日常の中で、比較的よく使われる、
「力を入れる」
という言葉は、一般的には、そう悪い
言葉ではなく、むしろ良い言葉として
扱われることが多いですよね。
なんか、やる気に満ちていて、前向きな
イメージを感じる、という人が多いの
ではないでしょうか。
しかし、この力を入れる、ということ
良い事ばかりではありません。
特に、結果を出す必要があるときに、
この「力を入れる」ということをして
しまうと、かなりの確率で失敗しますね。
それはなぜか。理由があります。
そもそも、結果を出すためには何が必要か
というと、
★ 自分の能力を最大限に出す
ことですよね。
つまりこれは何かというと、力を入れる
のではなく、力を出す、ということなん
ですよね。
いや、力を出す、ではまだ違う。
もっと正しく言うと、
「力が出る」
という状態が、一番ベストなんです。
出そうとしなくても、自然と総ての
力が出てしまうというのが、良い結果を
出せる、一番良い状態なのです。
しかし、勘違いをしている人は、そういう
ときに「力入れて頑張ります!」みたいな
事をやってしまう。
そうすると、何が起きるかというと、
★ 心身がリキんでしまう
という事になるわけです。
こういうりきみがでてしまうと、自分の
力が思うように出てこなくなってしまい
ます。
よく、若手の芸人さんが
「爪痕を残そうとして失敗しました」
なんてことを言ってる事がありますが、
これなどまさに、リキんで実力が発揮
出来なかった状態なんですよね。
まさに、爪痕を残そうとして、深い傷跡を
残してしまった、という笑えないことを
していたわけです。
でも、大きな結果を出す人たちは、こういう
ことをよく知っていますので、本番直前は
あえて、自分をリラックスさせていきます。
オリンピック選手などが、試合前の
インタビューで、
「自分なりに、楽しんできます!」
な土という、一見腑抜けたようなコメントを
言ったりしますが、それも自分をリラックス
させ、自分の実力が100%出る状態に持っ
て行かせるためなんですよね。
なので、もしあなたが、何か結果を出さな
ければいけない状態になったら、是非、力を
入れるのではなく、力が出る状態になるよう
リラックスを心掛けて下さい。
また、自分が面倒見ている人が、結果を出さ
なければ池に状況に立ったときには、絶対に
結果を出せ! みたいな、力が入ってリキん
でしまうようなことは、言わないで下さい。
本番直前にリキんで頑張るのではなく、それ
以前の、充分な学びやトレーニング、または
仕込みや準備に、力を入れていきましょう。
本番は、リラックスリラックス♪
ということで、私も、合唱演奏会本番に、
リキんでしくじらないよう、じっくりと
準備に時間とエネルギーを注ぎたいと
思います!
この記事へのコメントはありません。