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リーダーは「頑張る」を過剰評価しない

今回は、頑張る、ということが大切だ、と信じ、部下にもそれを求めているが、結果が伴わないと悩んでいる人に向けての話。

頑張る、というものを、あまり過剰に評価しようとするのは、止めましょう。
頑張る、というのは、望む結果を出した後に飲むビールを、ちょっとだけおいしくしてくれる調味料のようなもの。
その程度の意味しか無い、言わば自己満足的なものである、と考えておいた方が、健全にビジネスが出来るでしょう。

だから「頑張る」なんてものを、くれぐれも

・結果を出すために必要なもの

だとか、

・それを示し、他人からの評価を得るもの

などと思わない方がいいでしょう。

他人が自分に対して頑張ることなんか、他人は誰も求めてはいません。
他人が自分に言ってくる「頑張れ!」は、別に頑張って欲しくて言ってるのではなく、

「望む結果を出してくれ!」

という意味で言っているだけ。
そう考えておかないと、無駄な努力とエネルギーを浪費することになりかねません。

大事なことは、いかに無駄な頑張りを排除して、結果を出していくか、ということ。

それでもなお、頑張る、という言葉を使うのであれば、

・認められるために頑張る

は、絶対的にNGであり、正しくは、

・認められる結果を成すために頑張る

だということを踏まえておきましょう。

要するに、「頑張る」は、他者からの評価対象となるものでも無ければ、求められているものでもありません。
あくまでも、物事に取り組む人が、各々自分の内側で持つ心の姿勢でしかないのです。

なので、リーダーの人たちは、部下たちに頑張ることを求めたり、頑張ることを評価しては絶対に行けません。

頑張ることを評価してしまうと、部下たちは結果を脇に置いて、頑張ることをアピールして来るようになってしまいかねません。

あくまでも、評価は結果で行うこと。

そして、指導する場合は「頑張れ!」と言いながら指導するのではなく、頑張らさせずに結果を出せるようには、どうしたらいいかを考えて指導していきましょう。

冒頭でも言いましたが、リーダーは、そう考えておいた方が、チームの仕事が健全に廻っていくようになると思いますよ。

自分も、周りも、できるだけ無駄な頑張りはさせないように、頑張る、と言うことを過剰に評価しないでくださいね。


今日のポイント

・「頑張る」は単なる自己満足であり評価対象でない
・頑張ることではなく、結果を出すことにエネルギーを注ごう
・リーダーは、できるだけ頑張らずに結果を出せるよう部下を導こう


 

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