仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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人への感謝を忘れたときは

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    1回3分でレベルアップ! 相手の心を掴むトーク術      
◆────────────────────── #0459 2009/07/01─◆
 
おはようございます。水野です。
本題に入る前のお知らせであります。
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さて今日は、最近有名になったある歌をご紹介したいと
思います。
では、早速参りましょう!
 
 
━━━━━
  ● 手紙 ~親愛なる子供たちへ~
─────
先日、テレビを観ていたら、樋口了一さんという方が出演されて、
歌を歌っていました。
その歌は、「手紙 ~親愛なる子供たちへ~」という歌。
私、不勉強でこの歌を知らなかったのですが、今テレビやラジオでも
たくさん紹介されているそうですね。
元々はポルトガル語で書かれた作者不明の散文だったそうですが、
樋口さんの友達である角さんの元にたまたま届いたこの詩を、
翻訳して樋口さんに見せたところ、いたく感動して曲にしたそうです。
年老いていく親が、子供たちに宛てた手紙という形で、
とても胸打たれる歌でありました。
曲の動画はこちら
 http://www.youtube.com/watch?v=DNuEUygU1vA&feature=related
歌詞の全文はこちら
 http://www.teichiku.co.jp/artist/higuchi/disco/cg17_lyric.html


━━━━━
  ● 人への感謝を忘れたときは
─────
私が、この歌がすばらしいと思ったところは、年老いた姿と
子供の頃の姿を重ねているところです。
 楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
 お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
 あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由を付けて
 いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを
とか
 足も衰えて立ち上がることすらできなくなったら
 あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
 よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい
の部分を聴くと、もうぐっと胸が熱くなってしまいます。
そして、改めて、
 ★ 自分が人から支えられてここまでこれたことへの感謝
というものを思い起こさずにはいられません。
人は生きている間に、他人から迷惑なことをされる
ことがたくさんあると思います。
そんな状況に出会ってしまうと、どうしてもしかめっ面をして
不快な気持ちを胸に抱いてしまうものですよね。
でも、人間、迷惑をかけずに生まれ、迷惑をかけずに死ぬことは
決してできないんですよね。
自分自身も、過去を振り返れば、たくさんの迷惑を人様に
かけてきて、今があると思うのです。
そんな迷惑を人にかけても、その人がきちんと受け止めてくれたり、
我慢してくれたりしたことがあって、その中でここまでこれた
ということなんだろうと思うんですよね。
だから私は、人への感謝の気持ちを忘れてしまいそうになったとき、
このすてきな歌を聴いて思い出すことにします。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……………‥‥
           今日のトーク術・まとめ
        親は子供に何を期待すればいいのだろう?
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さっきも言いましたが、人は生きている以上、必ず他人に迷惑を
かけてしまう生き物であります。
もちろん、人に迷惑をかけないように生きることは、
とても大切なことだと思います。
しかし、私思うに、もっと大切なことは、人に迷惑をかけずに
生きようとすること以上に
 ★ 人からの迷惑に対して、感謝と許しの気持ちで対応する
なんじゃないかと、この歌を聴いて思ったんですよね。
ただの甘えで他人に迷惑をかけてしまうのは、もちろん問題ですが、
自分なりに努力して、それでも人に迷惑をかけてしまうときに、
それに世の中がもっと寛容であったら、暮らしやすくなるんだろうな、
と思うんですよ。
特に、高齢者の方に多いようですが、人に迷惑をかけることが
悪であると思い込んでいるせいか、自分が困っても助けを求めず、
自分自身で自分自身をとことんまで追い詰めてしまい、最後には
哀しい人生の結末を迎えてしまう、という人は少なくないようです。
  ■ 迷惑は悪
と考えるのではなく、
  ■ 迷惑は人の間に巡るもの
ととらえて、目の前に起きる迷惑を笑顔で受け止めるな人が
増えたら、自分の悩みや苦しみを、ひとりで抱え込んでしまう
人も減るんじゃないかと思うんです。
それは夢のような世界かもしれませんが、この歌を、単なる
介護の話だけでなく、こういったところまでの意味を持って
広がっていったら、すばらしいだろうなあ、と思うのであります。
もし、今あなたが迷惑をかけられている人がいたとしたら、
この歌を思い出して、今日一日だけでいいですから、その迷惑を
優しい気持ちで受け止めてみてはいかがでしょうか?
きっと少しだけ違った風景が見えてくるかもしれませんよ。
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  ● 編集後記
─────
今回の歌をテレビで観た後、都心に出向く用事があり、
電車の中でパソコンを開いたんです。
で、歌詞を観ながら、もう一度この歌を聴こうと思って、
イヤホンを出して、パソコンのジャックにつなぎ、さっき
紹介したyoutubeの動画を再生したんですよ。
だけど、いくら耳を澄ませても、曲が小さな音でしか
聞こえてこないんです。
歌が始まっても、声が小さくて聞き取れない。
音量を一番大きくしても、本当にかすかにしか
聞こえないんです。
さらには、小さい音しか鳴っていないのに、なんか周りが
こっちを注目している雰囲気が。
隣の女の子なんて、本を読むのをやめて、私のパソコンの
モニタをのぞき込んでいます。
おかしいなあ、いったいどうしたんだろうと思って、
いろいろ調べていたら、なんと、イヤホン端子に
指さなければいけないジャックを、マイク端子に
指していていたんですよ。
イヤホンをしていたから、曲がスピーカーを通じて、電車内に
大きな音で流れていたことに気づかなかったんですね。
慌ててジャックをマイクからイヤホン端子に差し替え、
周りにすいませんと会釈をしたら、なにやら不快そうな
雰囲気が。
どうやら、この曲、周りの人も聞き入っていたようなんですよね。
急に止められた失望感の方が強かったようです。
とはいえ、いまさら「もう一回聴きますか?」とジャックを
抜くわけにもいかず、ひたすら小さくなっておりました。
迷惑かけてすいません……
さて、我が家の昨日のネコブログ。
私は虫が苦手なんです。はい。
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