仕事上の人間関係や働き方の悩みに、効果があるブログです。時々チクリとしますが、読んで実践すれば、心も楽になり、仕事の成果も変わってきます。

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人に優しくなれない理由

おはようございます。水野です。
今日は、人付き合いに悩んでいる人に向けて、私自身の
悩みを通じて、一緒に考えてみたいと思います。
では、早速参りましょう!
 
 
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  ● たくさんの励ましと、少しの批判が
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一昨日と昨日のメルマガには、本当にたくさんのメッセージを
頂きました。
一昨日の日記
 → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/768827.html
昨日の日記
 → https://mizunohiroshi.m-stn.com/archives/770189.html
その多くが、心温まるような、優しさに満ちたメッセージで
ありました。
そして、ごくわずかですが、手厳しい、批判的なメッセージも
頂きました。
二種類の、相反したメッセージを頂き、本当に色々なことを
考えさせられました。
これから書くことは、優しいメッセージをくださった方は、
ぜひ誤解しないで本意を汲み取って頂きたいのですが、
実は、易しいメッセージを頂いたときに、嬉しいと思った反面、
 ■ そんなに人を甘やかしても良いのかな
と思ってしまったんですよね。
あの、ここで「なんだ、優しい言葉をかけ損だよ」と思わずに
最後まで読んでくださいね。
優しい声をかけてくださったことは、本当に嬉しかったんです。
でも、私にとって一番納得出来たのは、批判的なメッセージの
方だったりするんですよね。
確かに、批判されるのは面白くありません。
でも、自分が逆の立場なら、きっと批判する側に回りたくなる
だろうな、と思うんですよ。
多分、38歳より前の自分だったら、一昨日のメルマガ読んだら、
徹底的に叩くでしょうし、その翌日のメルマガを読んでも、
言い訳の上塗り、と断じて、さらに叩くことでしょう。
ただ、最近は、そういうことをやったとしても、事態が良くなる
こともないし、まったく生産的ではないので、そんなことはしません。
まずは、相手のそういう気持ちを、きちんと受け止めて、
そこから先に向かっていけるように、どうしたらいいかを
気遣いながらコミュニケーションしていくことでしょう。
しかし、それはあくまでも、38歳から、人間関係の改善に、
自分なりのやり方で取り組み続け、世間となんとかうまくやって
いこうと折り合いをつけていく工夫の中で身に付けた、ある意味
技術なんですよね。
だから、本音で言うと、批判したい人の気持ちの方が、
良く解るんです。
今までは、批判したい気持ちになっても、その気持ちを抑えながら、
コミュニケーションを取ることが出来るときも多いのですが、
やっぱり時々我慢できなくなって、人に対して批判的な物言いを
してしまうということもあります。
そんなときは、またやってしまった、と思って反省するんですが、
その反省の仕方もまた、自分を厳しく戒める、といった感じの、
厳しさを持った反省なんですよね。
ということで、最近つくづく、自分には優しさというものが、
足りないんじゃないかと思い、その部分を何とかしたい
ものだなぁと思っているのであります。
 
 


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  ● 人に優しくなれない理由
─────
私に限らず、厳しく人に接する人の話を聞いてみると、
 ■ 優しくすると甘えるのではないか
と考えている人が多いようです。
特に、私の場合は、昔の自分が甘えっぱなしでダメダメ
だったという自覚がありますので、自分を甘やかすと
また昔のダメダメ人間になってしまうのではないかと、
思ってしまうんですよね。
実は、昔は自分をほめてやることすら出来ない人間でした。
これもまた同じ理由で、ほめたらつけ上がるんじゃないかと
思って、厳しく叱りつけることはあっても、ほめることは
出来なかったんですね。
今は、ようやく自分のことをほめてやることは出来るように
なりましたが、最初のうちは、ほめたら自分がダメにならない
かと、おっかなびっくりやってましたからね。
ということで、今ではほめることは無理なくできるように
なったのですが、優しく接する、ということだけは、いまだに
怖くてクリアできません。
で、こうやって考えてみると、常に自分の口から出てくる話が、
 ■ 昔の自分がダメ人間だった
ということなんですよね。
つまり、
 ■ 昔の自分を、いまだに認めもせず、許しもしていない
ということなんですよ。ここが問題なんだな。
だから、ついつい、昔の自分に似ている人などを見ると、
責めたり、批判したくなってしまうわけです。
多分、今回優しい言葉をかけてくださった方たちは、
今の私がまだ出来ていない、自身の持つ弱さというものを
受け入れられた方なのでしょう。
そんな人たちを、私はおおいにリスペクトするとともに、
改めて感謝いたします。
逆に、ここ2日のメルマガに、多少なりとも批判的な意識を
持った方は、ひょっとすると、私の様に、何かしら自分自身の
中に、
 ■ きちんと向かい合って解消した方が良い「何か」
を持っているのかもしれません。
そして、そこときちんと向き合うことを恐れるがゆえに、
人に厳しくなってしまうのかもしれません。
そこをきちんとクリアできたら、ひょっとすると、大きな器を
もった人間になることが出来るかもしれませんね。
私は、そんな人間になりたいものだと思っております。
 
