おはようございます。水野です。
来る3月14日に、「高品質セミナー作成講座」が開催されますが、
お申込期日が3月11日に迫って参りました。
参加者が変化し、成果が生まれるセミナーや研修を作るためには、
※受講者が行動変容を起こす、具体的な心理的要素とプロセス
を、きちんと把握した上で、カリキュラムを構築する必要があります。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方
は、是非参加して下さい。きっとお役に立てるセミナーですから。
→ http://sp.m-stn.com/seminar/semsemlive/
※ 残席3席です!
さて今日は、講師業、または人を育てる立場にある人たちに、
ぜひ考えて欲しいことについてお話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
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● huck否定論者だったのに……
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○○huckという本や言葉が、最近ビジネス界を賑わして
いるようですね。
私的には、
「ふん、しょせん、小手先テクニックの集大成の話だろ」
と思って、正直、毛嫌いしていたんです。
ところが、友人でもあり、先日のメルマガでも紹介した
「奇跡の営業所」の著者でもある森川さんが、メルマガで
絶賛していたhuck本があったのです。
ちなみに、森川さんのメールマガジンはこちら
【最幸への突破口】
→ http://www.mag2.com/m/0000260566.html
それは、アルファブロガーでも有名な、大橋悦夫さんの
書籍でした。
彼がそんなに推奨するなら、いつか読んでみようかな、
と思っていたまま、ほったらかしにして数ヶ月。
先日、たまたま、大橋さんのブログセミナーに参加する機会を
頂き、せっかく受講するなら、と思って、大橋さんのhuck本を
読んでみたんですよ。
そうしたら、単なる小手先テクニック系の集大成ではなく、
原理原則に基づいた上で生まれたものである、ということが
良く解ったんですよ。
ですから、これはなかなかすごいもんだと思って、セミナーも
楽しみに参加させてもらったんですね。
セミナーそのものは、非常に学びが多く、大変素晴らしい
ものでありました。
しかし、私が非常に興味を持ったのが、内容の素晴らしさ以上に、
受講者の人たちが大きく関心を示した部分だったのであります。
そして、この部分こそが、セミナーや研修の満足度に
大きな影響を及ぼすところなのだと実感したのでした。
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● 人生における3つのロスタイム
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セミナーや研修を開催するにあたり、講師が受講者に対して、
何を提供すれば一番喜ばれるでしょうか。
もちろん、目的によっていくつかの価値は上げられると思いますが、
現代のビジネスにおいて、重要視されている大きな要素として、
■ 自分の時間におけるロスをいかに減らすか
というものがあげられます。
自分の時間というのは、つまりは自分の人生そのもの。
では、人生のロスタイムとは一体どんなものがあるのでしょうか。
私が思うに、大きく3つのロスタイムがあると思うのです。
ひとつは、非効率的なロスタイム。
これは、同じ作業を無意味に繰り返したり、自動化できる手順を
わざわざ手数を掛けて行ってしまう、というもの。
huck系の本には、この手のロスタイムを減らすための
ノウハウが書かれています。これはこれで役に立つ。
ふたつ目は、成功するまでの失敗のロスタイム。
やり方さえ知っていれば、出来たことが、やり方を知らなかったために
失敗してしまった、といった、いわゆる回り道のロスタイムですね。
これについては、事前に知っていれば回避できる考え方を教えて
いる人がたくさんいます。
しかし、実際に学んだ人たちの行動を見てみると、その学びを
最初からうまく活かせる人は少数派でしょう。
残りの大多数は、その学びの本質を理解できないまま、やっぱり失敗を
してしまう、というケースが多いようです。
まあ、それでもまったく意味がないと言うことはないですし、2回目以降の
チャレンジにおいては、その学びを活かせる人もさらに出てくるので、
こういった学びには価値があることでしょう。
3つめのロスタイムは、実は一番やっかいなものであります。
それは何かというと
■ わずかの失敗であきらめてしまうロスタイム
というもの。実は、このロスタイムが、1番目、2番目を遙かに上回る
ロスタイムとして、多くの人たちの人生の時間を奪っているのです。
やったこともないことを、少々机の上で勉強したからといって、
いきなり成功する人など、一握りもいません。
しかしながら、多くの人が、ここであきらめて、さらなる取り組みを
やめてしまう。
これを、人生のロスと言わずして、なんというのでしょうか。
しかも、これは、いつか克服できるようなものではなく、一生
あきらめてしまう、というケースになることも非常に多いのです。
こうなるともう、ロスタイムを通り越し、ロスチャンスという状態にまで
なってしまっています。
こういう悲劇を受講者に起こさせないために、講師が行うこと、
それは
★ 何度も失敗しても良い、というメッセージ
であり、その一番説得力のある伝え方は、
★ 講師自身の失敗体験
なんですよね。
講師はミスを見せてはいけない、なんてことを思って、
自分の失敗を隠してしまうと、受講生は、ノーミスで
成功しなければと思ってしまいがち。
だから、説得力のある、講師自身の体験で、何度も失敗しても良い、
というメッセージを伝えることが、とても大切なことになるんですよね。
今回の大橋さんのセミナーでは、この3つのロスタイムを回避させるための
要素が、きちんと盛り込まれていて、その部分に、受講者もしっかり反応
していたのです。
満足度が高いセミナーの、ひとつの形を見たような気がしました。
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今日のトーク術・まとめ
受講者のロスタイムを軽減させるメッセージをきちんと伝えていこう!
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大橋さんのセミナーが終わり、受講者の満足そうな顔を見ながら、
つくづく感じたのは、
■ セミナーとは、人の時間と引換に、価値を提供する商品である
ということでした。
時間というのは、究極的には、命そのもの。
とすれば、講師というものは、参加者の命のかけらをもらって、
その引換に、何かを伝えていく、という仕事になるわけです。
もし、くだらないこと、つまらないこと、満足行かないことを伝えて
いたとしたら、それはもう、
■ ある意味、殺人者
となってしまうと思うんですよね。
これはもう、
「満足できなかったら、お金返しますよ」
じゃ済まない話になるわけです。
だからこそ、受講者の人生の価値を上げたり、命である時間を
生み出す様なことを伝えて行く、という意識が必要になると
思うんですよね。
huck系の大家でもある大橋さんのセミナーは、そういった意味で、
受講者の命を増やすセミナーであり、自分の人生の価値を高めるセミナー
であったと、受講生の顔を見て感じたのでありました。
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もし良かったら一言声かけて下さいね。
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● 編集後記
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大橋さんは現在もたくさんの著書を出されています。
私が今回読んだ本は、こちらの2冊です。
LIVE HACKS! [ライブハックス!]
http://www.amazon.co.jp/dp/477710950X/ref=nosim/?tags=mizuno0e-22
成功ハックス
http://www.amazon.co.jp/dp/4413036956/ref=nosim/?tags=mizuno0e-22
他にもありますので、興味あったらぜひ読んでみてくださいね。
しかし、今回のセミナーで学んだ時間効率化のノウハウについては、
知らないことばかりでものすごく参考になりましたね。
自分が使っているビジネス系のソフトについても、
「へー! そんな機能があったんだ!!」
とびっくりすることしきり。
さすが、色々なhuckを調べ、かつ実戦している人だけあります。
いやはや、自分はすごく時間損してたなぁ、と思っちゃいましたわ。
大橋さん、早速活用させて頂きます!!
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介、思い上がりも甚だしい。
→ http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200903070000/
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
→ http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html
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