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ドラゴンボールとヤッターマン

おはようございます。水野です。
 
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お申込期日が3月11日に迫って参りました。
参加者が変化し、成果が生まれるセミナーや研修を作るためには、
 ※受講者が行動変容を起こす、具体的な心理的要素とプロセス
を、きちんと把握した上で、カリキュラムを構築する必要があります。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
 ★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方
は、是非参加して下さい。きっとお役に立てるセミナーですから。
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さて今日は、最近話題になっている2本の映画について、
考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● ドラゴンボールとヤッターマン
─────
ドラゴンボールとヤッターマン。
この、ある意味国民的な漫画とアニメが、今月から、
実写映画として上映されますね。
しかし、この両者の映画、前評判はまったく逆のようです。
ドラゴンボールにつきましては、もう、ある意味袋だたき状態。
ハリウッドが、あの漫画をどう実写化するのかを楽しみにして
いた人たちが、予告編が流れたとたん、
  「一体何なんだ、アレは!!」
 という声が、ネット上で一斉に上がりました。
原作者の鳥山明さんも、
  「脚本やキャラクター造りは、 原作者としては
   『え?』って感じではありますが……」
と、何とも言えないコメントを寄せております。
私はドラゴンボールというのは漫画もアニメもあまり見て
いなかったので、よく知らないのですが、そんな私ですら
「これはないだろう……」
という言葉を、予告ムービーを見たときにこぼしてしまいました。
それに比べて、ヤッターマンについては、比較的好意的な
評価を得ているようです。
フカキョンのドロンジョのセクシーさは、アニメ版のドロンジョ
以上に魅力的でもあります。
脇を固めるトンズラとボヤッキーも、生瀬さんとケンドーコバヤシさん
という人選が、非常にナイスな感じがしますしね。
しかし、なぜこれほどまでに、前評判に大きな開きが出来て
しまったのか、その理由をじっくり考えてみると、非常に興味深い
ことが浮き彫りになったのであります。
 
 


━━━━━
  ● 人は好き嫌いを何で決めるか
─────
しかし、なぜここまで大きく反応が違うのでしょうか。
一番の理由としては、
 ■ 登場人物のキャラクターが原作と実写とで大きく違う
ということがあげられるでしょう。
ヤッターマンについては、徹底的に原作に出てきた
キャラクターを再現していこうと、作り手の方達が
一生懸命になっていることが、伝わってくるんですよね。
ところが、ドラゴンボールの方は、役名と物語の基本的
設定を使っただけで、キャラクターについては、ほとんど
原作をとどめていないまでに変更してしまった。
これが、私たちの期待と機嫌を、大きく損ねてしまったわけです。
これが、キャラクターや基本的設定は守っておき、物語をがらりと
変えたらどうなってしまうのか。
一番わかりやすいのはドラえもんの劇場版だと思いますが、
原作から大きく逸脱した物語であったとしても、受け手の
私たちは、違和感なく受け止めています。
クレヨンしんちゃんなどに至っては、元々ギャグマンガであるにも
関わらず、劇場版では、大人ですら号泣してしまうほど、感動的な
物語に変えてしまっている。
にもかかわらず、みんな文句も言わずに、いや、むしろ喜んで
その映画をみているわけです。
ところが、キャラクターに対して変更を加えると、とたんに
嫌悪の反応を示すのです。
ドラえもんが、大山のぶ代さんから水田わさびさんに変わったとき、
声以外はなんにも変わっていなくても、日本全国の人たちが、
ある種の不快感を見せていたことも、記憶に新しいでしょう。
このように、一度受け入れられたキャラクターというものは、
非常に強い愛着として、人々の中に根付くわけであり、また、
一度根付いたキャラクターは、変わってしまうと、極端に
不快に感じてしまうということなんですよね。
このことを、自分自身の日常に置き換えて考えてみましょう。
例えば、自分が人から末永く認められ、受け入れられるように
するために、一体どんな努力をするべきか。
そのとき、知識や情報、服装や立ち振る舞いなどで、
自分を良く見せようと画策する人が結構いますよね。
確かに、これもすごく大切であり、重要なことなんです。
でも、努力の甲斐あって、認められたとしても、その後
相手の認識したキャラクターと違う行動を起こし始めて
しまうと、とたんに、
「なんだあいつは」
ということになって、嫌われたり、遠ざけられたり
してしまう、ということになってしまいます。
要するに、最初だけ良い格好をしても、後で化けの皮が
はがれてしまうと、返ってひどい評価をもらってしまう、
ということなんですよね。
今回のドラゴンボールとヤッターマンに対する皆さんの
反応の違いに、そんなことを学んだような気がします。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
最初だけ良い格好して認められても、貫かなければ返ってひどい目に遭う!
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
講師などの仕事をしていると、こういうことの重要性が、
身にしみて解ります。
講師という立場上、セミナーや研修で見せる姿は、それなりに
かっこいい姿になりがちなんですよね。
しかし、そこで気に入ったとして、もっと学びを得たいと思って
その講師と付き合いを深めていくと、
 ■ 最初にすり込まれた素晴らしい印象と何か違う
と思い始めてきてしまい、そして、そのうちにその違いが
 ■ 受け入れがたく、許せない違い
となって、結果として嫌われてしまう上に離れられてしまう、
という状態になってしまうことも少なくないようです。
そうならないために、私自身はどんなことをしているかというと、
実はこのメルマガのように
 ★ 毎日自分を人に見せ続けること
によって、自分自身の一貫性を作っていくことをしているんですよね。
このメルマガを見て、セミナーに参加してくださる方がいて、
そのうちに付き合いが頻繁になり、関係が深くなっていく
そのどのプロセスにおいても、
 ★ 一貫性がある姿勢
にしておくためにも、日々、自分でメルマガを書きながら、
自分の一貫性を確認していく、ということをやっているわけです。
つまり、このメルマガは、自分のためにも、日刊で発行していく
必要があった、ということなんですよね。
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  ※コメントも書けるようです。
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
─────
昨日は雨がひどかったため、自宅で仕事。
あつみ♂が、午前中はずーっと
「遊ぼうぜ!!」
的に絡んできて、結構付き合わされました。
なにせ、仕事している私の膝の上にひょいと足をのせ、
じぃーっと目を見つめていたかと思うと、ダーッと
台所や寝室に走っていって
「なーお! なーーーーーお!!」
と呼ぶもんですから。
しかし、なんであいつは
「お前、当然、俺と遊ぶだろ?」
的な感じで、私にちょっかいを掛けてくるんだろう……
さて、昨日の我が家のネコブログ。
あつみ♂の胸の毛、確かにふわっふわなんだよなぁ……
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200903060000/
 
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

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