仕事でも、プライベートでも、常に順風満帆、というわけにはなかなかいかないものです。
嬉しい結果が出るときもあれば、残念な結果が出ることもあります。
もし、あなたが、残念な結果に見舞われたとき、感情が著しく揺さぶられてしまい、気持ちがダウンしてしまいがちになるならば、ぜひ、このメルマガのタイトルにあるように、
★ 自分が意識している時間軸を伸ばしてみる
ことをやってみて下さい。
私もそうなんですが、悪い結果に悲観している時、その人が口にしてしまう言葉って、だいたい、
「もうこれで終わりだ」
「何もかもおしまいだ」
「最悪の結果だ」
といったものじゃないでしょうか。
私自身も、結構こういう状況に陥ります。
ついさっきも、チャーシューを作るために、醤油、酒、みりん、砂糖でつけだれを煮詰めていたんですが、そいつを吹きこぼれさせてしまい、キッチンが、砂糖と醤油のタレでベタベタになってしまいました。
その時は、もう、
「うわ! サイアク! もうサイテイ! なにやってるんだよ自分はもー!!!」
って、しばらく盛大にぼやき続けていましたから。
でも、冷静になって振り返ってみると、別に、キッチンが砂糖と醤油で汚れたことなんて、今までの人生の中で最悪最低の出来事でもないわけです。
また、ぼやいていたって、キッチンは片づかないし、早く掃除しないと、砂糖のベタベタが取れなくなるだけです。
ぼやいてなどいずに、素早くこぼれたタレを拭き取り、洗剤をかけてべたつきも拭い去ればいい。
なのに、私は、隣で煮上がっている豚肩ロースのブロックを必要以上に煮続けたまま、ぼやき続けてしまい、復旧に時間をかけてしまい、肉も煮過ぎてしまって、おいしいタイミングを逃してしまったのでありました。
さて、愚痴これくらいにして、話を元に戻して(笑)。
この時のネガティブな結果に振り回されている時の意識を観察してみると、上にも書いたとおり、
■ 悪い結果が出てしまったときに意識がフォーカスし、そこで時間と思考が止まってしまっている
という状態なんですよね。
つまり、未来に向けて意識と思考が向いていない
。だから、無意識のうちに、今この状況が最終ゴールだと思ってしまい、思考停止状態に陥り、その時のネガティブな感情に振り回されてしまうのです。
だから、こういうときは、
★ あくまでも、今この時点は、人生の通過点にしか過ぎない
という意識に、すぐに切り替えていく。
そして、これからなにをしていくのか、今の自分に出来る事は何か、という、未来に向けて、思考をシフトさせる。
こういう思考癖を習慣付けておくことは、とても大切だなあ、と、
「なにやってるのよもー!!」
というかみさんの怒り声を背中に聞きつつ、汚れたキッチンを拭き掃除しながら、やや失敗した作りかけのチャーシューを横目に見つつ、思ったのでありました。
今日のまとめ
・最悪だ、という気持になったら、時間と思考が停止している状態だと気付いて、未来に意識を向け、思考を進めよう。
・タレを煮詰めているときは、絶対にナベから目を離さない!
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