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科学的人材育成法 分析編

このブログは、科学的人材育成法の観察編の次のステップ、分析編のお話であります。
以前のメルマガを読んでいないという方は、こちらから順に読み進めてからこちらをお読み下さい。

どんな人でも育てられるようになる、重要な考え方

さて、観察のあとは、分析のプロセスに入るのですが、そもそも分析とは何でしょうか。

大辞泉によると、分析とは、

1.複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分けその構成などを明らかにすること。

2.哲学で、複雑な現象・概念などを、それを構成している要素に分けて解明すること。

3.物質の組成を調べ、その成分の種類や量の割合を明らかにすること。

とあります。

要するに、大きくざっくりと捉えているものを、粒度を細かくしていきながら、物事を理解していきましょう、ということですね。

では、この分析を、何に対して行うのか?
話の流れ的には「部下を分析する」と思われるかもしれませんが実は違います。

分析すべきは、育てる側である、あなた自身のことを分析しなければいけないのです。

観察編の中で書きましたが、仕事が出来ない部下は、

1.求められているゴールをどのように理解していたか?

2.ゴールに至るプロセスを、どのように具体的にイメージしていたか?

3.そのプロセスを実践するに当たって、何らかの障害があったか?

このうちのどこかに問題が発生しているから仕事が出来ないわけです。

で、このなかでも、特に、1.と2.の部分が、美味く出来ていないことが原因になるケースがほとんどなんですよ。

で、この問題は、なぜ発生しているか、というと一言で言ってしまえば、

■ 部下の理解不足から生まれるもの

な訳です。

では、この理解不足が、なぜ起きるのか。それは、

■ 部下が理解出来るような説明が出来ていなかったこちらの問題

ということなんですよね。

説明というものは、すれば良い、というものではなく、相手が理解してくれて、初めて成立するものです。

上手く人を育てられない人は、この部分を勘違いしてしまい、説明を作業のように捉えてしまい、説明をした気になって、出来ないことを、相手のせいにしてしまいます。

だから、ここは、

「部下が出来ないのは、自分の説明の仕方に問題がある」

と捉え直した方が、問題解決にグンと近づくんですよね。

では、部下に伝わらない説明は、どこに問題があるのか?

一番可能性が高いのは、

■ 説明の粒度が粗すぎる

ということです。

出来る人の多くは、自分がやっている仕事のプロセスを、きちんと把握していません。

顕在意識レベルでは、かなり大雑把にしか捉えられていないのです。

例えば、打率に悩むバッターに対して、打てる人がするアドバイスに、

「ボールが飛んできたら、それを打てばいいんだ」

と言ったって、それを聞いたバッターが打てるようにはならないですよね。

説明が大雑把すぎるから、何をどうしたらいいか解らないですよね。

だから、仕事が出来る人が出来ない人に教える場合、自分の仕事を、そして、部下に求めているものを、相手が理解出来るレベルまでもっと細かな粒度で捉え直すことが必要なのです。

そのために、先ずは相手ではなく、自分自身を分析しなければいけないんですよね。

そして、自分を分析するためには、先に自分自身を観察する必要がありますので、そちらを充分に行った上で、

1.自分が求めているゴールを、さらに詳細に描くこと

2.ゴールに至るプロセスを、さらに詳細に砕き落とすこと

をやっていく。

そして、その粒度を細かくした内容を、改めて、仕事が出来ない部下に対し、理解出来るように伝えて行く、ということが必要となってくるのです。

ということで、是非あなたも、仕事が出来ない部下の側を問題とせず、そんな部下にも分かる様な粒度で自分が説明出来ていないのだ、と考えましょう。

その上で、自分自身の仕事ぶりや考えを、しっかり観察し、細かな粒度に砕き落とす用に、分析をしてみてくださいね。

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