おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
来月の7月18日に、「高品質セミナー作成講座」を
開催いたします。
セミナーを開催されていらっしゃる方、研修講師の方、また、
自社内で講師を内製化しようとお考えの教育担当者の方で、
★ 受講者の成長を促すことを本気で考えている方
は、是非ご参加ください。
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さて今日は、ネットで見つけたちょっといい話を
ご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● ほしかったバイク
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ちょっと長いですが、とってもいい話だなあ、と思ったので、
せっかくだから全文掲載させていただきますね。
元の話は2チャンネルに投稿されたもののようです。
ではどうぞ。
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とある中古のバイク屋で店員をしていた。
バイクは特に好きでも嫌いでもない。
金があれば欲しいな程度にしか思っていなかった。
免許も車に付いてくる原付しかない。
しかし出張で東京の方の店舗へ1週間ほど行ったとき、
それまでは内勤の事務作業だったのだが初めてバイク屋
として売り場へ立った。
そこでは、様々な人生模様があった。
はっきり言ってそこのバイク屋はメーター戻しをしたり、
金をもらっといて納車整備はしない、なんてざらにあった。
そんな所に客がかなりくるんだよまた。
ある時、子連れの夫婦が来た。
じっと見てると何やら口論している。
「あんた、これ全部で100万以上するじゃないの」
「いや、ほんと仕事も頑張るから、お願い!!」
「パパ、これ買うの??後ろに乗せてね」
のような。
その人が見てたバイクはZ2、珍車ではない。ノーマルのやつ。
聞いているとその人が学生だった頃に先輩が乗っていて
それを借りて初めて乗ったバイクなんだって。
ずっと憧れてて、ずっと欲しくて探してたらしい。
うちのショーウィンドウで見かけた時は本当に大喜びしたみたい。
長々と奥さんを説得するだんな様。
そんな旦那さんを見かねて少し仲介に入ってあげた。
「すいません、もし今乗っているバイクがあれば
下取り価格という事で安くは出来ますよ、ありますか?」
「ありますあります!!今から乗ってきますから待っててください。」
興奮したような旦那さん、奥さんと子供を置いて取りに帰った。
待ってる間、奥さんと子供にコーヒーとジュースを出してあげた。
奥さんは
「あんな何十年も前のバイク出してもお金がかかるのに。
ごめんなさいね」
と言ってた。
私は
「見てみなければ分からないもんですよ」
と返した。
実際に私もそんなに期待はしていなかった……
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● バイクに流す涙
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20分ほどして旦那が戻ってきた。極上のCBX400Fに乗って。
マフラー以外ノーマルで乗ってて、多少の傷はあるものの見ただけで
分かるほどの洗車と整備を怠ってないバイク。
店に出せば100万以上の値はいくだろう。
業者間オークションでも80万以上。
私は
「じゃあ、このZ2とこのバイク。差額20万円でいいですよ」
と。心情的には差額無しで行きたい所でしたが無理でした。
奥さん、大声で
「これが80万円の価値があるの!!?」
とのたまわった。
そのとき、旦那は涙を流していた。
正直その時私にはそれが理解できなかった。
「大切にした甲斐があった、売る為に買ったわけじゃないよ
ありがとうありがとう・・・何年もありがとうな、ごめんよ」
新しいバイクを手に入れる代わりに思い出の詰まったバイクを
私ら業者に売る時の気持ち、どんなだろう。理解できなかった。
私にとって「機械」だったバイクにここまで真剣に涙を流せるなんて。
しかし旦那が言った一言
「どうかこのバイクを次も大切にしてくれる人の所へ売って下さい
お願いします」
っと。
私は涙がポロポロと出てきた。
今まで何台ものバイクを引き取って事務処理をして、
廃車手続きをして解体したり次へ売ったりして、
感情を失っていたのかもしれない。
私は店員なのに一緒に泣いた。
「すいません、お客さんの前なのに。。」
旦那さんは手続きをすませ、帰った。
私はその夜CBXとZ2を丁寧に洗車した。
Z2には
「次のお前の主人、いいやつだぞ~」
と。CBXには
「今まで可愛がってもらってたんだなぁ~次もそうだと良いな」
と思いつつ、はたから見れば薄ら笑いを浮かべつつ洗車をする
私は気味が悪かったと思います。
あまり泣けないですし、私の体験談ではないのであれですが。
色々と教えてもらった経験でした。
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今日のトーク術・まとめ
仕事とは、商品やサービスに人の想いをのせていくもの
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このバイク屋の店員さんは、自分の仕事を、単なる
ものとお金のやりとりだけと理解していて、働く意識も
あまり高くはなかったようですが、一人の男性の想いに
触れて、考え方を改めました。
私たちも、ともすると、仕事の忙しさに流されて、
ものやサービスとお金が行き来するだけと考えて
しまいがちになることも多いでしょう。
しかし、どんなものにも、きっと、作った人や提供した人の
想いもあれば、それを受け取る人の想いもまたあるはずです。
つまり、私たちが日々取り組んでいる仕事とは、
★ 両者の思いの架け橋を行うこと
である、と考えることも、できるかもしれませんね。
できるだけ、すてきな架け橋をしてあげられるような、
そんな仕事ができるよう、お互いにがんばっていきましょう!
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● 編集後記
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事務所にある台所の水はけがが悪いんですよ。
どうもパイプが詰まり気味で、ちょっと水量を大きめにして
食器などを洗うと、シンクに水がたまってしまうくらいでして。
まあ、事務所自体も古いし、仕方がないかなあ、
と思ってたんですが、試しにパイプのぬめりやつまりを
とるという洗剤を買って試してみたんです。
排水溝に洗剤を入れてしばらくほおっておいて後で水を
流すだけ、というやつですね。
こすりもしないで放っておくだけでつまりがとれるなんて
自分としては信じられないので、正直期待してなかったんです。
しかし、30分ほど放置して水を流してみてびっくり。
今までの流れの悪さが嘘のように、水がどんどん排水溝に
吸い込まれていくじゃありませんか。
トイレに使ったら、今までこすってもなかなか落ちなかった
水垢が、放置している間にきれいになってしまいましたし。
最近の水回り用品のパワー、恐るべし。
さて、我が家の昨日のネコブログ。
啓介の子供の頃のとほほ顔。いつみてもいいですなぁ。
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090627.html
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