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痔になって、己の弱さを尻ました ~その2~

前回のお話はこちら

痔になって、己の弱さを尻ました

さて、中野の肛門科を尋ねた私は、先生からの
診察を受けることとなる。

医師を始め、数名のスタッフがいる中で、
尻を出す。

一瞬、恥ずかしさがよぎる。

しかし、このとき、最後の覚悟が
固まった。

恥ずかしくとも、もはや、背に腹は代え
られん。我が身を守るためにも、私は
私の尻を晒す。

私はもはや、誰にでも私のこの裏門を
見せると覚悟を決めたのだ。

だから、恥ずかしかろうがなんだろうが、
見せろというなら奥底まで見せてやる!

やはり、覚悟を決めると、心がぶれない。

このとき私は、普段仕事上で語っている、
覚悟の大切さを改めて体感したのである。

そして私は、毅然とした顔で、ズボンと
パンツをずり下げ、

「さあ、見なさい! これが私のすべてだ!」

とばかりに、得意げに、医師の方へ、
自分の尻を差し出した。

医師は、しばらく私の菊門を見つめ、
しかるのち、触診を始めた。

「ここは……」

と言いながら、私の肉門に指を伸ばし……

「痛い……」

と言いながら、その指を私のおちょぼ口に
ねじ込んできた瞬間、私は、

「ギャー—!!!!」

と絶叫した。

「……ですよねぇ……」

と、医師はその差し込んだ指を抜きながら
言った。

これは痛い。死ぬほど痛い。

腰から頭のてっぺんまで、痛みが走り抜け、
本能的な恐怖を引き起こされて、我慢できず
絶叫してしまったのだ。

これはまずい。

この痛みに、私はどう対処すべきか。

私の頭は、高速回転を始めた。

この痛みに振り回されず、受け入れる
ためにどうしたらいいのか。

40年近く前の生物の知識を引きずり出す。

痛みとは、体内の神経から脳に伝わる、
ただの電気信号に過ぎないのだ。

そして、この痛みが生まれる理由は、
身に迫った危険を脳に知らせるための、
防衛機能なのだ。

確か、そんなことだった様に記憶している。

しからば。

今は、医師の元で、治療・改善して行く
環境下にあるので、危険な状態ではない。

だから、痛みの信号など、脳に送る必要は
無いのだ。

私は、自分自身に丁寧に言い聞かせる。

だからもういい、信号を送るな。休め。
今までありがとう。しばらく休んでくれ。

よし。

パーフェクトなマインドセットだ。

気持ちを整えた私は、さらなる医師からの
追加攻撃に備えた。

医師は、患部を確認するために、何度か
私の薄桃色の火口に指を入れてきた。

「ウギャーーーー!!!!」

「ぐひぃぃぃーー!!!!」

数秒前に行ったマインドセットなど、
なんの役にも立たず、私は、悲鳴を
あげ続けた。

「たかが電気信号だぁ!!」

「今私は100%安全なんだぁ!!」

言葉にして叫んでもダメだった。

痛いものは痛い。

仕方ない。

この痛みは、受け入れて行こう。

どうにもならないことは、とにかく
覚悟して受け入れて行くしかない。

この痛みと、この痛みに耐えられない、
ヘタレな自分を、受け入れよう。

そう覚悟したのであった。

診断の結果、病名は、

「肛門周囲膿瘍」

という事となった。

詳細を知りたい方は、各自ググッて頂き
たいが、要するに、肛門付近にある小さな
穴にばい菌が入り、そこに膿が貯まって、
袋状に腫れ上がっているらしい。

完治させるためには、膿を抜くだけでなく、
袋状になった患部を切り開いて、穴そのもの
をなくしてしまう必要がある、とのこと。

つまり、手術である。

しかも、症状はかなり進んでいるので、
すぐに手術しないと危ない。

本日即入院、即手術でいきましょう。

そう、医師は言うのである。

痛みと、ヘタレの自分を受け入れる覚悟を
決めて、痛みでヘトヘトになっている私に、
さらなる覚悟を突きつけられたのだ。

(続く)

※今日のまとめ※

どんな受け入れがたいことも、
受け入れがたい自分の醜さも、

それが今の状況であり、自分ならば
それはそのまま覚悟して受け入れよう。

※今日のまとめ※

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