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科学的人材育成法 観察編

今回は、前回のブログの続きであります。
まだお読みではない方は、先にこちらをお読み下さい。

どんな人でも育てられるようになる、重要な考え方

さて、では、この科学的なプロセスである観察、分析、仮説、実験、ですが、それぞれのパートでの注意点を考えてみます。

まず、観察のパートですが、成果が出ない下を育てるには、という状況であれば、このときに、確認するべきポイントは次の3点です。

1.求められているゴールをどのように理解していたか?

2.ゴールに至るプロセスを、どのように具体的にイメージしていたか?

3.そのプロセスを実践するに当たって、何らかの障害があったか?

この3点にフォーカスしながら、部下とのコミュニケーションを図っていきましょう。

なぜなら、部下が成果を出せない理由は、この3点のいずれか、または複数項目に、何らかの問題が起きていたからです。

なので、成果を出せる部下を育てるには、この3つのポイントの、どこに問題があるのかを、部下の言動や考えを観察しながらあぶり出していく必要があるのです。

なお、このときに絶対にやってはいけないことがあります。

それは何かというと、

★ 善悪・正誤のジャッジを行う

ということ。

このプロセスは、あくまでも観察です。

なので、ここではジャッジを行うのではなく、まずはこの3点についての状況を明らかにするだけにとどめておきましょう。

部下指導が上手くいかないリーダーの話を聞いてみると、かなり早い段階で、善悪・正誤のジャッジをしてしまい、早々に駄目出しをしてしまっているように見受けられます。

ゴールの理解が間違っている!
だから駄目なんだ!

プロセスがおかしい!
だから駄目なんだ!

邪魔が入った、だと?!
言い訳をするな!

といって、ダメだダメだと駄目出しし、こうせい、ああせい、と口を出す。

もちろん、それで部下がきちんと育っているのならば、その部下に限って言うならば、それでも良いのかもしれません。

しかし、それでは育たない、という部下については、あなたの下したジャッジを伝えるだけでは育たないタイプの人間なのだ、と受け入れましょう。

そして、自分が伝えたことを、部下がどのように理解したのかを、まずは観察し、正確に把握する。

その上で、今度はより正しく伝わるよう、指導方法の創意工夫をしていくわけです。

そのための第一歩である観察のプロセスでは是非、性急にジャッジなどせず、曇り無き眼で、部下の状況をフラットに把握し、どこに問題があるのかを、しっかりと見極められるようにしていきましょう。

ということで、次回は、次のプロセスである分析について考えていきましょう。

※補足

ちなみに、このブログを以前から読まれている読者の方は、この観察のプロセスが、私がよく言っている「受容する」ことと非常に近いと思われるかもしれません。

それはもう、全くその通りなんですよね。

ですので、受容する、という言葉がしっくり来ず、観察する、という言葉の方がしっくりくるなら、「受容=観察」と理解して頂いても構いません。

部下とのコミュニケーションの際は、常に、「まずは観察」と、呪文のように唱えながら望みましょう。


続きのブログはこちら

科学的人材育成のお話は、誰に向けて書いたのか?

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