や情報は、有益なものにもなりますが、使い方を誤ると
先入観や色眼鏡でものをみることにもなりかねません。
知識や情報を使っていいタイミングと、使ってはいけない
タイミングがある、という事は、きちんと押さえておく必要が
あるかもしれませんね。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
 事実をみるときは、知識や情報は脇に置き、まずは間接・分析を行おう!
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さて、最初にお話しした、
 ■ 一瞬で画力が上がる奇抜な方法
とは、いったいなんでしょうか。それは、
 1.絵を逆さにして紙で隠す。
 2.少しずつ隠した紙をずらしながら見えたところを書く
という方法でした。
こんな事で絵が上手くなるのか、と思いませんか?
でも、上手く書けるようになるんです。
その本によると、絵が下手な人は、対象物を見ると、それを
左脳で理解してしまうそうなのです。
例えば、顔をみると、左脳で「顔」と認識してしまうそうで。
そして、目や鼻、口なども、ある種記号のように理解してしまい、
みたままを書かず、脳内にある知識としての表現形態を使って
書いてしまうそうなんです。
例えば、顔は丸く、そしてその真ん中に鼻をかく、といった感じで。
このように、対象物をみずに、脳内にある情報を使って絵を描いて
しまうことを避けるため、まず絵をひっくり返してしまった上に、
さらにその絵を紙で隠して、少しずつずらしながら書いていくのです。
そうすると、左脳は見えたものが何か分からないので、脳内の
情報に置き換えることが出来ず、結果的に、意味が分からない
みたままのものを右脳が受け止めて、それを書き取っていくことを
やっていくと、結果的に、みたままのものが書けるようになる、
という理屈なんですね。
もし、あなた替えがへたくそだ、と思っているのなら、是非今回の
やり方で、絵を書いてみてください。
そして、自分自身の出来事の受け止め方についても、振り返って
みていただけたらと思います。
 
 
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  ● 編集後記
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現在、BIZ.ID以外に「企業と人材」という、人事専門誌に
連載しています。
こちらの雑誌は、書店で購入することが出来ず、年間定期購読を
しないといけないものなのですが、この私の連載が、yahoo
オンビジネスで読めるようになりました。
原稿を書いたのが5月ですから、半年ほど前のものですが、
まあ季節感無く読めるものですので、興味がありましたら、
こちらもぜひ読んでみてくださいませ。
http://column.onbiz.yahoo.co.jp/ny?c=al_l&a=025-1225245764
現在、平日日刊のメルマガと、週一連載1本、月1連載が1本。
毎日何かしら原稿を書いて約1年経ち、書く体力はついてきたかな、
と思っています。
継続は力なり、ですね。誤字脱字は練りませんが(笑)
そろそろ、雑誌媒体でも、もうひとつくらい書かせてもらえたらなあ、
と思っております。
ご興味のある方、書かせてやってもいい、という方がいらしたら、
是非声かけてやって下さいませ。
 
 
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

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