 
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           今日のトーク術・まとめ
    自分の中にある解消すべきものと、きちんと向かい合おう
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今日も含め、この3日間のメルマガを読んで、多分
「講師をしている人なのに、書かない方が良いことを書いているのでは」
と思われた方も、いらっしゃるかもしれません。
確かに、この3日間は、弱みを見せすぎ、未熟さを見せすぎた
かもしれません。
しかし、私は、
 講師は立派な姿を見せることだけに価値があるわけではない。
 立派になろうと日々努力し、成長する姿を見せることに価値がある。
と思って、この仕事に取り組んでいます。
であるならば、私自身も、ここでもう一つ成長するためにも、
自分の中に抱えている、解消すべきものと向かい合っていく姿を
見てもらうというのも、ひとつの講師としてのあり方ではないか、
と思うのですよね。
確かに、イメージが大事だといわれるこの仕事。
もう少しきれいでかっこいい姿を見せた方が、ビジネス的には
成功するかもしれません。
でも、自分なりに考えた、この世に生まれた役割を果たすためには、
 ■ 自分がどれだけ人からかっこよく見られるか
といった、くだらないことよりも
 ★ 自分の生き様が、どれだけ人の役に立ったか
といったところに焦点を当てて生きたいと思っています。
かっこよさを見せて、人の役に立つという役割は、
世界トップクラスの人たちにお任せしましょう。
私の役割は、日々の生活の中で、地道でコツコツ物事に
取り組んでいきながら、ささやかながらもきちんと成長を
遂げていく姿を、身近で見せ続けることにあると思っています。
講師という立場で、こういう姿を見せている人って、あまり
いないようですので、そういった意味では、私の様なやり方も、
案外役に立つのかもな、って思っています。
時間はかかるかもしれませんが、その変化する姿を見て頂きながら、
もし、感じるところがありましたら、あなたも、自分の人間としての
成長を阻害している「何か」から逃げずに、向かい合ってくださいね。
今日のメルマガは役に立ちましたか?
良かったらクリックしてください。
   → http://clap.mag2.com/maedroutri?20090326
  ※コメントも書けるようです。
   もし良かったら一言声かけて下さいね。
 
 
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  ● 編集後記
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ここ数日のメルマガに書いた悩みに対して、そのひとつの答と
なるような本を一冊紹介します。
光と影の法則 心屋仁之助
価格:¥ 1,050(定価:¥ 1,050)
http://www.amazon.co.jp/dp/4766784456/ref=nosim/?tags=mizuno0e-22
一人のOLが、新しい上司が現れたことによって、仕事も家庭も、
全ておかしくなってしまう、と言うところから、物語は始まります。
そして、そのもつれた運命を、ひとつひとつほどいていくうちに
たどり着く、思いも寄らなかった本当の問題。
その問題を、彼女はきちんと向かい合って解決できるのか。
そんな心の芯を打つお話であります。
著者の心屋さんは、私のセミナーに来てくださって以来、
お付き合いがあります。
私は、メンタル系やコーチング系の人を評価することは
あまりないのですが、心屋さんに関しては、
 ★ 自分の家庭の問題を解決した
と言う点において、非常に高く評価しているんですよね。
家庭の問題を解決するのって、結構ハードル高いですからね。
私自身も経験があるので、その大変さは良く解ります。
今回は彼のクライアントさんの実話を元にしたお話だそうですが、
ここ数日のメルマガに対して、思うところを感じた人ならば、
ぜひ読んでみて欲しいと思います。
私自身も、この時期に、この本を読むことになったことに、
何かの意味を感じているんですよね。
自分自身と向かい合うときの参考にさせていただきます。
さて、昨日の我が家のネコブログ。
啓介とあつみ♂の甘えん坊の姿。癒されますなぁ
 → http://plaza.rakuten.co.jp/mrika/diary/200903250000
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このメルマガは、出来るだけ新鮮な気持ちをお届けしたく、
基本的に毎日書きためをせずに書いております。
新鮮さが売りであるがゆえ、時には体調が万全でないときに
書くこともありますし、時間に追われ、慌てて書くこともあります。
そのせいか、時々文章がおかしかったり、誤字も多いのが玉に瑕の
メルマガでありますが、毎日、その時の想いをタイムリーにお届け
する、というところを一番大事にしたいと考えておりますので、
そのあたりは、どうかご容赦下さいませ。
 
★☆ 現在、Biz.IDにて週1回連載しています!
 → http://www.itmedia.co.jp/bizid/mizuno_index.html

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