仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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人の心はダイヤモンド、そのこころは……

ダイヤモンドを傷つけることが出来るのは、ダイヤモンドだけだ、という話があります。

人の心も同じで、自分のことを傷つけることが出来るのは、唯一自分だけなんですよね。

誰かに傷つくようなことを言われたから傷つくんじゃなくて、

誰かに傷つくようなことを言われたときに、それを自分が認め、自分はダメで、愚かな人間なのだ、としてしまうから、人は傷つくのです。

例えば、あなたに好きな人がいて、その人に告白したけれど、

「ごめん、君のこと、好きじゃないんだ」

と言われ、フラれたとします。

このときに、フラれて悲しい、という気持ちになるのは良いのですが、

「自分は好かれる価値のない人間だ」

と考えてしまうと、悲しい上に、自分の心を傷つけてしまいます。

例えば、仕事でミスをして、上司に、

「本当にお前はダメなヤツだな!」

と怒られたとします。

このときに、ミスして怒られて悲しい、という気持になるのは良いのですが、

「自分は仕事が出来ない無価値な人間なんだ」

と考えてしまうと、悲しい上に、自分の心を傷つけてしまいます。

思い通りに行かず、悲しいことがあったからといって、自分を傷つける必要はないのです。

好きな人に振られるのは悲しいけれど、それは自分に価値がないからじゃ無くて、ただの好みの違いか、ただタイミングじゃなかった、ってだけの話。

仕事をミスして上司に怒られたのは悲しいけれど、それは自分が無価値だからじゃなく、考え方や方法が間違っていた、ってだけの話。

だから、誰かに何か言われて傷ついたと思ったら、

「あ、今、私は、自分で自分を傷つけているんだな。
だって私はダイヤモンドなのだから。
私を傷つけられるのは、私自身だけなのだから」

と自覚しましょう。そして、

「さて、このまま、私というダイヤモンドを、自らの手で傷つけ続ける?

それとも、私というダイヤモンドを、輝かせていく?」

と、自分の胸に問うてみましょう。

自分で自分を傷つけながら、傷ついた傷ついたと騒ぎ、変えられない他人や機会に固執するか。

または、自分で自分を傷つけながら、被害者意識を持って、変えられるはずの考え方や行動を変えずに、他人に怒られるようなことをやり続けるか。

それとも、それとは真逆の方向に、人生の舵を切り替えて行くか。

自分で自分を傷つけていることを自覚できれば、この選択はあなたの意志で出来るはずですから。


今日のポイント

人の心はダイヤモンド。
傷つけられるのは、自分だけ。


なお、自分責めをついついしてしまう人や、他人の人間性を責めてしま関連した内容として、是非こちらのブログもお読み下さい。

ダメな自分を、他人を、一発で認められる考え方

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