仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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損得で選択するのではなく

おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
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さて今日は、先日発売された巨人の星を読んで思ったことを
お話ししたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● 人間の美学
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昭和のスポ根漫画の金字塔、巨人の星。
先日のメルマガでもご紹介しましたが、コンビニで発売されている
復刻版の第2巻が、先日発売されました。
楽しみにしていた私は、早速購入して、仕事そっちのけで
読んでしまいました。
第2巻は、飛雄馬が入学した星雲高校野球部が甲子園を目指す
話から、飛雄馬が巨人のプロテストに合格したところまでの話。
相変わらず、暑苦しくも感動的な話でありました。
しかし、本当にこの漫画に出てくる人間たちは、普通の人から見たら
 ■ 損な生き方を選択している
ように見えます。
父一徹は、星雲高校野球部の監督になり、選手たちを
育てましたが、これからというときに監督を降りてしまいます。
星雲高校の有力なスポンサーであり、伴宙太の父でもある伴大造
から、100万円の報酬を渡すといわれても、あっさり蹴って
やめてしまいました。
理由は、これ以上ここにいると、スポットライトが自分に
当たってしまい、今まで選手を育ててきた野球部部長の功績が
隠れてしまうから、というもの。
また、飛雄馬も、同じように貧乏くじをあえて引きます。
甲子園での決勝、けがを負ってしまったとはいえ、花形満に
敗れてしまった彼らは、伴大造の怒りを買い、廃部を命じられます。
それに怒って大造を闇討ちにした、漫画家志望で母子家庭に育つ
牧野の罪を自らが背負い、星雲高校を退学してしまうのです。
さらには、巨人をのぞく11球団が、高額な契約金を用意して
飛雄馬のスカウト合戦を始めたにもかかわらず、親子共々
「目指すは巨人の星だ」といって、契約金ゼロの巨人の
プロテストを受けに行く、といった有様。
本当に、普通に考えたら、何でそんな馬鹿な選択するのよ、
と突っ込みたくなるような生き方でありますな。
しかし、冷静に考えてみると、あながち馬鹿な選択でも
無いかもしれないなあ、と、今日のニュースを見ていて
思ったのでありました。
 
 


━━━━━
  ● 損得で選択するのではなく
─────
そのニュースというのが、全世界に衝撃を与えた、
マイケル・ジャクソン死亡というもの。
すべてのチャンネルで、彼の死を悲しみながらも、
彼の今までの半生を振り返っていましたね。
それをみていると、彼は、音楽業界で大きな功績を
残しましたが、
 ■ 納得のいく人生を送っていたか
ということについては、そうでもなかったんじゃないかな、
と思えてならないんですよね。
もちろんそれは、彼自身のせい、というよりは、物心ついた
ときから、納得のいく生き方などできるような環境ではなかった、
ということもいえるかと思います。
であるからこそ、なおのこと気の毒な気がするんですよね。
たぶん、多くの人々が、マイケルの華やかな成果には、
かなりの羨望を抱きつつも、心の奥では、
 ■ 彼のように生きたくはないな
と思っていたんじゃないかなぁ。
少なくとも私は、そう思っていました。
普通私たちは、人生の選択を損得で選ぼうとする場合、
 ■ 目先のお金やものといった、物質的なもの
で考えがちです。
しかし、
 ■ 損得で考えて選択した人生の集大成が、納得いく人生ななるか
ということを冷静に考えてみると、必ずしもそうではない、
と思うんですよ。
では、納得いく人生を過ごすためにはどうすればいいか、というと
当たり前なのですが、
 ★ 人生の選択を、損得で考えず、納得する方を選ぶ
ということになるんじゃないかと思うんですよね。
飛雄馬も一徹も、金銭面では損する選択ばかりしています。
しかし、常に彼らの選択は、「自分が納得できる方」を
選んでいるんですよね。
その選択を積み上げていくことで、揺らがない自分というものが
積み上げられていくんじゃないか、と思うんですよ。
だから、目先の損得ばかり追い回して人生の選択をしている人は、
ぜひ一度、その生き方が、死に際に納得できる人生になっているか
考えてみてくださいね。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
   人生の選択肢は、損得で選択するのではなく、納得で選択する
‥‥……………━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
もちろん、常に納得できる選択ばかりできないかもしれません。
それはその通りだと思います。
ただ、納得できないことばかりやっている、という人の話を
聞いてみると、
 ■ 本当に自分が納得できることを明確にしていない
というケースが、少なくないんですよね。
自分はこう生きる、自分はこう判断する、という、明確な
軸をきちんと持たないまま、目の前の仕事などに対して、
ただやりたくないといる理由だけで
 「納得がいかない仕事はしたくありません」
と言ってしまう。
今回私が言っている納得で選択しよう、ということは、
決してそういうことを言っているわけではありません。
人生の選択肢を納得で選択する、ということは、選択後の人生に
120%の責任を負うと言うことであります。
そして、そういう選択をするためには、自分自身の軸をきちんと
作っていく必要がある、という訳なんですよね。
飛雄馬も一徹も、人間としての弱さは持ち合わせつつも、自分の
軸はしっかり持って生きていこうとしています。
(もっとも、この頃の飛雄馬は、まだ成長途中でもあり、
 軸が揺らぐことはよくありますが)
だから、是非、軸をきちんと作るつもりで、自分の価値観や
信念というものに向かい合ってみてくださいね。
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  ● 編集後記
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今日は、久しぶりに一日事務所にこもってお仕事でした。
まだパソコンが完全復活していませんので、作業をするたびに
あのツールがない、このツールがない、と滞ってしまいます。
でも、今の時代はいいですよね。
ほとんどのソフトをインターネットで入手できますから。
どこにあったか探すのも、以前と比べて楽ちんですし、
ダウンロードもめちゃ早い。
これが、15年前くらいだと、一つソフトを手に入れるのでも、
数時間かかってしまうなんてことザラでしたからね。
ということで、そろそろ本の原稿が締め切りなので、
今週末は気合い入れて書かないと。
さて、我が家の昨日のネコブログ。
やらせとか言われてますが、私なりに協力してるんですよ。
ていうか、「現場の人間」って、いったい何だ?
 → http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090626.html
 
 
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