おはようございます。水野です。
本編の前にセミナーのお知らせを。
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さて今日は、最近ブームになっている、餃子の王将に関しての
面白いエピソードをお話したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● 餃子の王将 ちょっといい話
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今や、中華料理のチェーン店として一番勢いのあるとも言える
餃子の王将。
なにせ、この不況下の中、全店黒字という結果を出して
いるそうです。すごいですね。
また、テレビなどでも、いろいろ取り上げられていますよね。
そもそものブームのきっかけとなったのが、「アメトーーク」
という番組で、「餃子の王将芸人」という回が放送され、
それがきっかけで一気に火がついたようです。
また、カンブリア宮殿でも、その経営手腕のすばらしさが
取り上げられていますし、つい先日は、「シルシルミシル」
という番組でも、取り上げられていました。
私、お店の存在は以前から知っていましたが、そんなに
良いお店だったとは知らなかったので、お店に行ったこと
無かったんですよね。
でも、これら番組を全部見て、是非一度食べに行きたいと
思うお店になりました。
とはいえ、近所にないもんで、またいけてないんですけど。
さて、この餃子の王将の繁盛の秘密ですが、カンブリア宮殿を
見ていると、本当に食べ物屋の王道を進んでいっているようですね。
チェーン店であるよりも、「お店である」、ということにすごく
こだわりを見せているようです。
通常、チェーン店の場合は、メニューやサービスなどを
統一するということをやっていますが、餃子の王将の場合は、
かなり、お店の側に裁量権があるようです。
ですから、ここでしか食べられない、というようなメニューや
お店独特のサービスなども結構あるようで。
有名なところでは、お金のない学生さんのために、30分皿洗いを
すればただで食事が出来る、といったようなサービスをしている
お店があります。
ほかにも、信じられないほどの大盛りメニューや、浴衣を着てきた
女性には1品サービス、といったような、赤字も辞さず、という
位のサービスメニューなどもあるそうで、本当に面白いですね。
さて、そんな餃子の王将ですが、ちょっといい話を見つけました。
これは、伊集院光さんのラジオ番組「伊集院光の深夜の馬鹿力」で
お話されたそうです。
とあるテレビ番組で、制作予算がなかったために、餃子の王将に
商品のスポンサードをお願いしたそうです。
普通、番組のスポンサーとなると言うことは、対価を払うわけ
ですから、番組のターゲットは誰かとか、視聴率はどれくらいか、
ということを聞くんじゃないかと思うんです。
しかし、王将は、そういったことを一切聞かずに、ある質問を
したそうです。
そして、その答えを聞いて、賞品となる餃子の王将の商品券を
あっさり提供したそうです。
私は、その質問を聞いて、素晴らしいなぁ、と思ったんですよね。
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● 常に理念とともに行動する
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企業理念というものがありますよね。
もう少し柔らかい言い方をすれば、この会社が社会にあるための
想い、といってもいいでしょう。
これって、たいていの企業では、単なるお飾りとなってしまって
いるようです。
たぶん、街ゆくビジネスパーソンに対して、
「あなたの会社の企業理念を教えて下さい」
と聞いたら、答えられない人は多いんじゃないかと思います。
さらに、それを答えられる人に対して、
「その企業理念を、毎日のビジネスの中でどう活用してますか?」
と聞いたら、たぶん、ほとんどの人が答えに詰まると
思うんですよね。
研修などで、受講生の方たちの話を聞く限り、
■ 日々の業務に、企業理念を活用する
という意識を持っている人は、皆無に近い状態です。
でも、本当なら、企業理念って、会社の存在意義でもあり、
日々の仕事を行う上での判断基準にも使われるほどのもので
あるはずですから、企業理念を使わない、ということは
あり得ないはず。
でも、実態は、企業理念は飾り物であり、実際の仕事に
企業理念が反映されていないという状態の会社は、
多々あるようです。
しかし、餃子の王将は、この点がとてもよくできているようです。
王将のホームページには掲載されていないのですが、
このチェーンの想いのひとつとして、
「頑張る若者を応援する」
というものがあるんですよね。
学生専用の大盛りメニューや、30分皿洗いすればただ、
といったところにも、この想いというものが現れています。
そして、先ほどの話しでありますが、商品提供を依頼してきた
番組の担当者に、王将が質問したこととは、
「お宅の番組は、頑張っている若手を応援していますか?」
というものだったそうです。
その番組では、メジャーな番組にはまだ出られないような無名の
若手芸人を登用することで成り立っている番組だったそうで、
それを伝えたところ、
「頑張る若者を応援するのが王将なんでそれなら提供しましょう」
ということで、商品券の提供が決まったそうです。
こうした、企業理念(=会社が持つ想い)というのは、
通常の仕事に現れ、そしてそれが具体的な形となって
しかるべきものなんですよね。
何かを行うとき、必ずその想いに照らし合わせて、その想いの
ためになるのであれば、積極的に取り組む。
そして、その想いを具体的な形として、社会に提供していくように
活動していく。
そういう観点で考えると、
★ 企業理念とは、日々のビジネスで活用するもの
であって、単なるお飾りじゃないんですよね。
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今日のトーク術・まとめ
企業理念はお飾りではなく、日々のビジネスに活用するもの
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「そんなこと言っても、うちの会社の理念って雲を掴むような
曖昧で抽象的なものだからなぁ」
という人もいるかもしれません。
確かに、そういう企業理念も多いですよね。
その場合は、ぜひその雲を掴むような企業理念を、
★ あなた自身の手で血肉化
させてください。
そして、それを自分のビジネスの指針としてしまえばいいのです。
勝手にそんなことしていいのか、と思う方もいらっしゃる
かもしれませんが、雲を掴むような曖昧とした企業理念
を明確にしないまま、日々の仕事を流していってしまうより、
よっぽどましだと思います。
自分なりに作り込んだ理念を持ってビジネスに取り組んで、
もし問題があるようならば、そのときには周りがなんか言って
くるでしょう。
でも、きちんと考えて血肉化した理念ならば、それはあなた自身の
働きがいにもつながり、会社にとってもよい方向に働くものに
なると思います。
ですから、無意識に流されるような仕事を辞めて、自分なりの
理念を作って、ぜひ一本軸の通ったようなビジネスをやり続けて
くださいね。
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● 編集後記
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ネコ好きゆえに、こんなモン見せられたら、身もだえするくらい
萌えてしまいつつ、かつ大笑いしてしまいますな。
●事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!
→ http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51498030.html
特に「事件解決」の写真は笑ってしまった……
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介、太陽光を利用した戦闘術。賢い。
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