おはようございます。水野です。
本編の前に、9月開催セミナーのお知らせを。
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さて今日は、人を育てると言うことについて、考えさせられる
お話しをご紹介したいと思います。
では、早速参りましょう!
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● クレームを受けた新人営業マン、再度呼び出される
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この間ネットで見つけた、ちょっと素敵なお話です。
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まだ新人営業マンだった頃の話。
回ってた企業に、ずっとうちの得意様である会社があった。
社長とその奥さんで切り盛りしている規模の小さい会社だったが
他ではできないような難しい仕事をこなし、一目置かれていた。
その為、社長はプライドが高くて気難しく、正直
「どうして新人の俺がこんな難易度の高い客に・・・」
と、常にビクビクオドオドしていた。
ある日、その社長から商品クレームの連絡を受け、呼び出された。
初めてのクレーム処理だった為、上司について来てもらおうと
思ったが、
「今すぐ一人で行ってこい」
との事。
クレーム処理スキルは全くないし、いざ社長の前へ行ったら
もうペコペコと頭を下げる事しかできず、対応も何もあった
もんじゃなかった。
そんな俺に飽きれたのか、社長は
「早めに処理しといてくれ」
とだけ言って、解放してくれた。
重い気持ちのまま外へ出ると、うちの会社から携帯に電話が入り
「まだ話があるからすぐ戻ってこい」
と、さっきの社長から連絡がきたとの事。
「えええ、まだ何かあるのかよ・・・」
と、重い足取りで引き返す。
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● だれがその人を育てるのか
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恐る恐る中へ入ると、「あ~、よかった!」と奥さんが
出迎えてくれた。
「お話って何でしょうか?」
と尋ねると、
「忘れ物!」
とさっき俺が座っていたソファを指差した。
そこには、書類の入ったサブバッグが、
俺が置いた状態のままになっていた。
「ごめんね、変な呼び出し方して。
でもバッグ忘れてた事を会社に言っちゃったら、
あなたが叱られるかと思って」
「俺に文句言われたから、頭の中真っ白になってんだろ。
中は見てないから、安心しろ」
奥さんと社長にそう言われ、再びペコペコする俺。
外へ出た時、さっきまでの重い気持ちは吹き飛んでいた。
会社に帰り、上司にクレームの報告をした後、
「実は」
とバッグを忘れた話をした。
すると、上司はこんな話をしてくれた。
「うちの新人は、最初は必ずあの会社の担当になる。
何故なら、うちだけでは教育しきれない事を、
あの会社は教育してくれるからだ。
あの社長には沢山叱られておけ。
懐に飛び込んでしまえ」
営業所を移り、担当が変わってしまった今も、
その会社には時々お邪魔する。
先日は、他業種の新人営業マンと鉢合わせした。
オドオドしている新人に、奥さんは言う。
「ほら、この人みたいにサボりに来る人も多いのよ。
お腹空いたり、嫌な事があったりしたら、うちに
コーヒー飲みにいらっしゃい」
社長は相変わらず厳しい目付きで新人を睨み、
「一杯200円な」
あの会社のコーヒーの価値が、一杯200円なんてもんじゃない事に
あの新人もそのうち気付くのだろう。
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今日のトーク術・まとめ
人は、みんなで育てるもの
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人を育てる責任、という言葉について、よく考えるのですが、
最近、一部の人間だけが負うものではないのでは、と思うように
なりました。
その社員が何か問題を起こした時、その問題の責任を取るのは
所属する会社である必要があるでしょう。
そういう意味では、責任の所在は明確にする必要があります。
しかし、人を育てる、という点においては、ごく一部の人間に
責任を負わせるのは、事実上難しいのではないだろうか、
と思うんですよね。
実際、お客さん商売をする人たちは、お客さんに迷惑を
かけながら、そこからたくさんのことを学んで成長をしていく
わけですし。
もちろん、これは子どもの教育に関しても言えることで、
子供たちを育てるのは、両親だけの責任ではなく、周りにいる
大人たち全員の責任ととらえたほうがいいように思うんですよね。
責任、というと、重たく捉えられてしまう方もいるかも
しれませんが、少なくとも、その人が育つこととに対して、
協力しようという意識というのは持っていてもいいんじゃ
ないかと思うんですよね。
例えば、スーパーのレジ打ちで、研修中のネームプレートを
下げている人がいたら、時間にゆとりがあるなら、そこに
積極的に並んであげる、といったものでもいいと思うんです。
帰り際に、「がんばって腕をあげてね」と声をかけるだけでも
いいんじゃないかと思うんですよ。
厳しいことをいうときだって、不満をストレートにぶつける
だけじゃなく、
「ここで、どういうことを言ったら、この人の成長の糧になるかな」
ということを、ちょっとでも考えた上で怒ってみたりすることも
いいことなんじゃないかと思うんですよね。
若い人たちの至らなさに、いらだちを感じた時は、
「自分たちもそういう思いをたくさんの人にさせながら
育ててもらったんだよな」
と思って、その人の成長の力となるような行動、言動を
ぜひ考えていきたいと、このお話を読んで、改めて思った
のでありました。
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● 編集後記
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今年の夏は久しぶりにそうめんを食べました。
私、麺類は大好きなんですが、細い麺って、あんまり好きじゃ
ないので、そうめんって、ほとんど食べなかったんですよね。
でも、かみさんが食べたいということで、家にいて仕事をして
いたときに、付き合いで食べたんです。
ただ、麺つゆだけじゃ面白くない、っていうことで、
麺つゆに、風味の高いごま油をタラーっと垂らして、
そこに七味を軽くパパッとふりかけて食べてみたところ、
これが旨いこと旨いこと。
かみさんも、「なにそれ、変な食べ方」といってたくせに、
一口食べたら「うわあ~♪」ってなって。
以来、うちのそうめんは、ごま油&七味唐辛子がデフォルトと
なりました。
そうめんを食べるときは、是非お試しあれ。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
プロの目からは、あれだけにていない兄弟なのに
にているところが分かるんでしょうか……
→ http://ameblo.jp/keisukeatumi/day-20090902.html
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